Wing Brain メールマガジン 第475号
2020/05/10(日)発行



目次
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● 気持ちの切り替え ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(119) なさ
● うっかりミス等の撲滅(120) なさ
● 連載 第441回 健康で生活するために 薄味 ロクスケ
○ 編集後記




● 気持ちの切り替え
私は元々、一つのことにのめり込むと他のことが全く念頭に無くなる。たとえば、趣味で何かに熱中するととことんやるが、ある日突如としてその趣味に興味を失う。それはもう自分でもどうしてと思うほど、突然興味を持てなくなるのだ。

これは子供の頃は気にもならなかったし、結果として様々な事をそれなりに出来るようにはなった。しかし、所詮趣味の範囲だし、それに完全に自分の物にする前に興味を失ってしまうから全て中途半端なのだ。だから、大人になってからは仕事の上でかなり困った。

その面で極めて苦労はしたが、幸い子供の頃とは違い、興味を持てなくとも責任でそれを成し遂げる心境を会得し、それなりに仕事は続けることが出来た。

ただ、趣味の面では相変わらずで、今でもふとしたときに興味を持ったことに熱中しそれまでやっていたことに興味を失う等は同じだが、ただ趣味でやったことでも生活に役立つとなれば、自分の生活のために続けることが出来るようになった。あくまで自分なりにではあるが。

たとえば語学学習がある。仕事で嫌でも外国語を使う必要があったときはそれなりに自分でも勉強をし、少なくとも仕事上では特に不便の無い位には身につけることが出来た。その後、その仕事から離れて外国語を使うことも無くなり、自分でもとくに能力を維持するつもりも無かったのだが、ネットを使うようになり外国語を理解できると得られる情報が桁違いに増えるので、また勉強を始めた。一度身につけた能力なので思ったより早く回復できたと思う。回復できてみると、積極的に外国人と話をするようになったり、外国語の映画をそのまま楽しめるようになった。これはかなり生活を豊かにしてくれる。

昔は好きで料理をやった時期があるが、今ではその時の技術が本当に役立っていると思う。私は極端な薄味好みで野菜が主で簡単な料理が好きなので、外食は嫌いだし外から出来合の食べ物を買うことも無い。結局、昔気まぐれでやった料理が今では無くてはならない技術になっている。

つまり、タイトル通り、単なる気まぐれの趣味でも気持ちの切り替えで生活を向上させる必須条件になるのだと今では理解している。惜しむらくは、子供の頃にそれを理解していたらということだ。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(119)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日5/3(月祝)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、前回コロナウィルス感染拡大の影響で仕事量がやや減少したことで時間的余裕ができ進捗した旨を述べた。今回、連休に入ったが、後述(E')にのめりこみ始めてしまい、まだ(A)に十分な時間を捻出できるまでに至っていない。何とかこの連休中に、たとえ1日でも良いので集中的に(A)に時間を費やす日を作りたい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」および「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、前号までとほぼ同程度のペースを維持できている。前回予告した通り、この2週間でこれまで進めてきたものが一段落し、予定通り次のステップに進み出している。その今回着手したステップが仕上がれば、前回述べた通りほぼ完成となるため、新たに少しずつではあるが次の新たな開発を始められるよう準備を少しだけ始めた。いずれにせよ、良いペースを維持できているので、引き続きこのまま進めたい。

(E')は、前回述べたように、(A)と同様にコロナの影響での仕事量減により時間を費やせるようになった。この2週間では、この(E')に最も時間労力を集中的に投下している。この連休中に2〜3個まとまった仕上がりが見込まれるため、前述(A)が多少犠牲になっても、連休明けの業務をスムーズにするためにも、最大限の時間労力を連休中にさらにかけたい。

「(G) 睡眠時間の確保」は、連休に入ったこともあり、年末年始と同様に、十分な量の睡眠時間を捻出できている。併せて、連休終了後に再度夜の連続した睡眠時間が短くならないよう、どのようにして効率的な睡眠が摂れるかを考え、できる工夫を始めてみたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(120)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めているが、前号474号記事の仕上げは前々号473号発行日の1週間後なってしまった反省から、今回は前号発行日4/26(日)のうちに本記事を仕上げている。前回は時間的余裕があったものの考察にふけってしまい記事の執筆が遅れたが、その時の考察内容のストックがあったため、今回は比較的早く仕上げられた。次号・次々号くらいまではその考察ストックがあり、かつ折しもゴールデンウイークに入るため、正月と同様に、ストック記事を溜め、夏場頃までそれでしのぎたいと考えている。



繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

少しずつ改善は進んでおり、感情モニタリングのセルフチェックをかなり高頻度に実践できるようになったが、まだそれでも精神的に不快な状態に陥った場合に快適な精神状態に回復させる、即ち感情のモニタリングを超えてコントロールというレベルにまで高めるには不十分であった。その不十分さを克服するために考察と試行錯誤を重ねた結果、3つのコツが不可欠であることが分かったこと、おおよびそのコツの1つ目を前回述べた。今回もその続きを述べたい。



前回、快適な、楽しい感情状態にできるだけなりやすい特定イメージ画像をスムーズに想起しやすくするためには、日頃から時間を見つけ、その画像をパソコンやスマホなどの画面に実際に表示して、できるだけ自己暗示によりトランスに入った状態、言い換えればボーっとした何も考えない状態で眺め続けるようにするのがコツの1つ目であると述べた。今回はその理由を以下で補足説明する。

これも以前に述べたことの再掲になるが、自己暗示を行う上では、できるだけトランス状態に入った上で、願望内容をできるだけ具体的なイメージ画像として思い浮かべ、「〜になると良いんだよなぁ」とただ思うようにするだけ、というのがコツであり、逆に「〜となるように頑張ろう!」などと歯を食いしばるように強く意識するのは、かえって逆効果なのである。

それと同様に、特定イメージ画像を思い浮かべる際にも、「〜という画像を思い浮かべよう!」、あるいはその前段でスマホ等に表示されている画像を見て「この画像を後で鮮明に思い浮かべられるよう、頑張って覚えよう!」などと意識してしまうと、かえって思い浮かべられなくなってしまうようである。

なお、そもそも何故、意識し過ぎると逆効果なのかというメカニズムについては、以前にも少し触れたことはあるが、本稿では直接の本題から外れるため割愛する。

ここで、小生自身の経験からすると、「頑張ろう!」などと」それほどに強く意識しているつもりがなく、「ただ思うだけ」のつもりであっても、実はそれなりに強く意識し過ぎてしまっているようなのである。そのため、あくまで小生の試行錯誤の過程で得た知見として一番確実なのは、繰返し繰返し、時間を見つけてはトランスに入った状態で特定画像をボーっと眺め続けることである。



今回はここまで。次の476号の記事(122)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第441回 健康で生活するために 薄味
私は生まれつきの体質のためか、家族でも一人だけ極端な薄味好みだった。元々子供時代は北国で育ち、当時の北国はとにかく食べ物の全てが濃い味付けだった。なにしろお茶請けに漬物を食べるのが当たり前で、冬になる前にそれぞれの家では白菜や大根胡瓜などそれこそ大きな樽にいくつもつけ込んでいた。今と違い、冬には野菜が無いので漬物で野菜を採っていたわけだし、ご飯のおかずが漬物と味噌汁(自家製の味噌)などと言うのが普通だった。

誰もが子供の頃からそんな食事なので特に食べるものを塩辛いとは思っていなかったようだが、私はとにかくしょっぱいものを食べないので、母はわざわざ私一人分には薄味の物を用意するのが毎日だった。漬物などはあらかじめ長時間水に浸けた物を用意してくれた。ほうれん草のおひたしなどに醤油をかけず、納豆や卵掛けご飯に醤油を使わない私を家族は困った顔で見ていた。私にしてみれば味付けをしないことで材料の味が楽しめる、そんな感じだったと思う。

大人になってからは人との付き合いで外食もするが、本当はあまり味の濃い外食はしたくは無い。

今でこそ、塩分を少なくするのは健康上大切であり、北日本では特に血圧の高い人が多いことで塩分をとらないようにやかましく言うようになった。むろん、子供の頃の私も、そして家族もそんな知識は無かったが、今私の血圧はかなり低い。毎年受ける健康診断でも問題が無いとされているのは、おそらくは塩分をとらなかったことが大きいと思っている。塩分だけでは無く甘い物も酸っぱい物も辛い物もとにかく味の濃いものが嫌いなのだ。

それでも全く塩を使わないわけでは無いし、自分で味噌などを造ったりする。ただ、味噌造り以外では一キロの塩を買ってもいつ買ったか忘れるほど何年も使い続けている。

世の中には食道楽、グルメを楽しんでいる人が大勢居るし、それが人生の大きな楽しみだという人も普通に居る。私も自分なりに好きなものを食べるが、それが人とは大きく違うので、グルメとは言いがたいだろう。

結果として血圧が上がらないならそれで良しとしている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今はまだコロナウィルス肺炎で大型連休も異例の外出自粛要請が続いてい て、やはり関心事はそれに集まっています。それでも季節は巡っており、東京などでは真夏日を記録する一方、北海道では未だに平地で零下を記録する場所もあります。つくづく日本は広いというか南北に細長いのでしょうね。そして四季がきちんと入れ替わり、それにつれて景色も大きく変わります。例えば、桜がこれほど見事に咲きそろい、紅葉の紅葉がこれほど鮮やかなのは世界でも日本だけと言って良いでしょうね。

■ 外出規制で遠くには行けなくとも、いつもは気がつかなかった綺麗な自然が大都会の真ん中でも見られます。地方なら家の周りがそうでしょうし、都市でもいつも歩いている道ばたに明らかに季節が出ています。もしこんな時に時間が有ったら日頃見落としている本当に身近な自然に目を向けてみてはどうでしょうか。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは連休明け5/8(金)です。早いもので連休もあっという間に終わってしまいました。ここ数年、連休中はコロナに関係なく何処へも出かけずに家の中で過ごしていることが多いです。DIYや仕事の書類の整理など、普段なかなかできないことを数日かけて集中して行えるメリットは大きいです。今年もまとまったものを作ることができました。ただ、予定よりも進みが遅く、まだ仕上がっていないものもあるので、残りをどうするか思案中です。

■ 次にまとまった休暇となると、8月のお盆休みまでありませんので、日々の時間の中で、せめて日曜などに少しずつ集中して着実に進められるよう時間配分を強く意識してゆきたいと思います。無論、こちらのWing Brainメルマガの記事執筆やメルマガ編集作業も重要ミッションとしてその中に含まれます。
(この項、なさ)



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