Wing Brain メールマガジン 第455号
2019/08/04(日)発行



目次
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● 依存症 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(80) なさ
● うっかりミス等の撲滅(81) なさ
● 連載 第421回 健康で生活するために 物作り ロクスケ
○ 編集後記




● 依存症
世の中には深刻な依存症があり、覚醒剤依存症などはもう人生を半ば以上放棄した状況と言える。が、それほどではなくともアルコール依存症等も深刻な破綻を人生や家庭にもたらす。同じような物に賭け事、パチンコ、セックス依存症など、数え上げれば切りが無いほど多くの依存症があるが、さらに本人が自覚していない依存症がかなりあると言うことだ。

交友依存症や宗教依存症などがあるが、むろん、人と幅広く交友することは大切だろう。が、他の人との交流のために家族をないがしろにするとすれば本末転倒だが、本人はそれを自覚しない場合が多い。アルコール依存や煙草依存なども自覚していないケースはかなりある。

翻って、私自身を眺めてみると、文章依存症、パソコン依存症、健康オタク依存症などが疑われる。まあ、誰でもそうだが、何かに熱中しその達成感に喜びを覚えるなどは大切なのだが、それと依存症が混同している場合などもあるのかもしれない。私の場合はそれが疑われる。

結局、自分で自覚し、自分でコントロール出来ればまあ問題は無いかと思う。それはまた優先順位の決定にも関係がある。結局、依存症とは、自分の意志でコントロールしたりやめたりすることが出来ない状況まで何かに熱中してしまうことなのでは無いだろうか。むろん、アルコールや煙草、偏食、賭博などは割合自分でもコントロールしなければならないと気づくのだろうが、それがどうしてもコントロール出来ないのが問題なのだ。

私の友人で一日煙草四箱を喫う人物がいる。彼の場合、すでに呼吸器をやられて病院で定期的に治療している段階なのだが煙草をやめる気は無いそうだ。やめることでストレスがたまるなら今の方が良いというのだからしょうが無い。

かつて私は仕事上かなり酒を飲んでいた。毎日おそらく一升酒に近かったと思うし、ウィスキーを一本空けてもそれほどよわなかった。自分でもまずいとは思っていたが、どうしても仕事の付き合いで飲まざるを得ない状況だった(と思っていた)。病院でほどほどにしないと肝臓に回復不能な問題が起きると言われ、なんとかやめようと努力はしていた。

自分ではアルコール依存症なのではないかと思っていたが、或時いきなり酒をやめた。仕事上ずいぶん誘われたが、医者にきつく止められたとの口実で、頑として飲まなかった。そんな事が自分に出来るとは思わなかったが、本当にある日を境に完全にやめることが出来た。

今では肝臓に全く何の問題も無いと健康診断の結果が出ている。

もし自分でやめられないと思っている依存症を自覚したら、諦めずにやめてみることだ。病院やコンサルタントの助言は助けになるだろうが、結局は自分でやめなければならないと言うことだ。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(80)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

なお、できるだけ先延ばしの反対、前倒しで記事を仕上げるよう努めてはいるが、仕事に追われ、今回も本記事は原稿1通目として前号発行日の4日後7/25(木)に仕上げられている。前号よりは回復したものの、次号以降は少しでもより早いペースに戻したいと思う。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日7/25(木)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。今回も前回同様のペースで推移している。

「(A) 広告関係の下案作り」は、前回から更に外注業者との調整等を進めており、業者側が準備に着手し、再開までのカウントダウン状態である。「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、この2週間も自力プログラミングの一歩手前の段階として考察を引き続きある程度進めることができている。ただし、後述の睡眠不足に起因して、集中力がやや落ちている自覚があるため、少し成果という意味では足踏み状態ではある。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、引き続き毎日当日中に終えている。(主にこれにより睡眠時間を犠牲にしている面も否めないが、)ペースとして全く変わりなく、今後も堅持してゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」は、この1週間は家族のスケジュールの都合により、毎朝起きる時間が少しだけ遅くなったため、就寝時間が同じでもある程度はまとまった睡眠時間を確保できている。疲労が溜まっていると前回述べたが、7月半ばの連休とこの1週間の睡眠時間確保で、何とか疲労の蓄積を少しでも解消できればと考えている。加えて、同じ睡眠・休憩時間でも、少しでも昼寝や夜の睡眠の質を高める工夫も必須と考えている。今後はその点に重点的に取り組みたい。

「(E) 職場の掃除」は地道にすき間時間で少しずつ進めている。(E')は前回はある程度進められたが、この2週間は主に睡眠時間確保のため、敢えてストップさせている。



なお、本記事の執筆を仕上げている7/25(木)は、以前と同様に、その日一日にこなすべきタスクをリストアップし、できるだけ計画的、効率的に1日を過ごすよう努めた。5月の連休以降は、このリストアップをやや怠っていたが、前号記事で述べたことを契機に、一念発起して再開した。やはり、これを行うと、1日の過ごし方に緊張感を保て非常に有意義、効果的であると感じている。一点、タスクの達成率をできるだけ100%にすべく、時間配分に余裕を見てリストアップしたつもりが、逆にその時間余裕が仇となり、途中途中で非効率的な時間の使い方をしてしまった反省はある。次週以降は、その点を改善してゆきたい。

最後に、前回までと同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回はこの2週間の一日あたり平均時間である。

A   C    E    E'   G
0(0)  15(15)  15(15)  0(0)  240(300) 単位:分



(次の記事(81)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(81)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。5月連休以降は連続して小生の執筆記事とメルマガ下案の仕上げが遅くなってしまった反省から、できるだけ今回は早めに仕上げようと意識していたものの、仕事量が絶対的に増えたこともあり、今回も本記事の仕上げは発行日08/03(日)の1週間前、7/28(日)昼間になってしまった。前号と同じペースであるが、このペースが定着してしまうのは良くないと考えており、折しも間もなくお盆休みに入ることから、ペースの立て直しを何とか図りたい。

なお、前回までに中断していた休日の一日にこなすべきタスク一覧および予定表を今回は久しぶりに前夜のうちに記し、翌日にできるだけその通りに実行することができた。全て予定通り完璧にできたわけでもないが、少なくとも8割は達成できたことから、一定の進歩であったと考えている。今後は休みの日に必ず予定表を記し、かつ100%達成できるように改善してゆきたい。



さて、446〜448号記事で述べたように、感情モニタリング法を上手に実践すべく、1回のチェック自体に要する時間、ならびに次のチェックを行うまでに開ける時間を意識し、数値データ採りしている。今回は、直接的な成果はあまり無かったものの、いくつか気付いた点があったので、それについて述べる。

まず、今回も不快な感情が続くことはあり、その不快な感情を鎮めるべく、感情モニタリングのセルフチェックによる効果もある程度は確認されたが、それ以上に睡眠時間を十分に確保する方が圧倒的に大きな効果が得られることを再認識した。一般に、睡眠不足が続くと怒りっぽくなりやすいとのことだが、それは全くその通りであったようにも思う。改めて、出来る限りの睡眠時間、および睡眠の質の確保に最大限の力を注いでゆきたい。

加えて、前回まで以上に細かい数値データを採取するためには、セルフチェックを毎日四六時中、高頻度に意識し続ける必要があるとも痛感した。仕事などに集中していると、どうしてもセルフチェックなど他のことは頭から抜けてしまう。思い出す頻度が低ければ、その頻度以上に細かいデータは原理的に採取できないことになる。幸い、上述の通り、休日はタスク予定表を記してその通りに実行する取組みを復活させられたことから、そのタスクの一つとして、可能な限り短い頻度でセルフチェックを実行するという項目を常時含むようにしておきたい。その上で、前号で述べた目標、即ちセルフチェックの回数・インターバル、鎮まるまでの所要時間を一覧表にまとめるという取組みを確実に実行できるようにしてゆきたい。



今回はここまで。次号456号の記事(83)でも、数値データの話を続けたい。

by なさ

by なさ




● 連載 第421回 健康で生活するために 物作り
特に健康を維持していたわけではないが、私は物作りが好きで、それが講じて専用の工作室を作り、様々な工作機械をそろえている。子供の頃からいくつのものを作ったか数え切れないが、とにかく無数に作った。むろん必要に迫られて作った物は多いが、単に作ってみたくて作った物も無数にあり、現在手元に残っている物はほとんど無い。作ってしまえば目的が達せられるので持っている意味が無いからだ。

さて、健康を強く意識する様になって、物作りは結構健康維持に役立っているのではないかと思う様になった。まず、物を作るには色々考えなくてはならない。どうせ専門家でもなし技術も道具も材料もそして環境も限られている。その中で最も効率よく良い結果を出すにはどうすべきなのかを色々工夫するわけだが、それが脳をかなり刺激しているのだろうと思っているわけだ。

私は飽きっぽいので、同じものをいくつも作る気にはならない。商品なら別だが、自分で使うなら一個有れば良いし、作るだけが目的なら作り終えた時に目的も終わる。その為、いつも新しいものを作るわけだが、その為にはそれなりの勉強もしなければならず工夫もしなければならない。それが脳を刺激し活性化させていると自分では思っている。同じことは、例えば文章書きなどにも言えるが、書いた文章が目的なのでは無く、書くことで脳みそに刺激を加えることが目的なのだ。むろん気に入った文章があればそれを何度も推敲し完成に近づけることもある。物作りもまさに同じであり、作品が目的よりも作業が目的の方が結構多い。

その為には普段から何かヒントになることを思いついたら纏めておくために、手帳にとりあえず書き留め、それからそれ専用に用意してあるノートに書き写す。簡単なスケッチなども付け加える。そのような思いつきならその専用ノートにもうびっしりとあるが、その中で実際に作る物は案外少ない。

言い換えれば、実際に作る物はそれなりの推敲を重ねているわけで、仮に作らなくともその推敲が楽しい。多分脳の活性化につながっていると思う。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 人間誰でも年を取ります。例外は無く、私も去年より一年年齢が増えました。しかし、その分先が短くなった様な気が全くしません。現実は短くなったはずなのに、年齢が増えた分先が伸びた様な感覚と言えば良いでしょうか。

■ 今確かに平均寿命も延びましたが、大切なのは体力を持ち続けられることです。前から、金も欲しいけれど健康がもっと欲しいと思いそれに重点を置いていたためか、その甲斐があったと思っています。今の状況でやりたいことがやれるのだから、年齢が増えた分先が伸びたと思うのも当然かと考えています。
(この項までロクスケ)

■ 小生も40代半ばになりますが、以前にも増して自分の健康について考えるようになってきました。お世辞なく、ロクスケ委員長の健康に関するお話を繰返し伺ってきたことに感化されたためと思います。ロクスケ委員長にはとても敵いませんが、まずは食生活から少しずつ改めてゆこうと考えています。

■ 小生はこれまでも、そば・トマトジュース・プレーンヨーグルトを好んで摂取してきましたが、思いついた時に口にする程度でした。それをより計画的に口にし、その分体にあまり良くないものを口にしないようにし、一日あたりの摂取カロリーを抑えてゆければと思っています。もっと言えば、運動と睡眠を毎日さらに増やせればとも思うのですが、仕事の負担をもっと工夫して減らす必要があるため、そのために全力を尽くしてゆこうと思います。
(この項、なさ)



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