Wing Brain メールマガジン 第464号
2019/12/08(日)発行



目次
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● 妄想の勧め ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(98) なさ
● うっかりミス等の撲滅(99) なさ
● 連載 第430回 健康で生活するために 語学学習 ロクスケ
○ 編集後記




● 妄想の勧め
妄想とは現実にはあり得ないことを考える、想像することを言う。通常は、まともな人間はそのようなことをしないとされるし、仮にしてもそれを人に事実として言うことは無い。だが、私は時々だが妄想を妄想として行うことがある。当然ながら、それを他者に言ったり、事実として公開することはあり得ない。

が、考えてみれば普通の人間は寝ている間に夢を見るだろうし、その夢の中であり得ない経験もするだろうが、目が覚めてみればあれは夢だった、で済んでしまう。つまり、人間には無意識にあり得ないことを考える能力があるわけだ。

それを私は意図的にやるのだが、当然ながらそれは現実にはあり得ない妄想であることを常に自覚しながらやる。そうなれば、自分が例えばなりたかった職業で成功したとか、とんでもない才能を開花させたとか、行きたかったけれどいけなかった外国に行ってみるとかそれこそ出来ないことは何も無い。

これは脳味噌の柔軟体操だと思っている。考えても無駄だから考えない、といつも制限していると、脳は考えることをやめてしまう。つまり柔軟性が失われるわけだ。

例えば私は物作りを趣味としているが、当然専門家では無いから技術はないし、専門の知識も無いしそれに加工する機械や道具も無いし本来かけるべき材料費もかけず安い材料を見よう見まねで手持ちの工具や機械で工作するわけだ。とうぜん、専門家が作った製品と比べることなど無駄な物しか出来ないが、そのできばえを妄想で補うと結構満足したりする。これを妄想と言うかどうかはともかく、現実にはとんでもない物が出来ても良い物が出来たと満足できるわけだ。

物作りを趣味とする以上、満足できる物を作りたいのは当たり前であり、別に人に認めて貰う必要など無く、自分で妄想を交えて満足できればよいと言うことだ。

当然ながらそれが自分の本来の仕事なら、そんな事は許されるはずは無いが、趣味で自分だけが満足できれば良いのであれば全く問題は無い筈だ。

ただし、繰り返すが、妄想であることを常に自覚しておくことは大切だ。さもないと、生活自体が破綻する可能性はある。競馬で大儲けを狙って人生を破綻させる、宝くじやパチンコで家庭を破壊するなどもその結果では無いかと私は思っているのだが。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(98)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特に いわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。 これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

これまで、執筆仕上げが度々遅くなった反省から、前々号頃から次々号の記事を常に執筆するペースを維持するよう努めている。464号分の本記事は前号463号発行日の前日11/23(土祝)に仕上げられている。今回は前回記事を仕上げた11/3〜4の後の連休がここまで無く、どうしても時間の確保のために早くできなかったため、ペースとしては前号463号よりも少し遅くなってしまった。次々号記事を常に執筆するペースが少し後退してしまったが、何とか遅くとも年末年始の休みを利用してペースを戻してゆきたい。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日11/23(土祝)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、前回から引き続き、外注業者の協力によりかなりの進展具合であった。前回までよりもさらに細分化して業者発注先を少し増やしたことで、前回はまだ保留状態であった別のデザイン面でも詳細を詰める作業が進展し始めた。前回までの進展箇所もさらに順調に進展している。後述(C)も今回からは(A)並みに進展し始めたため、そちらにもある程度費やす時間が増えつつあるが、(A)も後退させるわけにはいかないため、引き続き時間配分として現状維持に努めたいと考えている。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」については、前回から目に見えた進展があったが、今回はさらにプログラミング作業着手の段階に至ったため、アルゴリズム構築も固まりつつある。このペースで行くと、最低限度の初歩的機能を持ったアプリ構築を年内に完了させるという前回述べた目標を少し前倒しできそうな見込である。その分、年明け以降に予定していた次の段階まで年内に進められそうであるため、年明け以降のロードマップを目下考え始めているところである。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」、「(E) 職場の掃除」、および(E')は、前回までと同様である。前回述べた(E')を外注業者に一部委託する計画が進み、ひとまず業者を一つに絞り、事前のやり取りを終え、発注直前の段階に至った。前回考えていたよりは既製品を使う割合が結果的に減ってしまう見込とはなったが、検討を重ねた結果、既製品では無理との結論になったため、やむを得ないと考えている。次回は発注を終え、作業が進んでいると見込まれる。

「(G) 睡眠時間の確保」は、今回唯一後退してしまったところである。上述の(A)・(C)が特に進展した結果、やり取りに費やす時間が増え、同時並行で進めざるを得なかったため、やむを得ず睡眠時間を削らざるを得なくなった。健康上よろしくないのは百も承知だが、今回ばかりは仕方ないと我ながら考えている。次回までには、何とか以前並みの睡眠時間を再度確保したいと思う。



最後に、前回までと同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回はこの2週間の一日あたり平均時間である。

A    C    E   E'    G
45(45)  45(45)  5(5)  15(15)  300(300) 単位:分



(次の記事(99)に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(99)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。次々号の原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めているが、今回も本記事の仕上げは463号発行日11/24(日)になってしまった。前々号の記事を常に執筆するペースを維持するには、できれば前記事(98)とともに前週11/16(土)〜17(日)に仕上げたかったが、以前のペースに戻ってしまっている。時間を十分取れる日がなかなかないのは相変わらずだが、前記事で述べた通り、年末年始の休暇も最大限に活用しつつ、何とか前倒しペースでの記事仕上げに努めてゆきたい。



これまで、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたため、その次の段階の取組みを続けている。即ち、不快な気分に陥った際、まだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法として、仕事など何かをしている、または何かに注意が向いている際、常時並列的に頭の中に特定のイメージ画像を思い浮かべ続けるよう試み続けるといった手法を考案し、実践している。今回もその経過を述べる。



前回、一時的に仕事などに集中せざるを得ず、特定イメージ画像を思い浮かべられる頻度が一時的に落ちたとしても、時間を作って再度思い浮かべる訓練を短期的に繰り返すことで、ほぼそれ以前の頻度に比較的容易に戻せることを、経験則で得た知見として述べた。

今回は、さらに思い浮かべる頻度を向上させるべく、新たな試みを始めた。即ち、パソコンの前に居る際に、パソコン画面上の一角にそのイメージ画像を実際に表示させたまま仕事を進めることである。極めて単純な方法ではあるが、本記事執筆日の前日11/23(土祝)に継続して実践してみた結果、少なからぬ効果があることが分かった。

従来は、頭の中で特定イメージ画像を頭の中で訓練的に思い浮かべようと努めてきたが、そうすると、慣れないうちはかなり意識的に行わねばならず、意識が他に飛んでしまうと思い浮かべる時間間隔がかなり空いてしまうという問題点があった。

それが、パソコン上に表示させたままにしておくと、仕事の方に意識が行ったとしても、狭いパソコン画面上なので自然と目に入り、いちいち意識しなくともその特定イメージ画像が無意識の次元にすっと刷り込まれるような効果を生むようである。それにより、パソコンの前から離れても、頭の中で比較的に自然とその特定イメージ画像を思い浮かべ易くなるようである。

よって、パソコンの画面に表示させたままにする方法と、(パソコンの前に居る以外の場面で)従来通りの頭の中で思い浮かべる方法とを併用することが、最も効果が高いと考えられる。これが今回新たに得た知見である。



さらに、前回までも最後に述べてきたトランス状態に入る訓練についても、前回以前から少しずつだが知見を少なからず得られている。今回もそれを述べる余力がなくなってしまったことから、再度次回以降に持ち越しにしたい。



今回はここまで。次号465号の記事(101)でも、上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第430回 健康で生活するために 語学学習
近年、日本人は英語を話せなくてはならないかのような風潮が広まってきているのは、私自身は苦々しい思いでいるし、日本人が英語を話す必要など無いと思っている。最近はスマホで日本語と英語を通訳してくれる機能も入れられるし、一般の日本人が外国人と接する機会は、都会ならともかく地方ではほとんど無いと言って良い。貴重な若い時期に使いもしない英語を学ぶことで時間を無駄にすべきでは無い、というのが私の持論だが、むろん、好きで学ぶならそれこそ自分の意志で学べば良い。そうすれば身に付くだろう。仕事で必要な人もそうなってから学んで十分に実用レベルに達するのに1年もあれば十分だと思っている。日本に来る外国人には3ヶ月で普通の意思疎通が出来るようになる人も居る。

さて、それとは別に、私自身は英語を話さなければならない仕事に就いていたので、一時期はそれなりの英語力はあったと思うし、一人で長期出張した時などは一日中英語でしか会話をしなかった。が、その仕事を離れてからは嫌でも英語力が落ちたと自分でも諦めていたが、近年ネット動画などでふんだんに英語に接することが出来るようになってかなり英語力が回復していることに気がついた。

ごくたまに外国人と話すことがあるが、特に不自由も感じないレベルなのに自分で驚いている。が、これも頻繁にネット動画を観たり、映画で字幕の物を、生の会話を聴きながら字幕を見ないで楽しんでいるおかげだろうと思う。

今の私に語学は生活の上では全く必要が無い。が、一つの理由で私は自分の英語力を失わない、出来れば高める努力を今もしている。それは、脳の活性化の為だ。

人間は言語で物を考える。私たちは当たり前に日本語で考えているが、同じことを英語で考えてみると同じ結果になるとしてもその道筋や色づけが異なる事は前から気がついていた。また言語野を使っているのは当然だが、日本語と英語では異なる言語野を使っているとされている。

外国語を使うとは、普段使っていない脳の部分を使うことになり脳に刺激を与え活性化することになる、と言うことを期待して今でも英語、そして他の言語を四つほど(英語には遠く及ばないが)折に触れて聴いたり話したりしている。

実際どのくらい効果が上がっているかは知らないが、自分ではそれなりに脳の体操になっていると思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 毎年言っていることですが、本当に一年の経過があっという間に感じます。今年もあと一月を切り、そして毎年考えるように今年は何をしたろうかと思い返しています。予定した半分も出来ていませんね。

■ しかし、予定したことだけをすれば済むわけではなく予定していなかったけれどしなければならないことは常に出てきます。結局それらをやっているために予定まで時間が回らなかったと考えてはいますが、どうも言い訳めいています。そこで、来年の予定は、それ以外のことをしながらも出来る事に纏めることにしました。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは発行日3日前の12/5(木)です。重ね重ね、時間が経つのは速いもので気が付けば師走となり、小生の大好きな年の瀬ムードになってきました。既に10月にこの編集後記の場で今年の振返りを一足早くしましたが、そこからの2か月を見ても、今年は得るものが非常に大きかったと感じています。

■ ロクスケ委員長もおっしゃっているように、今年はこれをやろうと年始に色々考えますが、なかなか全て実行できません。ロクスケ委員長ご自身もそうおっしゃっていますし、誰でも大なり小なりそうだと思いますが、有限不実行の至らなさは小生自身がずば抜けていると以前から自負?しています。ただ、過去5年、10年で見ると、自分自身少しは進歩してきたかなとも思います。来年はより進歩のある年でありますように。
(この項、なさ)



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