Wing Brain メールマガジン 第447号
2019/04/14(日)発行



目次
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● 電子出版 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(64) なさ
● うっかりミス等の撲滅(65) なさ
● 連載 第413回 健康で生活するために 体が硬い! ロクスケ
○ 編集後記




● 電子出版
私は日常的に文章を書いており、今はブログや小説などが主となっている。ブログはもう十年以上続けていて、このところ毎日数百から一千文字くらいの文章を書いているし、また小説はもう数十年書き続けていて、短編も長編もある。合わせて一千作になる。一番長いのは四百字詰め原稿用紙一千三百枚というから、我ながらよくまあ書いたと思うが、今読んでみると若い頃の文章はそれなりにみずみずしいとしても稚拙で青臭いのは当然だろう。

更に子供の頃から日記を書いていて今ではPCで書いているが、この日記は忙しかった時などは途切れていたが、この十年ほどはほぼ毎日書いている。

毎日書いている文章はいわば書きっぱなしであり校正も編集もしていないし、後から読み返すこともない。書く目的は自分の考えをまとめるのが目的であり、普段考えをまとめることが苦手な私が必然的に身につけた習慣だと言って良い。おかげさまでほぼ考える速度で書けるので、書いた文章をその場で読んでみると考えが整理できる。これは極めて有効な考えをまとめる手段だと思っている。

最近のいわばラノベなどは、とにかく短文の羅列であり、いわば絵のない漫画のようなもので思考などとは無関係というか、全く読む気にならない。しかし、今の出版社は喰って行くためには売れる文章、つまり考えなくても読める文章しか興味が無いかのようだ。

さて、最近自分で書いたブログや小説を電子出版してみようかと思うようになった。電子出版とは、従来紙の本を出していたのに換わりパソコンで書いた文章をそのまま出版物とする手段であり、なにより手順さえ理解していれば出版自体は数分で可能だし、方法によっては無料で出来るし、そしてあわよくば金になる。ブログやHPでかつて小説を出していたがある時盗作されているのに気がつき、公表をやめた。電子出版なら一般のネット文書と違い、コピーは出来ない。それでお金になるなら、いや多くの人に読んで貰えるなら一石二鳥だと、具体的に考えることにした。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(64)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。



今回も、まずは、前回までと同様、引き続き425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの進捗状況を本記事でお伝えする。以下、今回も定例的に個別にありのまま正直に述べたい。

「(A) 広告関係の下案作り」は今回も引き続きストップしたままだが、引き続き自然に手を付けられるよう、「頑張って手を付けねば」という考えを持たず、気付いた範囲で自己暗示を繰返すようにしている。「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、後述(G)を優先する前提で、引き続きほぼ当日のうちに確実に終えられている。

「(E) 職場の掃除」、「(E') 間接的に(E)に関係するタスク」とも、新年度に入り、いい加減そろそろ再開したいが、まだやや先延ばし状態になっている。また、「(G) 睡眠時間の確保」についても、この2週間は、時間の効率的な使い方の面でやや後退した反省もあり、連動して睡眠時間も少し短くなってしまった。



さて、次に、新年度に入った節目ということもあり、新たな進捗報告の形を今回から試行したい。

今年に入り時間の効率的な使い方を強く意識するようになったことも後押しし、これまでと比べてかなり早めに仕上げられてきたが、残念ながら今回は、たまたま休日の時間を法事等で十分に確保できなかったこと、後の記事(65)の考察に時間を要したこともあるが、中だるみ的な要素も無かったとは言えず、また遅くなってしまった。今回は、発行日4/14(日)に対し、本記事を原稿1通目として4/4(木)に仕上げている。前号分までは、その前の号の発行日には原稿1通目は仕上げられていたことから、理由はどうあれ、昨年以前のペースに少し戻ってしまったと反省している。その反省からの新方式の導入でもある。

以前にも似た形を試行しかけて挫折した経緯はあるが、その日にすべきタスクの数々を盛り込んだ一日の予定表を作り、極力その通りに実行してゆくようにする。その際、各タスクとも、今までの経験から所要時間目安を決め、それを基に予定を組むようにし、実行結果を以下のフォーマットの表に毎日記入することにする。XXは実際に費やした時間、YYは目標の時間を表す。

     A    E    E'    G
04/06金  XX(YY)  XX(YY)  XX(YY)  XX(YY)
04/07土  XX(YY)  XX(YY)  XX(YY)  XX(YY)




(次の記事(65)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(65)
今回も、前々号445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する考察と論述を予告通りに続ける。今回は、本記事は前記事(64)よりもさらに遅れ、小生の原稿2通目として04/06(土)に仕上げた。今回は発行日04/14(日)に対して丁度1週間前、前号446号発行日から1週間を過ぎている。今回は、直前まで業務の締切に追われたため、やむを得ずペースが後退した前号よりもさらに後退してしまった。当初は余裕ができるはずが、後から雑多な用事が休日に入ったこともあるが、正直に振り返ってみると、すき間時間は少なからずあったずであり、それを有効活用できなかったのは大変に悔やまれる。次回以降は、445号までのペースに戻したい。

445号記事(61)までに、感情モニタリング法が喜怒哀楽や欲望・性格面の改善になぜ効果的なのかについて仮説を立ててメカニズム的な考察、補足説明を行った。前号から、これまでの考察を踏まえ、実践的なステップに移っている。



前号記事において、感情モニタリング法を実践する上で、時々刻々の自分自身の喜怒哀楽などの感情的・欲望的な状態のチェックに要する所要時間を安定的に意識し、不快な感情状態であるか否かでチェックの時間を意識的に上手に変動させるため、チェック中に所要時間を心の中で「1・2・3・…」と数え上げる方法を試行していると述べた。その上で、1回当たりのチェック所要時間のみなあらず、前のチェックを終えてから次のチェックを行うまでの時間間隔をも意識し、さらにそのような断続的チェックを何回行うと、何分後に感情状態が変化してくるか(特に不快な感情が鎮まるか)を前々号445号発行日3/17(日)の翌日からデータ採りすることにすると述べた。今回はその進捗報告である。

正直に結論から言えば、上述の全ての内容について細かく正確な数値データ採りができているわけではない。一部はある程度細かく採れてきたと考えているが、残りはかなりざっくりとした大まかな参考数字のレベルである。いきなり完璧なデータ採りは無理としても、段階を経て、時間をかけて徐々に完璧を目指したいと思う。

まず、ある程度細かく採れている点から述べる。前号までに、不快な感情状態の際にはチェックを1秒で切り上げるべきと述べたが、より厳密に言えば、3〜5秒程度は必要であることが分かった。即ち、理性的な自分から感情・欲望的な自分に「今の気分はどうだい?」と問い掛けた際、感情・欲望的な自分から返事が返ってくるまでに3秒程度はかかるのである。返事が返ってきてから、その返事、即ち不快なら不快の感情状態を1秒程度意識するとすると、計4〜5秒は必要になるということになる。

次に、まだ大まかな把握レベルのデータについて述べる(より数値データとしての信頼度を上げるためには、繰返し繰返し感情モニタリング法を実践し、類似の状況下において結果が大きくずれることはないことを立証してゆく必要があろう)。上述の4〜5秒を要しての自分への問い掛けを7回程度繰返すと、(現状ではかなりまだ幅はあるが、概ね30分〜1時間前後に自分の感情状態が変化してくるようである。



今回はここまで。436号記事(44)の予定よりも更に少し遅れるが、次号448号の記事(67)でも、この考察を続けたい。

by なさ




● 連載 第413回 健康で生活するために 体が硬い!
最近額然としたことがある。体が硬い!それも生半可な堅さではなく、これではいずれ日常生活も不便になる。考えてみれば今生活をするための体力は十分にあると思っているし、歩行速度などもかなり速い。力も十分ある。が、柔軟性がこれほど失われているとは思わなかった。

体の柔軟性が失われると、何より怪我をしやすくなる。例えば転んだ時など体が硬ければ受け身が出来ずに頭を打ったりする。重いものを持つ時、立ったり座ったりする時不自然な力がかかって腰を痛めたりする。力士でもレスラーでも体を柔らかくすることが最初に始めるトレーニングだと聞いたことがある。

柔軟性が失われていることは以前から気がついていたが、これほどとは思わなかった。別に体操選手並みの柔軟性は目指さないが、昔の柔軟性はある程度取り戻したい。誰でも同じだろうが、赤ん坊の頃は自分の足を舐めたりしていた(そうだ、自分では覚えていない)し、子供の頃は股ぐらから頭を出すくらいは当たり前に出来ていた。

足を舐めたいとは思わないが、前屈で手のひらを床につけるくらいの柔軟性はほしいと思う。確かに普段の生活でも体が柔らかいと無駄な力を使わないためか、疲れにくいとは言われている。私より遙かに年上の人たちが驚くほど柔らかい体をしているのをネットなどで見ると、確かに若々しいし、動きも軽やかだ。

そこで私も体の柔らかさを取り戻そうと、外を歩きながら人目のないところで大きく足を振り上げたり、上半身をひねったり等をするようになった。家の中でもやっているが、今のところあまり効果が見えない。しかし、一年を目標に体重削減と体の柔軟性の確保を目指したい。とにかく、頭も体も柔らかいに越したことはない。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今の季節、山菜が採れています。とはいえ、わざわざ山菜を採りに行くまでもなく、散歩の途中で道ばたに生えている物を採るわけですが、あまりに身近に生えているので気がつかない物が多いようです。フキ、ふきのとう、イタドリの芽、ノビロ、ミツバ、タンポポ、土筆、アカザ,ヨモギなどなど結構沢山有るし、オオバコなども食べようと思えば食べられます。

■ むろん、絶対に口にしてはならない植物もあり、身近な物ではアジサイなどでしょうか。それと、キョウチクトウは猛毒です。スイセンなども毒だし、その辺に生えているわけではないでしょうが、スズラン、福寿草なども毒です。上記の様な完全に分かる山菜なら、川縁、公園などにもあるので、楽しんでみてはどうでしょうか。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは、4/7(日)です。気が付けば新年度に入り、新元号「令和」も発表され、関東では桜も満開です。小生自身は年度が変わろうと元号が変わろうと、公私ともに何ら今の環境に変化はありませんが、子供たちは学校の学年が一つ上がり、より大人に近づいています。時が経つのがあっと言う間であるなら、子供の成長も本当にあっという間です。

■ あっという間と言えば、気付くのが遅くなりましたが、Wing Brainに参加させていただき、メルマガに原稿を投稿するようになって、今年年始で早10年が経過しています。人様に誇れるような内容の濃い原稿では全くありませんが、継続は力なりと言うように、何事も継続すれば、自分自身にとっての大きな自信につながります。この先も長きに渡り、Wing Brainのお世話になり、微力ながら貢献してゆければと考えております。
(この項、なさ)



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