Wing Brain メールマガジン 第471号
2020/03/15(日)発行



目次
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● 手帳 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(111) なさ
● うっかりミス等の撲滅(112) なさ
● 連載 第437回 健康で生活するために 水分補給 ロクスケ
○ 編集後記




● 手帳
会社勤めをしていたときは常に手帳を持っていたし、それにはスケジュール、電話帳、地図、思いつきなどなどを書き留めるのは必要不可欠だった。しかし、同僚に手帳を持たない人物が居て驚いたものだ。案の定、彼は仕事のスケジュールを忘れる、様々な細かいことを周囲の人間に訊く、約束を忘れるなどなどではっきり言って仕事も出来なかったし信頼もされていなかった。

仕事が出来ないのが手帳を持たないからとは考えなかったが、結局仕事が出来ないから手帳も持てなかったのだろうと思っている。

つまり私にとって手帳は仕事に必要不可欠であり、手帳に書いてあることが上司の指示や同僚、取引先との取り決めの証拠になるのが当たり前だった。そして当然ながら、私生活でも手帳は必要不可欠であり、仕事用と私用の別々の手帳を持っていた。

その後、システム手帳が流行し、いくつか買ってみたがどうも自分の使いたい様な物が無く、結局自分でつくって使うようになった。バインダーはどこででも売っていたし、皮で表紙を作り、中の用紙は自分でデザイン、印刷していた。おそらく三十年位前ではないか。しかし、その後システム手帳を使わなくなり、今はもっぱらメモ帳を使っている。机の上にはそれこそ印刷した用済みの紙の裏を使うA6番のメモが載っているし、普段は外出時に使うポシェットにもA6用紙を綴じた自作のメモ帳を、これも自作の表紙に入れて使っている。

住所録、電話帳はスマホに入れているので、このメモ帳はまさにその場で必要な事を書き殴っているだけであり、後に残す必要のあることはパソコンに書き写している。また、今では持ち歩くことのない自作のシステム手帳に移すこともある。

そうすることで後から無論忘れたことをメモを見て思い出す、確認することも出来るが最も大きなメリットは書くことで記憶が出来る点であって、今メモを使うのはその為と言って良い。

仕事でなくとも誰かと会っているときなどメモを持っていない人はあまり信頼できないと思うことがある。人間性ではなくメモをする必要性を感じていない人の言葉はその場限りのことが多いと思えるからだ。

この習慣はいつ頃ついたか覚えていないが、少なくとも会社勤めをしていたとき、会議や取引先との打ち合わせ、上司から指示を受けるときなどなどそれなりの目立つ革表紙のノートを使っていた。まあ、印象づけの効果も狙っていたが、実際相手の言葉をそれに書き留めると、相手はうかつなことを言えなくなる。その効果はかなり大きかったし、実際上司に、ノートをきちんととることを褒められたこともある。

今の人はスマホで全て間に合わせるようだが、私はスマホとメモ帳、そして記録用のシステム手帳、パソコンを使い分けている。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(111)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

過去に執筆仕上げが度々遅くなった反省から、ここ最近は次々号の記事を常に執筆するペースを維持するよう努めているが、今回も前号470号発行日の4日後である3/5(木)に仕上げられている。できるだけ更に早くしたいが、最低限のラインとして、引き続きこのペースを維持したいと思う。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日3/5(木)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、前号までで述べたように、時間的余裕ができたことにより少しずつ進み出しているが、別のタスク、特に後述(E')を最優先しているため、本記事の仕上げ日3/5時点でもまだ目に見えた進捗は残念ながら無い。ただ、(E')が3/2(日)時点でようやく一段落したことから、3/5以降しばらくはこちら(A)にある程度まとまった注力ができると見込まれる。(A)に時間を割くと言い続けつつズルズル過ぎているため、いい加減まとまった時間を割きたい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」および「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」については、前号までとほぼ同程度のペースで進んでいる。(C)は前号で予告したように、さらに次の発注を行ったため、ほぼ他力ではあるが着実に前進はしている。今年1年、このペースをほぼ維持してゆきたいと思う。

(E')は3/5時点でも最も時間を割いて進めており、前回に引き続きこの2週間でもかなり目に見えた進捗があった。おかげさまでほぼ完成に近づいたと言える。理想を言えば、さらに(E')として追加で続けることはあるが、前述(A)が遅れていることから、そろそろ一段落したいと思う。「(E) 職場の掃除」は、今回も(E')を優先したため、前回と同程度の停滞ぶりである。(E')が一段落してきたため、まず(A)、次に(E)も少しずつ時間を割いてゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」は、この2週間は、前回までよりも少し後退してしまった。(E')に時間を割き過ぎてしまったこともあるが、これまで述べてきた反省点である入浴から就寝するまでの間の時間の浪費が短縮できていないことも大きいので、さらに意識・工夫して、1分でも多く睡眠時間を確保したいと思う。



最後に、前回までと同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回はこの1週間の一日あたり平均時間である。

A    C    E    E'    G
10(30)  10(10)  10(15)  90(60)  330(360) 単位:分



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(112)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。次々号の原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めており、465号は年末で仕事に追われたため止む無く年末年始休に入った発行日1週間前に仕上げたが、今までのペースを取り戻すべく、本記事は467号からのシリーズ記事(104)、および(106)・(108)・(110)に続き、正月1/2(木)に全て一気に仕上げている。これでしばらくはストック記事を確保できるため、メルマガ下案の作成も時間短縮できる見込である。



これまで、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

今回も、前回記事(110)のさらに続きとして、感情モニタリング法(の改良的方法)と自己暗示との関連性、および両者を有機的に融合した新たな手法について、引き続き、前々回「不快感情受入れ」と勝手に命名した方法について掘り下げて述べる。



前回、足掛け20年にも渡り感情モニタリング法、および自己暗示を実践しつつも完璧にマスターできないでいたもう一つの要因として、不快な感情(を持つもう一人の自分)を結果的に抑圧していたのではと気付き、それを意識的に認めて、受け入れてあげることが効果的ではないかと、様々な試行錯誤とともにかなり悩み抜いた上で気付いたことを述べた。今回は、前回の補足説明として、具体的にどのようにして、できるだけ馬鹿丁寧と言える形で、認めて、受入れてあげるのかについて重点的にお伝えしたい。

あくまでも今現在の小生自身のやり方であるが、他人に対して優しい言葉で接するように、自分自身(もう一人の不快な感情を持つ自分)に対して同様に優しい言葉で接してあげるのである。即ち、「そんな嫌な思いをしたら、そりゃ気分も不快になるよねぇ、そうなるのは仕方ないよ。うんうん」などと、時間と労力の許す限り、まず無条件に話を聞いてあげる姿勢を貫くのである。

その上で、最後におまけ的に「できればその際に、感情的に平気でいられると良いんだよなぁ」、あるいは「できればその際に、『感情的に平気でいられると良いんだよなぁ』という自己暗示ができると良いんだよなぁ」という一文を、軽く触れる、添える形にするとベストなのではないかと考えている。



ここで、(自分自身に対してなので、変な話ではあるが、)受け入れる際の言葉遣いに気を付けなければならない。小生自身の経験則からすれば、言い方を間違えると逆効果になってしまうことがあるようである。例えば、「不快な気分になってしまって全然構わない。でも、不快にならないようになると良いんだよなぁ」と明示的に暗示文にしてしまうと、後半の暗示文に狙いがあるとしても、前半の文が過度に積極的・肯定的な認め方になってしまい、かえって不快な気分になりやすくなるようなのである。「そうなってしまうのは、まぁ仕方ないか」くらいに、弱い肯定的な言い方にするのがベストではないかと小生は考えている。



今回はここまで。次の472号の記事(114)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第437回 健康で生活するために 水分補給
以前は一日に四リットルは水を飲もうと決めていた。食事で水分をかなり採る方なので、実際に飲むのは二,三リットルだろうが、大体は緑茶やコーヒーなどで、時たま紅茶を飲む位。しかし、何かに熱中しているとあまり飲んでいないことはある。

それでも夏はからだが要求するから飲み忘れは無いが、冬などは結構気がついたら飲んでいないことがたまたまある。ところで、水を飲まないと確実に体に異変があるようで、近年やたらにこむら返りをするようになった。

こむら返りとは寝ているときなどにいきなりふくらはぎが硬直し息が止まるほど痛む現象であり、たいていの場合は硬直したふくらはぎをマッサージすることで短時間に治るし、後を引くことは無いが、ただいきなり襲われるのでなんとかしたいとは思っていた。

こむら返りの原因を調べてみると、血圧や肝臓腎臓などの疾患などがあるようだが、他に水分不足、運動不足、加齢などがあるし、また原因不明の場合もあるので上記の様な疾患が無い場合、根本的な治療は難しいとなっている。私の場合は毎年の健康診断でこれらの疾患は無く、またむろん運動と言うほどでも無いかも知れないが、毎日数キロ早足で歩いているし、普段も別に不自由なく動けるから運動不足すぎることはないと思う。となると、後は加齢と水分不足だが、加齢はいかんともしがたい。私に出来るのは水分不足の解消だけだろうと言うことで、この数日意識して大量に水を飲み、さらに寝る前にコップ一杯は飲むようにした。そうしたら今のところこむら返りは無くなった。

昔、水飲み療法というのがあり、水を毎日一升飲むべしと言うのだが、一升とは1.8リットルであり、今私が一応目標としている半分にも満たない。

以前はマラソンなどでも運動でも途中で水を飲むのは駄目とされていたが今は積極的に水を飲むようになっている。結局、水は年齢にかかわらず飲んだ方が良いそうだ。ただし、余り大量に飲み続けると水中毒になり命を縮めるとのことなので、自分の体の反応を見ながらある程度の量を飲むようにするべきとも言う。四リットル目標で(食事の分を合わせて)だから、結局一升という所なのかも知れない。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ やはり今はどうしても新型コロナウィルス肺炎の事が最大の関心事です。日本でも感染者が激増するのでは無いかと思っていましたが、今のところそれは無いようです。むろん、少しずつは出ていますが、それよりも外国の方がとんでもない勢いで増え続け、死者数も増えているのを見ると、日本の対策は良かったと言えそうです。それに、外国に行ってみるとよく分かりますが、日本は人々が桁外れに清潔で日本に居るとそれが当たり前ですけれど、先進国などでも行ってみると本当にゴミだらけで、普通の人も風呂に入っているのかと思えるほど不潔な人が多いです。

■ 政府の対策もさることながら、改めて日本人の桁外れの清潔さが感染拡大を防いでいるのでしょう。人口比で見ると、日本は極端に少ないと言えます。日本の半分も人口の無い国で日本の倍以上十倍以上等と言う国が有るのを見ると、つくづくそう思います。
(この項までロクスケ)

■ 先週から新型コロナウィルスの影響で学校が急遽休みになってしまい、子供たちがずっと在宅しています。妻が早朝に起きて弁当を作る手間が省略されたのは助かる面もあるのですが、逆に昼飯の用意をしなければならず、負担としてはプラスマイナスゼロかやや増といったところです。長期の休校も止む無しとは思いますが、もう少し事前の予告があると準備ができたとは思います。

■ 今の情勢により、在宅ワークなどが急速に拡大しているようです。全ての仕事が在宅ワークになるわけではありませんし、在宅で何とか行っていたとしても、やや無理があるというケースもあるとは思います。ですが、プラスに考えるならば、今の情勢が引き金となって、もう少し他国並みに在宅ワークが日本でも増えることを期待してはいます。
(この項、なさ)



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