Wing Brain メールマガジン 第472号
2020/03/29(日)発行



目次
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● やはり筆記具 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(113) なさ
● うっかりミス等の撲滅(114) なさ
● 連載 第438回 健康で生活するために 脳トレ ロクスケ
○ 編集後記




● やはり筆記具
筆記具については過去に何度か書いているが、また書いてみる。私は筆記具が好きで、使いもしない筆記具を衝動買いで買うことが多い。大体が安物だが、万年筆やボールペン、鉛筆と様々で、おそらく千本や二千本ではきかないだろう。大半はもう捨てているがそれでも引き出しや机の上に数十本がある。

なぜなら、筆記具、特にボールペンやシャープペンが非常に進化していて、使いもしないのについ手が出てしまうのだ。本来、私は物書きが好きで、昔からかなり大量に物を書いていたし、自分専用の原稿用紙などを作り、それこそ百枚、多い物で千枚単位の文章をいくつも書いていた。私が文章を書くのはあくまで頭の中を整理する為が目的だが、時には小説を書いたり、日記を毎日書いたり様々な文章を書いていた。かつては万年筆やボールペンで紙に書いていたが、自分でもあきれるほど字が汚く、何度か文字の練習はした。しかし、考える速度で書くとゆっくりなど書いていられなく結局殴り書きになるので、文字の汚さは本質的には直っていない。

最近はもっぱらパソコンで書いているので、文字を書くことはほとんどメモ以外無くなった。パソコンで文字を書き始めたのがいつかははっきりしないが、パソコンの前はワープロを使っていたので、もうワープロやパソコンで文字を書いている期間は手書きの期間よりも長いはずだ。

そんなわけで手書きはもうメモしか無いのだから文字の練習はしてもあまり意味も無いし、今はしていない。

それでも筆記具好きは同じで、使いもしない万年筆やボールペンなどを衝動買いしている。もう病気なのではないだろうか。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(113)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

過去に執筆仕上げが度々遅くなった反省から、次々号の記事を常に執筆するペースを維持するよう努めているが、今回も前号471号発行日の5日後である3/20(金祝)に仕上げられている。できるだけ更に早くしたいが、年度末で仕事に追われ、お彼岸の連休であるこの日までやむを得ず遅れてしまった。今後も、最低限のラインとして、引き続きこのペース、できればそれ以上に早いペースは維持したい。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日3/20(金祝)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、前号までで述べたように、時間的余裕ができたことにより少しずつ進み出している。これまで、特に後述(E')を最優先してきたため、なかなか目に見えた進捗が無かったが、(E')が3/2に一段落し、その翌週にほぼ完全に仕上がったことから、本記事仕上げ日の前日3/19(木)からかなりまとまった時間を捻出できるようになった。今後は、これまでの(E')と同様に(A)も一段落するまで、このペースを当面維持してゆきたい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」および「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」については、前号までとほぼ同程度のペースで進んでおり、このペースを同様に堅持してゆきたい。

(E')は、既述のように3/2時点で一段落し、その翌週にほぼ完成した。大げさながら、自分としてはかなり大きなプロジェクトとして進めてきたので、ほぼ完成を見たのは非常に感慨深い。今後は、少しずつは進めるものの、これまで(E')を最優先するために犠牲にしてきた前述(A)と「(E) 職場の掃除」に集中的に時間を割いてゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」は、前週までは前述(E')の最後の仕上げもあり、一時的に後退した状況が続いたが、この1週間は時間的余裕が少しずつ出来たこともあり、再度増加できている。これまで述べてきた反省点である入浴から就寝するまでの間の時間の浪費は少しずつだが短縮できてきている。今後は、引き続き限界まで短縮できるよう持っていきたい。



最後に、前回までと同様に、各タスクに費やした時間を以下に記す。今回はこの1週間の一日あたり平均時間である。

A    C    E    E'    G
30(30)  10(10)  10(15)  15(15)  360(360) 単位:分



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(114)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めており、年始以降、前号471号までは正月1/2(木)に全て一気に執筆を仕上げ、記事をストックできたため、メルマガ下案の作成の時間短縮、ひいてはメルマガ下案の早期仕上げを維持できた。残念ながら、前号段階でストック記事は枯渇したため、再度少しずつ記事を仕上げながら進めるという年末以前の体制に戻ることになった。

年末と同様に年度末で仕事に追われたため、本記事は発行日3/29(日)の9日前である連休となった3/20(金祝)に仕上げられている。考察はこの連休で進めているので、できるだけストック記事も溜め、4月以降もできるだけ早期に仕上げられるよう努めたい。



再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

前回記事(112)までは、正月に一気に考察・執筆したストック記事として、感情モニタリング法(の改良的方法)と自己暗示との関連性、および両者を有機的に融合した新たな手法について掘り下げて述べたが、今回は感情モニタリング法それ自体に焦点を当て直し、最近の小生の実践的な実績を踏まえ、追加の考察を行いたい。



ここ最近、仕事に追われ、仕事での諸々のストレスから、精神的に不安定になることがしばしばあった。まだまだ安定して不快でない精神状態を保つまでには至っていないが、その最大の要因として、感情モニタリングのセルフチェック(の改良的方法)それ自体の実践を怠っていたことが挙げられると反省している。すなわち、高頻度に「今の気分は良いかい?」と自問自答し、不快であれば、快適な感情になれる特定イメージ画像を頭の中で想起するという一連の動作の実施頻度が成り行きでかなり落ちていたのである。

その反省から、本記事執筆日の前日である3/19(木)頃から意識的に高頻度に上述の一連の動作を繰返し繰返し実行するようにしている。その際にふと気付いたのだが、「今の気分は良いかい?」と理性的な自分から感情的なもう一人の自分への自問自答を行い、「今はやや不快」「今は調子良い」などの返答を得るまでの反応スピードが以前よりもかなり速くなったと実感したのである。具体的には、自己測定の上で、以前は5秒程度はかかっていたが、今現在は1秒程度にまで短縮できている。

当初から、あくまで最終形態・目標としては、常時自問自答が行える状態、言い換えれば感情的な自分を眺めチェックする理性的な自分が常に前面に出ている状態を目指してきたが、ここにきて、それに一歩近づいたように実感している。これは、昨秋に感情モニタリングのセルフチェックの改良的方法を編み出した成果に続く大きな成果と捉えている。これらの成果を糧に、今後もさらなる進展・飛躍を力強く目指してゆきたい。



今回はここまで。次の473号の記事(116)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第438回 健康で生活するために 脳トレ
日頃体力を保つためにある程度のトレーニングをしていることは度々書いているが、当然ながら体が丈夫でも脳の機能が衰えてはこれも悲惨だ。しかし、体力脳力共に年齢に従って衰えてくるというのは普通に言われているが、生活に必要な体力脳力は年齢によって変わってくると思えば、必ずしも衰えているとも考える必要は無いのではないか。

それに昔から別に百メートを十秒で走ったり百キロのものを持ち上げる必要に迫られたことは無い。それなら今の年齢で必要な脳力を保っていれば十分と考えている。むろん、それでも鍛えれば年齢を超越した体力を得ることは出来るのかも知れないが、その為に様々な物や金や時間を費やすことを考えると、自分なりの必要な体力を保てば十分だと思う訳だ。

しかし脳力となると少し違う。むろん、記憶力などは十歳までの物覚えと比べても仕方が無いし、それどころか三十,四十台の頃と比べても仕方が無いと思っている。なにしろ、生活で記憶力が必要なことは年齢と共に減ってくる。それを補うのが経験だと考えているからだが、ただ経験を活かすためにも学習能力はある程度必要だしそれ以上に応用力が必要になっていると思う。

人間の脳の機能は実際は百二十歳まで伸び続けるという研究もある。ただし、あくまで順調にいった場合で、体外は年を取れば物忘れが激しくなり新しいことを理解できなくなると当たり前に考えられているようだ。

ただ、私は百二十歳まで脳の機能は伸び続けるという説を信じたいし、なんなら証明したいと思っているくらいだ。その為に私がやっているのは物作り、文章書き、読書、語学学習だ。

物作りはとにかくその場その場の工夫が無ければ出来ない。私の場合はあり合わせの材料を使って作り方を工夫しながら作るようにしている。工具も道具も熟練も無いからそれを補うのは工夫しか無い。そうやって、実際は使いもしない物も多く作っている。これは楽しみでもあるし、多分効果があるのだろうと思うことにしている。

毎日ブログや日記、メール、小説書きなどで四百字詰め原稿用紙五枚〜十枚相当の文章を書いている。文章を書くとは頭の中で様々な内容を纏めながらやる作業なので、これは脳機能UPに極めて都合が良い。書き慣れているので、質はともかく一、二時間あれば十分だ。読書も同様の効果がある。

そして語学学習は何度も書いているが言語は思考の道具であり、日本語のみならず外国語を学ぶときは外国語で全く脳の違う分野を使っている。幸い、現在ではネットで好きなだけ外国語に接することが出来、嘗て退職してから遠ざかって駄目になっていたと思っていた外国語がまたそれなりに回復し、映画なども原語で楽しめるようになっている。実生活では全く外国語など使わないしそのつもりも無いが、ただ、脳のトレーニングには極めて有効な手段だと私は思っている。

脳トレが出来ているというのは私個人の思い込みだろうが、まあ私がそれで良いなら良いだろうと言うことだ。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ どうしても今の話題となると新型コロナウィルス肺炎の事になってしまいますが、改めて世界的に酷い事になったものだと思います。今までも世界的な病気の大流行は何度もあったし、百年ほど前なら人口の半分が亡くなるようなことも度々あったのですが。

■ 今回の流行は近年では特別酷いようでなにしろ感染があまりに速く、ヨーロッパなどではほんの一週間で医療体制が機能不全になっているようです。日本は今のところ極めて感染者も少ないようですが、基本的に日本人は世界でも飛び抜けて清潔だからだと言われています。改めて、日頃から綺麗にしておくことがこの様なときに大きな違いになるのだと実感した次第です。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは3/26(木)です。数日前に今年予定されていた東京五輪が延期となり、東京都では首都封鎖(ロックダウン)の可能性も示唆されました。世界的には欧米での感染拡大が止まらず、第2次世界大戦以来の国家的危機とも言われていますが、わが国においても決して他人事ではありません。先の春分の日の3連休でも人手が増えたそうで、いわゆるコロナ疲れ、コロナ慣れという現象が起きています。

■ いつまでこの我慢を続ければよいのかという不安、苛立ちはあるとは思いますが、気の緩みで欧米並みの感染爆発が起きては本当に困るので、医療崩壊を起こさせないためにも、国民一人一人が最大限の踏ん張りを見せるしかないと思います。
(この項、なさ)



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