Wing Brain メールマガジン 第470号
2020/03/01(日)発行



目次
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● 断捨離 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(109) なさ
● うっかりミス等の撲滅(110) なさ
● 連載 第436回 健康で生活するために BGM ロクスケ
○ 編集後記




● 断捨離
今結構断捨離が流行しているようで、普段使わない物を纏めて捨てるのがはやっている。確かに身の回りを見回しても、思いつきで買いはしたけれど結局使わない物が沢山有って嫌になることがある。それでもかなり捨てているつもりだけれど、いつの間にかまたたまっていたりする。

ただし、思い切って断捨離をした結果要る物まで捨ててしまって結局また買ったという話もあるので、単に捨てればよいというものではない。よくよく考えて捨てなければならないが、よくよく考えてみれば、まあ捨てるまでもないか、とまたしまい込むことが多い。私は特に多いと思う。

それでも洋服類はずいぶん捨てた。まず年齢のために昔は普通に来ていたシャツやジャンパーなどはいくら何でも着ない。それから、昔は楽に着られたものが、今はサイズ的に無理になって捨てた物も多い。さらに、昔は仕事で背広は必要不可欠だったし、当然ネクタイなどもかなり持っていたが、今背広を着ることは全くと言って良いほどない。体系的にも合わなくなっているので背広はほとんど捨てた。

同様、靴も捨てた。本類などは昔は売ったが、今はよほどの希少本でもない限り、古本など売れる物ではなく、これも残念ながらずいぶん捨てた。今は本自体ネットでダウンロードできるので、読書用の端末におそらく百冊以上入れた物がいつでも持ち出せるようになっている。百冊以上を持って歩くなど昔は想像もつかなかった。普段はPCで読むことが多いが、細かい文字が読みにくくなってきているのでこの方が都合が良く、おそらくPCには書庫の本よりも多くの本が入っているはずだ。到底読みきれるものではないが。

それら以外では、食器や昔の写真、家具などなど、折に触れて捨てているつもりだが、今は何かを捨てるにもコストがかかるので普段の分別ゴミで出せないゴミは結構残っている。全部断捨離できればすっきりするだろうが、それでも私の場合は後で後悔する可能性が高いので、結局断捨離は無理だということだ。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(109)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

過去に執筆仕上げが度々遅くなった反省から、ここ最近は次々号の記事を常に執筆するペースを維持するよう努めている。今回も前号469号発行日の4日後である2/20(木)に仕上げられている。引き続きこのペースを維持したいと思う。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日2/20(木)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、前号で述べたように、少し時間的余裕ができてきたことから、少しずつ進み出している。前回は目に見えた進捗がようやく出てきた旨を述べたが、前号記事執筆時点からはまた別のタスクが発生したため、そちらをある程度優先せざるを得ず、前回までよりは停滞してしまった。その別のタスクはようやく本記事執筆日2/20をもって一段落となる見込のため、また前号までのペースで目に見えた進捗があるよう進めたいと思う。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」については、前号までとほぼ同程度のペースで進んでいる。今回は外注していたものが一つ出来上がったことから、目に見えて一段階進んだことになる。その業者にはさらに次のものを発注しており、このペースで行けば、来月にはさらに一段階進む見込である。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は前回までと全く同様である。(E')は年末年始で一段落し、前号で述べたように、残る部分を進めている。前号段階からはこの(E')を最も進めており、特にこの1週間で最も目に見えた進捗があった。個人的にも達成感が一番あって嬉しい。「(E) 職場の掃除」は、特にこの1週間は(E')を優先したため、前回までよりは少し停滞した。(E)と(E')はある程度連動しているため、(E')を最優先しつつ、連動する箇所から(E)も目に見えた結果が出るよう進めてゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」は、この2週間も前回までと同程度の時間を確保できている。前々回述べた反省点として、入浴から就寝するまでの間の時間短縮は、前回と同程度で推移している。厳しく言えばもう少し短縮できるはずなので、さらに工夫して1分でも多く睡眠時間を確保したいと思う。



最後に、前回までと同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回はこの1週間の一日あたり平均時間である。

A    C    E    E'    G
15(30)  10(10)  10(15)  60(60)  360(360) 単位:分



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(110)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。次々号の原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めており、465号は年末で仕事に追われたため止む無く年末年始休に入った発行日1週間前に仕上げたが、今までのペースを取り戻すべく、本記事は467号記事(104)・前々号468号記事(106)・前号記事(108)に続き、正月1/2(木)に仕上げている。これでしばらくはストック記事を確保できるため、メルマガ下案の作成も時間短縮できる見込である。



これまで、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

今回も、前回記事(108)のさらに続きとして、感情モニタリング法(の改良的方法)と自己暗示との関連性、および両者を有機的に融合した新たな手法について、今回は特に、前回「不快感情受入れ」と勝手に命名した方法について、それを何故実践するのかを掘り下げて述べる。



前々回の記事(106)において、これまで足掛け20年に渡って感情モニタリング法、および自己暗示の方法を実践しつつも、完璧にマスターできていなかった要因として、最大の阻害要因、即ち、意識や興味があちこちにすぐ飛んでしまうことにより、それらの手法を実践することそれ自体を忘れてしまう、もしくはやろうやろうと思いつつ億劫がってしまう、他のことをついやってしまうことによることを挙げた。

「最大の」と表現したように、阻害要因はそれ一点だけではない。特に「不快感情受入れ」の手法に関連するところでは、もう一つ無視できない要因が挙げられるのである。それは即ち、不快感情を十分に受け入れていなかった、言い換えれば知らず知らずのうちに抑圧してしまってきたことである。



これまで、嫌なことに遭遇したこと等により不快な感情に陥った状況において、感情モニタリング法(の改良的方法)を意識的に実践してきた。具体的に言えば、「今の気分は良いかい?」と理性的な自分から感情・欲望的な自分に問いかけ、不快な感情であるとの回答が返ってきた際に、今現在は自分自身は不快な感情なのであると理性的に認知するとともに、意識的に快適な気分になれる特定イメージ画像をその場ですぐ想起するというものであった。

その手順を一定の間隔を置いて何度も繰返すことにより、少なくとも一時的には不快な感情を鎮める効果があった。それで不快な感情がぶり返さずに平穏に推移することも少なくなかったのだが、その一方で、後からふとした瞬間に不快な感情がぶり返し、物に当たるなどの暴挙的な振る舞いをしてしまうこともまた度々起きていた。

その不完全さに当初はかなり悩んだのだが、ある時ふと、「実はこの方法では、不快な感情を鎮めているのではなく、抑圧しているのではないか?」という知見に達したのである。その知見を得た後も、ではどうやって抑圧を解けるのだろうかと更に悩んだのだが、色々と試行錯誤し悩み考え抜いた結果、不快な感情(を持つもう一人の自分)に対して、意識的に認めて、受け入れてあげることが効果的なのではないかと気付いたのである。これが実践する理由である。前号記事で挙げた不快感情受入れの暗示文は、その一例、一端である。厳密に言えば、可能な限りもう少し馬鹿丁寧な受入れ方法をする必要があると考えている。



今回はここまで。次の470号の記事(112)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第436回 健康で生活するために BGM
普段外に出て歩くとき、いつも音楽を聴いている。昔はカセットレコーダーやCDプレイヤーなどを使っていたが、持って歩ける曲数も限られているので、不便だとは思っていた。今はそんな事は無い。胸ポケットに入る小さな音楽プレーヤーにおそらく一千曲以上のありとあらゆる音楽が入っている。いちいち選んで聴くこともなく、ランダムに再生するのを唯聴いているだけだが、それでも気に入った曲は自然に頭に入るようだ。

歩くときだけではなく、家に居るときは普段はラジオをかけっぱなしにしているが、最近は音楽プレーヤーを自作の小型ステレオにつないで鳴らしっぱなしにするようになった。音質を云々するような聴き方ではない。本当に楽しむときは本格的なステレオ(幸い電気関係の自作が得意なので、いくつものアンプを自分で作っているし、中には結構良い物がある。真空管の物やトランジスタの物、そしてICの物など)を使うし、そんな時は正式なカセットレコーダーやレコードプレイヤーにレコードを乗せて聴いたりしているが、最近はそれがほとんど無くなり、音楽プレーヤーにイヤホン、あるいは自作の手のひらに載るようなステレオで聴いている。

まあ、本格的な音を楽しむ、その為に本格的なステレオを使うだけの聴覚が無くなっていると言うことだ。

人によっては、真空管アンプでなくてはならない、レコードでなくてはならない、竹針でなくてはならないとこだわる人が多いが、そういう人たちもそんな事が出来るようになった年齢では聴覚が衰えているから、本当は良い音でもそれを聴き分ける能力はないのが普通だ。あくまで気分の問題なので別に自分が満足すれば良いことであり、私は手軽に簡単に聴ける方法にさっさと切り替えている。音楽そのものを鑑賞するより、音楽で精神的に楽になる方向に移ってきているらしい。

そうやって、今パソコンで文字を入力している背中にオペラカルメンの独唱が聞こえてきている。本格的に音楽を楽しむと言うのとは違うが、それでもまあ良いかと思うようになった。なにしろ、気分的に負担がないのが嬉しい。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今、二月の下旬になって北日本ではまとまった雪が降っているようですが、それも例年ほどではなく、そしてもうかなり溶けているとのこと。確かに今年は暖冬であり、ある面楽でしょうけれど、何か拍子抜けのような気もします。

■ 新型コロナウィルス肺炎感染者が話題になっていますが、毎年インフルエンザがはやる時期で、今期も既に二万人の患者がいて、例年三千人以上が亡くなっています。コロナ肺炎を軽視するわけではありませんが、インフルエンザにも十分注意しなくてはならないでしょう。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは2/27(木)です。関東ではまだ最低気温が氷点下になることもありますが、だいぶ日照時間も伸びてきました。今シーズンは暖冬のため、例年と比べて暖かくなってきたという実感はあまりありませんが、3月になるわけですから、春の訪れは確実に進んでいることになりますね。

■ ロクスケ委員長もおっしゃっておられるように、新型コロナウィルスがまだまだ猛威を振るっていますし、インフルエンザも例年通りに流行しています。小生も仕事時はマスクをしていますが、それでも十分に感染を防げるかは不安です。人との接触を避けるなど、地味ながらできることを最大限するしかありませんね。皆様もくれぐれもお大事にしてください。
(この項、なさ)



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