Wing Brain メールマガジン 第469号
2020/02/16(日)発行



目次
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●パソコン生活 ロクスケ
●うっかりミス等の撲滅(107) なさ
●うっかりミス等の撲滅(108) なさ
●連載 第435回 健康で生活するために 時間感覚 ロクスケ
○ 編集後記




● パソコン生活
私は元々が電機屋だったために、個人用のパソコンがまだ売られる前から自分でパソコンを作っていた。もちろん当時はパソコンの中央演算装置、すなわちCPUなどもごくごく原始的な物が売られていたに過ぎないし、あとはトランジスタやICなどを半田ごて片手に自分で組み立てた。モニターなど当然無く、十数個のLED、後には数字の表示LEDを並べて、その点滅で結果を見ていた。キーボードは無く、テンキーであり、記憶装置はメモリーICと言われる物及びカセットテープレコーダ、そしてウィンドウズ等と言うOS(パソコンを動かすソフトウェア)も影も形も無いから自分でニーモニック、後にはMS-DOSという基本ソフトを使って自分でソフトウェアを作っていた。

そして1+1=2等と言う計算をして、答えが出るのを楽しんでいたわけだ。まさか、現在のようなパソコンが出来るとは思ってもいなかった。

それからおそらく三十年以上経った今、気がつけばパソコンを七台持っている。三台はノートパソコンだが二台は自分で改造して使いやすくした物、デスクトップ四台は全て自分で部品を買ってきて組み立てた。とはいえ、基本的な部品を希望する仕様に合わせて選んで組み合わせるだけだが、三十年前会社で使っていた一部屋を占領するコンピュータよりもよほど優れた性能を持っている。むろん、ソフトウェアを自分で作るなども今はほとんどしていない。第一、今の最新テクノロジーに到底追いつけないし、追いつく気も無い。

時代は変わる物だとつくづく思うが、今の若年層はパソコンを持っていない、使えない人が増えているとのこと。全てスマホで済ませているというのだが、図面を書いたり書類を書いたりするのはスマホでは出来ない。

やはり今後もパソコンを使い続けるだろうし、出始めの頃私が買った一式は車を買えるだけの金額が、パソコン、モニター、プリンターなど、さらにソフトウェアの為にかかった。無論性能は今の玩具のゲーム機にも及ばない。

昔は自分でパソコンを設計して部品を集めて作ったのだ、OSも自分でプログラムを組んだ、モニターはなく、記憶装置はカセットテープレコーダだなどと若い人に言っても想像がつかないらしい。

その現在でもパソコンは日進月歩で安くなっている。もう壊れても直して使うより買い換えた方がよほど安くなっている。

やはり気がついたらハードディスクが十個以上たまっていて、中にはもう二度と観ないであろう動画やデータが有る。今は、SSDと言う新しい記憶装置が本当に安くなっているし、USBメモリーでも昔のハードディスク以上の記憶容量が有る。つまりハードディスクはもう使うことが無い。そもそも新しいパソコンでは観られないデータが有るので、古いパソコンも残しているわけだ。が、実際は観ることがない。

今後はパソコンもどんどん安くなり高性能になるだろう。結局また次のパソコンに飛びつくのだろうが、思えば大昔自分で部品を集め設計して作っていた頃の興奮が懐かしい。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(107)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

過去に執筆仕上げが度々遅くなった反省から、ここ最近は次々号の記事を常に執筆するペースを維持するよう努めている。今回も前号468号発行日の3日前である1/30(木)に仕上げられている。引き続きこのペースを維持したいと思う。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日1/30(木)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、前号までの段階で、年末年始も含め、他のタスクに時間を取られ、まだ本格的には自力でも着手できていない旨を述べた。この2週間、特にこの数日でようやく時間的余裕ができたことから、目に見えた進捗が出てきた。この先1〜2週間は比較的余裕があるため(他のタスクで不測の事態が起こる可能性もあるが)、重点的に進めたいと思う。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」については、前号段階で一段落となったことから、その後も最低限度の業者とのやり取り等は行っているものの、予告通りこの2週間は特に(A)の方に時間を割き出している。当面まだこの先、少なくとも1〜2週間はこのままのペースで行く予定である。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は前回までと同様である。(E')は年末年始で一段落したと述べたが、(A)を優先しつつも、残る部分をこの2週間で少しずつだが再度進め始めている。この先2週間ほどの間に、続きの部分も目に見えた進捗があるようにしたい。「(E) 職場の掃除」も、年度末が近づいたことから、尻を叩かれるように、この2週間で進み始めている。これも、(E')と同様に、この先2週間である程度まとまった結果を出したいと思う。

「(G) 睡眠時間の確保」は、この2週間は、少し余裕ができてきたことから、前回並みか少しさらに多い程度に確保できている。前回の反省として、入浴の上で就寝するまでの間、最大で15〜30分間に若干ダラダラ時間を浪費していた面があったため、今回はその点を意識し、少しは時間短縮になったと思う。



最後に、前回までと同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回はこの1週間の一日あたり平均時間である。

A    C    E    E'    G
30(30)  15(15)  15(15)  30(30)  360(360) 単位:分



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(108)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。次々号の原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めており、465号は年末で仕事に追われたため止む無く年末年始休に入った発行日1週間前に仕上げたが、今までのペースを取り戻すべく、本記事は前々号記事(104)、および前号記事(106)に続き、正月1/2(木)に仕上げている。これでしばらくはストック記事を確保できるため、メルマガ下案の作成も時間短縮できる見込である。



これまで、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

今回も、前回記事(106)の続きとして、感情モニタリング法(の改良的方法)と自己暗示との関連性、特に両者を有機的に融合した新たな手法について、特に掘り下げて述べる。



上で新たな手法とは言ったものの、具体的な種明かしをするならば、基本的には自己暗示それ自体と何ら変わりはない。ただ、自己暗示で唱える文、即ち実現したい内容がやや特殊なだけである。

前々号467号で、小生自身が実践している自己暗示の例として、「先が読めるんだよなぁ」「時間を上手く使えるんだよなぁ」「気分が安定するんだよなぁ」といった文を挙げた。それと同様に、「気分のセルフチェックが常時できるんだよなぁ」「(特定イメージ画像が)常時頭の中に鮮明に浮かぶんだよなぁ」「トランスに入る(入りたくなる)んだよなぁ」「自己暗示ができる(やりたくなる)んだよなぁ」などと、感情モニタリング法(の改良的方法)と自己暗示それ自体を実現したい対象として自己暗示をするのである。

それと併せて、「(嫌なことがあった時などに)気分が落ち込んでしまうのは仕方ない。だが、その時に平気でいられると良いんだよなぁ」、あるいは少し複雑だが、「(嫌なことがあった時などに)気分が落ち込んでしまうのは仕方ない。だが、その時に『平気でいられると良いんだよなぁ』という自己暗示ができると良いんだよなぁ」という自己暗示をするようにもするのである。



以下では、これらの方法について、あくまで小生自身の勝手なネーミングであるが、総称的に「間接暗示」と呼ぶことにする。同様に、後者の「(嫌なことがあった時などに)気分が落ち込んでしまうのは〜」の暗示を「不快感情受入れ」と勝手に呼ぶことにする。

これらの間接暗示、不快感情受入れの手法により、小生自身の感触として、感情モニタリング法(の改良的方法)、および自己暗示を行う頻度が加速度的に伸びる効果があることが分かってきた。

では、具体的にどの程度の頻度で上述の方法を実践すると、量的にどの程度の効果があるのだろうか。および、特に不快感情受入れの手法をわざわざ実践するのは何故なのか。これらの疑問については、さらに次号以降で考察・論述したい。



今回はここまで。次の470号の記事(110)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第435回 健康で生活するために 時間感覚
以前も書いたが、時間経過が年齢と共に早くなるのは、子供の頃に持っていた好奇心が無くなったからだ。以前はテレビを観ていたが、気がついたらそれで何時間か過ごし、しかし思いかえしてみてもほとんど何を観たか覚えていない。つまりその間時間を意識していなかったとも言える。

それでは確かに意識しない時間を過ごすことで残りの時間はかなり短くなるはずだ。そう思うと、テレビを観る気が全くなくなったし、その間本でも読んでいた方が良い。さらに文章を書いているのも良い。つまり何かをしているという自覚が有れば、その間の時間経過も自覚でき、時間を意識しないで無駄にすることも無くなるはずだ。

しかし、それが理屈でも現実にそれが続かないのは、つまりは本来やる意味も無い事をやっているからだろうとは容易に理解できる。と言うことで、今私が主として時間を使っているのは、上記の文章の読み書きの他に外歩きでカメラを持ち歩きとにかく何でも写真を撮ること、早足で意識を集中して歩くこと、その間語学や音楽などを聴いていることを心がけている。また現在生活には使わない外国語を学んでいるのは、脳の活性化に有効だからだし、そして今は英語の動画が聴きながら好きなだけ観られるので、実は考えていたよりも役に立っている。

あと、肝心なのは物作りだが、これも本来使いもしない物を作ってみることが目的で作ることも大切だと思う。なにしろ、物作りは本当に様々な工夫が要るので、これも時間を無意識に過ごすことは無い。確かに熱中して何かをやれば時間を忘れるとも言えるが、その間に精神が集中しているなら忘れた時間が無意識に費やした時間と言うことではないだろう。

まあ、私がどれだけ時間を感じながら生活をしているかは、人とは比べられない。が一つだけ気がついたことが有る。

買い物のレジなどで、年配者が金額を言われてから財布を取り出して数えて払い、釣りを貰って数えてから財布に入れてその財布をしまってやっとレジを離れるなどを観ていると、確かに時間感覚がなくなっているのだろうとは思う。また体力も衰えるだろうから、体の動きも遅い。これはやむを得ないが、おそらく脳の中で思考が流れる速度も遅くなっているから買い物のレジでの行動などが出るのだろうとは思っている。

私自身がどうかをチェックし、そうではないようにと心がけてはいるのだが。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 新型コロナウィルス肺炎が日本でもやはり感染が拡大しています。十分に注意しなければならないのは当然ですが、実は毎年日本ではインフルエンザが流行し、年によって違いますが100万から200万以上の患者が出て、100人200人の人が亡くなっています。

■ 今回の新型コロナウィルス肺炎の実態がどの様な物かはまだ分かりませんが、とにかくそのワクチンなどが開発されれば良いのですが。そして毎年のインフルエンザもやはり十分に注意しなくてはと思います。
(この項までロクスケ)

■ 早いもので2月も中旬になりました。この編集後記を執筆しているのは2/14(金)です。今年はうるう年ではありますが、2月も半分が終わってしまったことになります。気が付けば3月、いや4月になっていそうです。今年は異例の暖冬でもあるため、冬らしさをあまり感じずに冬が終わりそうですね。

■ ロクスケ委員長もおっしゃっているように、新型ウィルスの被害は日に日に増しています。実際には、発表されている数字の10倍、いやそれ以上は蔓延しているのではないかとすら勘ぐってしまいます。あくまで確認されている数字ですし、統計学のハインリッヒの法則を踏まえれば、30倍程度はありそうな気もしています。いずれにせよ、可能な限り自己防衛するしかありません。
(この項、なさ)



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