Wing Brain メールマガジン 第450号
2019/05/26(日)発行



目次
以下のタイトルをクリックしてください。このページ下方の該当する記事にリンクしています。
● 筆記具 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(70) なさ
● うっかりミス等の撲滅(71) なさ
● 連載 第416回 健康で生活するために 徹底的な掃除 ロクスケ
○ 編集後記




● 筆記具
もともと習慣的に文章を書くので、関連して筆記具にうるさくなったのは当然だろう。確かに昔は大量の鉛筆を使っていたしボールペンも使っていた。万年筆も何本も買った。が、今手書きで文章を書くことはほとんど無い。書くとすればメモや何かの伝票くらいで、ほとんどはパソコンで書いている。つまり筆記具を使うことはほとんど無いし、メモや伝票くらいならボールペンが一本あれば足りる。

しかし、昔散々筆記具が目に付くたびに買っていた癖が未だに直らず、また悪いことに筆記具が本当に安くそして使いやすくなったために意識もしないうちに買ってしまうようだ。特にボールペンの進化はめざましく、昔はかすれたりインクが漏れたのが、今のゲルインクのボールペンは安物でも持ちやすくそして書きやすい。インクの詰め替えなどせず、ボールペン毎買っても安いし、そして昔の愛想のないものと違って今のボールペンは最後まで同じように使えるしそして書き心地も良いし手にしっかり来るし、なにしろノック式が当たり前でこれ一本あればメモ伝票、そして手書きの文章や手紙などでも十分だ。それにもかかわらず、以前整理したら鉛筆で数百本、ボールペンがおそらく百本以上、万年筆が二十本くらいあった。書き加えるなら、サインペン、フェルトペン、そして色鉛筆は数百本ある。

今も絵や文章はかなり書くが、本当に筆記具を使わなくなった。それなら買わなければ良いのに、反射的に買ってしまうらしい。さすがに最近は色鉛筆などは買わないが、実際にあれば使いたいとは思っている。が、使う機会もないし、ほとんどお絵かきソフト、CGソフトなどでしか描かなくなっている。

結局筆記具とは私にとって使う物ではなく持つための物になっているらしい。万年筆などそうだろう。万年筆は頻繁に使わないと中でインクが固まりかなり時間をかけて掃除をしないと使えなくなる。したがって、今ではほとんどの万年筆にはインクを入れず洗ったままにしてある。色鉛筆も専用のケースを作って眺めるしかしていない。

使わないのに捨てられない。不思議な物が筆記具だ。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(70)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。なお、本記事は、大型連休で十分な時間を確保できたこともあり、前号記事の仕上げから1週間後の5/6(月祝)に仕上げられている。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日5/6時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。今回は今までの遅れを十二分に取り返す程に大幅に進捗した。

「(A) 広告関係の下案作り」は、十分な時間を確保できたこの大型連休中も敢えて飛ばし、「(C) アプリ作成(プログラミング)」の方を優先した。前回までは外出時などに頭の中で考察する段階であったが、今回はPCに向かってアプリ開発のための(あくまで自分向けのではあるが)手順書・仕様書等の素案を資料としてまとめることができた。資料にまとめられたため、今まで以上に計画的、システマチックに考察・作業を進められると見込まれる。引き続き、外出時に頭の中で考察するのに加え、資料まとめ、アプリ開発(プログラムコード記述)を同時並行で進めてゆきたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、引き続き当日か翌日に済んでいる。「(G) 睡眠時間の確保」は、4月中は不足の状態が続いていたが、大型連休で十二分に回復できた。改めて思ったのは、疲れ過ぎているとすぐに寝られないことがあるということ。連休が終わり、元のペースに戻っても、限られたスケジュールの中で、質の高い睡眠を確保できるよう工夫してゆきたい。

「(E) 職場の掃除」は、前号記事の執筆直後すぐに手を付け、足掛け4日、作業時間として丸2日かけて一気に仕上げることができた。昨年からほぼ停滞していただけに、実に清々しい気分であり、この大型連休中の一番の思い出、功績と言っても過言ではない。単に今まで溜めたものを片付けただけでなく、今後に備えて片付け方や物品の管理方法なども定めることができたため、今後は日々のすき間時間で効率的に進められると大いに期待される。

「(E') 間接的に(E)に関係するタスク」は、この連休中も(E)を最優先したが、(E)が一段落したため、本記事の仕上げ日である連休最終日5/6に少し再開できた。連休後に(E)とともにすき間時間で再度少しずつ進めてゆきたい。



最後に、前回と同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回は2週間平均ではなく、連休中1週間の累積時間である。なお、「(-)」は、特に時間目標を定めていなかったことを意味する。

A    C     E    E'    G
00(00)  90(180)  960(-)  60(60)  3780(-) 単位:分



(次の記事(71)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(71)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。本記事も前記事(70)と同様に大型連休中の十二分な時間を充てられたため、前記事と同じ連休最終日5/6(月祝)に仕上げられている。今回は連休中に前倒しで仕上げたものだが、連休後も引き続き早め早めのペースを維持してゆきたい。



446〜448号記事で述べたように、感情モニタリング法を上手に実践すべく、1回のチェック自体に要する時間、ならびに次のチェックを行うまでに開ける時間を意識し、数値データ採りしている。今回も、それに関しての進捗を述べる。今回は、前号記事(69)の執筆から1週間と時間経過が短く、かつ前記事(70)の文章量が多くなったことから、本記事の文章量は少し短めにする。

前号記事では、好きな風景などの動画イメージを繰返し頭の中で思い浮かべて再生することで、チェックを思い出す頻度自体は上がったものの、動画の想起で止まってしまい、チェック自体まで行かないことが多いことが課題であった。この連休中の1週間で工夫を重ねたことにより、チェック自体の頻度も上げることに成功した。その成功のコツを1点速報的に述べたい。

従来は「今の気分はどうだい?」と自問自答することでチェックしていたが、経験則からすると、「どうだい?」という問い掛けだと、もう一人の感情・欲望的な自分から返答を得るまで5秒程度は要してしまう。5秒程度も要すると、その間に意識が他に飛び、チェック自体が頭から抜けてしまうために、チェックが確実にできない結果を生んでいた。それを改め、「今の気分は良いかい?」と問うことで、返答まで約1〜3秒に短縮できるようになった。それにより、意識が飛びづらくなり、確実なチェックができるようになってきたのである。



今回はここまで。436号記事(44)の予定よりも更に少し遅れるが、次号451号の記事(73)でも、今回の続きとして、感情モニタリング法をより円滑にするための自己暗示をどの程度の頻度で繰返すと効果的であるか等の数値データ採りを実践した結果などを述べたい。

by なさ

by なさ




● 連載 第416回 健康で生活するために 徹底的な掃除
元々掃除は苦手だが、それでは困るのでかなり力を入れて掃除の訓練をした。そのおかげか、自分ではまあまあといえるくらいの掃除は常にしている。が、年がら年中徹底的な掃除をしていたら時間が無くなるので、普段は目に付いた場所をそれなりに片付け、掃除機をかけ、雑巾で拭くくらいのことしかしていない。人様の家では、それこそ虫眼鏡でもゴミが見つからないほどピカピカに磨き上げているお宅があるが、その為に割く時間や労力を他で使いたいので、まあ自分が気にならなければ良い位のレベルだから推して知るべしだ。

ところで、先日風呂に入っている時に風呂場の隅が黒っぽくなっているのを見つけた。備え付けのブラシでこすってみたら少しは良くなったがきちんと綺麗にならない。一度それが気になると何としてもそこを綺麗にしたくなり、古い歯ブラシに洗剤を付けてゴシゴシやったらそこだけは綺麗になったが、風呂場全体の隅々となると到底入浴の途中では出来ない。

改めてみると、天井の隅もそうだし、蛇口も曇っている。蛇口の付け根に黒い汚れが付いている、シャワー金具も同じで、床のタイルの目地(本当のタイルではなく、ガラス繊維入りの樹脂)も汚れている。バスタブの肌も湯垢が付いている。

不思議なもので、結構頻繁に風呂掃除はしていたつもりで、それなりに綺麗になっていたと思ったが,隅々に目をこらしてみると結構汚れが目に付き、一度それが気になるとどうしても気になる。

が、例えば黄ばんだタイル目地やお湯の鉄分が染みついたバスタブは、本当に取るとすれば研磨剤を使うか、サンドペーパーでこするしかなく、そんな事をすると却って汚れが付きやすくなるしそもそも材質を痛める。本格的には床材壁材バスタブを交換しなければ本当に綺麗にはならない。

ということで自分を納得させ、汚れは見ないことにしたが、多分そのように自分を説得する必要はあるのだ。普段は慣れで気がつかないが、一時にすれば家の汚れなどどこにでもあるし気になる。どこで妥協するかが大切なのだとは思っている。それが出来ないと、家中の障子を張り替え、ふすまを取り替え壁紙を貼り替え、壁にかんなをかけ、床を張り替えトイレも作り替えなければならなくなる。最終的には家の建て替えまで必要になる。むろんそんな事は不可能で、慣れる必要があるのだが、どうも私はそのような慣れが不得手のようだ。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 新しく令和の時代が始まり、長い連休の為もあって、かなり日本中が浮き立っているようです。私自身の生活と言えば別に以前と変わった事も無いし、私の周囲でもそうですが、ただ意識の問題なのでしょう。平成時代の三十年間、思い起こしてみれば本当に短い期間だったと思いますね。

■ 子供の頃は時間の経つのが本当に長かったのを思えば、現在の時間経過の速さは信じられないほどです。これは経験に対する評価の違いであり、同じ事を繰り返していれば十回繰り返したことが一回と同じに観じられ、新しいことなら十回が十回と認識されるからです。同じ事でも常に新しい経験として認識出来れば、それだけ長く生きているのと同じと言うことらしいですね。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは5/16(木)です。令和の元号に変わってから早2週間、言い換えれば5月も半分が過ぎました。ロクスケ委員長もおっしゃるように、元号が変わったからと言って物理的に身の回りで何かが変わるわけではありませんが、仕事で書類を書く際に「平成」を二重末線で消して「令和」と書く度に、新しい時代に入ったのだなと感じます。心機一転という意味では良いことだと思います。

■ 去る10連休は結局どこにも出かけませんでしたが、連休明けからの多忙さに備え、日々のルーチンワークのうち前倒しで準備できることを先取りしてやっておくことができ、連休明けの平日が少しずつ楽になりました。10年前は最大の悪い癖として悩んでいた先延ばし癖も十二分に克服できてきたとの自負はあります。
(この項、なさ)



▲バックナンバー一覧へ
△前号へ
★本号の目次へ
▽次号へ