Wing Brain メールマガジン 第461号
2019/10/27(日)発行



目次
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● 手抜きの重要性 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(92) なさ
● うっかりミス等の撲滅(93) なさ
● 連載 第427回 健康で生活するために 健康管理 ロクスケ
○ 編集後記




● 手抜きの重要性
一日の時間は限られており、特に年齢を重ねるに従って時間の経過は驚くほど速くなる。それはおそらくその年にならなければ実感が出来ないだろうが、一つは何をしても若い頃ほどテキパキと出来ないことが理由の一つなのだろう。自分ではそれを自覚していない人の例を以前書いたことがある。

と言うことは私もそうなのかも知れないとは思っている。

ところで、毎日やらなければならない雑用は沢山有るが、私は計画的に手抜きをすることにしている。本当は掃除など隅々まで毎日やれば気持ちが良いし、洗濯もそうだろう。炊事もじっくりと手をかければ旨い物が食べられるのだろうが、私は毎日ほとんど同じ物を食べるし、作り置きもする。むろん、私の食べるものが一般的ではないからと言う面もあるが、手抜きを最優先している面もある。

結局、掃除洗濯炊事などは自分なりにかなり手抜きをすることで時間を作り出すことにしている。作り出した時間は、例えば散歩、文章書き、物作り、読書などに充てているのだが、掃除洗濯炊事などを理想に従ってやっていれば自分のやりたいことが出来なくなる。

それくらいなら生活に支障がない程度に一般の家事の手抜きをする方が良い。昔と違い、人付き合いも極めて限られており、お付き合いなどは最小限にしているが、その方が私にとって都合が良い。

むろん、人付き合い、近所づきあいを重視する人は居るし、年を重ねればそれがますます大切になると思っている人が多いようだ。それはそうなのだろうが、私は違う。少なくとも今のところは違う。

と言うことで気がついたら私が一番手抜きをしているのは人間関係だった。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(92)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

これまで、執筆仕上げが度々遅くなった反省から、前々号頃から次々号の記事を常に執筆するペースを維持するよう努めている。前号460号記事は9月の連休の貴重な休日の時間を有効活用し、458号発行日の翌日9/16(月祝)に仕上げた。これと同じペースとして、本記事は2号分前の459号発行日の前日9/28(土)に仕上げている。このペースは今後も維持してゆきたい。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日9/28(土)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、この2週間も自力でできる範囲は時間的な制約から残念ながら進展はないが、外注業者の協力を得て素案が見えてきたため、その業者と話し合い、少しだけ進展が見られた。今後は、この素案を叩き台として、デザイン面の詳細を詰めてゆきたい。本記事を執筆している9月最後の週末で何とか最低限の時間を捻出したい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、(A)と同様に外注業者とのやりとりの面である程度の進展があった。そのやり取りを通じて、半ば強制的に自力でのコーディングについてもごく一部だが何とか進展する格好となった。10月以降も、(A)と同様に外注業者とのやりとりを続け、本格的なコーディングまで進めたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」、「(E) 職場の掃除」は引き続きほぼその日のうちに終えられている。この2週間は、(D)はその日のうちに終えるのを敢えて翌日に持ち越すことが何度かあったが、おかげで睡眠時間を最低限確保できた。(E)は業者とのやり取りが進み、外注化が今回は大きく進展した。この点では前回に続き遅れはなく、予定通り順調と言える。

「(G) 睡眠時間の確保」は、前号段階で再度遅くなりかけていた就寝時間を1時間前倒しする工夫を始めたが、予想通りに2週間を経た現在でも効果は持続しており、再度早めに就寝できている。このペースを堅持してゆきたい。

(E')については、今回も(A)・(C)・(E)それぞれの担当外注業者とのやり取り・自力準備に時間を取られたため、残念ながら9月2回目の連休も時間を捻出できず、今回もほぼ全く進展はない。10月以降の連休時に少しだけでも進展できればとは考えている。



最後に、前回までと同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回はこの2週間の一日あたり平均時間である。

A   C    E    E'   G
5(5)  30(30)  15(15)  0(0)  300(300) 単位:分



(次の記事(93)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(93)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。前々号記事まで当初予定より遅れることが多かったため、出来る限り前倒しペースで原稿を仕上げようと努め、前回は9月の連休の時間を有効活用し、前々号459号発行日の翌日9/16(月祝)に仕上げられたが、今回は連休が終わり時間が十分に捻出できなかったこともあり、本記事の仕上げは10/6(日)になってしまった。

これまで、感情モニタリング法を上手に実践すべく、1回のチェック自体に要する時間、ならびに次のチェックを行うまでに開ける時間を意識し、数値データ採りをしてきたが、458号記事(87)で述べたようにデータ採りの面でかなり直接的な成果が得られ、感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見したため、その後は次の段階の取組みを始めている。即ち、不快な気分に陥った際、まだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるため、あくまで試行錯誤の一環として更なる改良的方法を考案し、実践している。今回もその経過を述べる。



前回から、仕事など何かをしている、または何かに注意が向いている際、常時並列的に頭の中に特定のイメージ画像を思い浮かべ続けるよう試み続けている。

前回記事の段階では、その前記事の執筆から1日しか経過しておらず、連休中であったこともあり、1日経過する中では概ね上手く行った。今回は、その前回記事仕上げ日9/16から3週間も経過したが、やはり100%常時思い浮かべるまでにはまだまだ至っておらず、道半ばではある。

とはいえ、作業と作業の合間や休日の僅かな余暇時間など、少しでも余裕ができた際には、特定イメージ画像の想起と「今の気分は良いかい?」の自問自答を、少なくとも1回は実行できている。とにかく手が空いたら、時間が出来たら、それらの想起・自問自答を繰り返すという意識付けは十分できてきていると確信している。何か特定の物事に没頭しがちな性格だが、途中でふと意識が我に返った際に想起・自問自答ができているので、一日を通じて忘れることはほぼ無い。

なお、上述のように常時100%特定イメージを想起しようと試行錯誤している中で一つ気付いたことがある。イメージをできるだけ鮮明に想起しようと意識していると、自然とトランスの状態に入っていくことがあった。感情モニタリングのみならず、自己暗示の面からも、上述の想起・自問自答に加えて、トランスにもある程度の頻度で入れれば理想的ではあるが、意識せずとも自然と入れるのならば、それはそれで助かる面はある。引き続き、自然とトランスに入る頻度などについても自己観察、研究をしてみたい。



今回はここまで。次号462号の記事(95)でも、上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第427回 健康で生活するために 健康管理
私自身もう若いとは到底言えない年齢だが、体力年齢は結構若いだろうと思っている。その感を強くしたのは、最近数十年来の友人と会った時だ。友人とは言え、遠くに住んでいるので滅多に会うこともなく、時折電話やメールの交換をするのが常だったが、今年の夏、久しぶりに会って驚いた。

彼は私より二,三歳若いのだが、二十代の初めからかなり煙草を喫っていて今でも一日三箱を喫うと言う。また酒もかなり飲み今でも毎日飲んでいるという。見た目にもでっぷりと太り、おそらく肥満も危険レベルだろうと思った。

まあ、人のことだからとやかく言うこともしなかったが、久しぶりだから酒を飲もうと言われ、それは断った。昔は一緒によく飲んだのだが、今は私はほとんど飲まない。では食事だけというのが、天麩羅やステーキで、申し訳ないが到底お付き合いできないし、本来私は昼食を取らないからとまでは言わなかったが結局老舗の豆腐料理屋に行き、ノンアルコールビールでお付き合いをした。

ただ、見た目には肌つやも良いし健康そうなのだが、血圧がとうに危険レベルを超しているしそもそもほんの目と鼻の先に行くにもタクシーを使うので、歩かないかと誘ってみたら、歩くなどかったるくていつもは車で移動している。今日は飲むつもりだったから車で来なかった、と言っていた。

もう良い年だし傍からとやかく言うことも無いのでそれに対し私は何も言わなかったが、友人ながらこのような生活をする人間がいるのだとつくづく思った。彼が言ったわけではないが同じ様な生活をしている人間が、残された短い時間、好きなように生きて楽しんで、その為に早く死んでも悔いはない言うのを聞いたことがある。むろん、自分の人生、一人ならどの様に生きても構わないが、ただそのように生きた人間が天寿を全うするとは限らない。高血圧で心筋梗塞、脳卒中などのリスクは飛躍的に高まるし、それで瞬間的に死ぬならともかく、重い後遺症で動くことも離すことも出来ずに寝たきりになる可能性もある。喫煙で肺がボロボロになりまともに呼吸が出来なくなれば外歩きもままならない。

好きに生きて一瞬に死ぬならあるいは本望かも知れないが、動けなくなって生き続ける可能性があるなら私は御免被る。むろん、どんなに健康に気をつけても事故で半身不随になるかも知れないが、それを言っていたら切りがないし、そもそも健康を保つことで体がそれなりに自由に動き、疲れず、必要な力や俊敏性が保てるなら日々の生活自体が非常に楽になるし、精神面でもその恩恵は計り知れない。

私はかつて酒もかなり飲んでいたが、それを我慢してやめたのではない。酒を飲むよりも飲まない方が快適だからだ。食事に気を遣うことで美食を諦めたというより体力を保つことで普通の食事が美食になる、味わえるならその方がよほど良いと思うからだ。

久しぶりに会った友人を見ながらつくづくそう思ったが、しかし彼に言っても仕方が無いとは思った。実は私の身内にも年だからと色々諦めている者が居る。が、決してそうではないのだと言っても実感できない様で、ただあんたは元気だねぇ、いつまでも元気でいなさいよ、と言われる度にありがとうと言うだけにしている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 年々台風被害が大きくなるようですが、これも地球温暖化の影響で、先月に続き今月もまた大きな台風19号が首都圏を襲い、前回の被害からまだ回復して異な地域にいない地域に更に大きな被害を与え、90名ほどの人々が犠牲になりました。心からご冥福をお祈り致します。

■ 自然災害は必ずまた起きます。日本は世界でもまれなほど台風、地震、火山災害の大きな国です。災害は避けられなくとも、被害を小さくすることは出来るはずです。最終的には個人個人が日頃から備えておかなくてはならないのだと、改めて痛感します。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは10/13(日)です。前日の10/12(土)から未曾有の大型台風が東日本を襲い、甚大な被害が発生しました。被害に遭われた皆様に対し心からお見舞いを申し上げます。昨年までの西日本や九州での豪雨災害、ならびに先月の千葉に甚大な被害をもたらした台風15号に続き、またも大規模な自然災害が我が国を襲いました。地球温暖化の影響を改めて痛感します。

■ 毎年のように災害が起こる度に「数十年に一度の大災害」と言われますが、毎年のように起きていると、説得力がなくなりますね。その言い方は止め、「今までに経験したことのない」で良いと思います。逆に、この5年10年で、大規模災害が全く起きなかった年はあったでしょうか。そちらを数えた方が速いかもしれませんね。
(この項、なさ)



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