Wing Brain メールマガジン 第479号
2020/07/05(日)発行



目次
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● 山野歩き ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(127) なさ
● うっかりミス等の撲滅(128) なさ
● 連載 第445回 健康で生活するために 食べ物の好き嫌い ロクスケ
○ 編集後記




● 山野歩き
現代人はとかく運動不足でその為に血圧や糖尿、そのほか様々な疾患を抱え込むことになると言われている。かつての私がそうで、とにかく運動を全くせず、忙しさにかまけて全て車で移動し、食事も外食がほとんど、そして付き合いでほぼ毎日酒をそれもかなりの量飲んでいた。おかげで健康診断などではいつも真っ赤っかであり、医師にはなんとかしないと取り返しがつかなくなると何度も言われていた。

今は見違えるように生活を改善し、とにかく車には乗らない、歩ける距離なら歩くだけの時間が出来たし、そしてそれもかなりの速度で歩き続ける様にしている。最低でも一日7千歩を目指しているが、スマホの歩数計を使うとかなり少なめに出ることが実際の距離と歩数で計算して分かっているので、おそらく毎日1万歩は歩いているし、多いときは2万歩を越える。少し前だが、25キロを歩いてみて体力的には問題が無いことを確認した。

むろん、これだけが理由ではないが、食事の改善とほとんど断酒をすることで今では毎年受けている健康診断で全く問題が無いと言われるようになった。

私としてはおそらく歩くことが一番貢献していると思う。本当は体全てを鍛える運動をすれば良いのだろうが、どうも飽きっぽい性格でそれが何をやっても長続きしない。長続きしているのが歩くことだけだ。

子供の頃はほとんど毎日近くの山に出かけ駆け回っていた。今から考えれば一日子供の脚で十キロ位は普通に歩き回っていたようだし、それも山の坂道を駆け上がるなども普通にしていた。

社会に出てから全て車移動になって上記の様に体力が大幅に落ち、一念発起して歩くようにしたのだが、最初は一キロ歩いてへばっていたのが、今では最大25キロを歩いてなんともないほどになった。

私にとって歩くことは万能薬だと思っている。脚の筋肉は人間の体で一番大きく従って一番血流が多く、更に歩くことで全身の血流が良くなるし何より肥満防止になるし、血圧は上がらないし肺活量は衰えないし、おかげさまでかなり筋力も強いままだと思う。

むろん今の高齢者は一昔前と違って見違えるほど元気だし、おそらく同じ年齢でも昔の人より10歳は若いだろう。誰でも年を取るし、誰でもそれに伴い体力は落ちる。が、そこに個人差が非常にあり、心がけ次第では生活に不自由しないだけの体力を長らく持ち続けることが出来る。

また、運動をすることで確かに様々な病気を退けることが出来るし、現在日本人の50%が癌になると言われているがその癌が運動などで防止できる確率が高いとも言われている。

ただ、確かに健康であることは大切だが、その為に一日の貴重な時間を全て使うわけには行かない。中には週に何度も健康ジムに通って運動をしている人が居るが、運動のために貴重な時間を潰す気にはならない。あくまで私が心がけているのは時間を有効に使うために健康で居たいからだ。

その意味で、歩くというのは一番優れていると私は思う。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(127)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日6/28(日)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、後述(E')に引き続きのめりこみ続け、先延ばし癖を久しぶりに発揮してしまったようで、十分な時間を捻出できてこなかったが、いい加減手を付けないといけない時期が迫り、前々号記事執筆段階あたりから、少しずつ追い込まれるように時間を捻出するようになった。今回は前回よりは少し多く時間を捻出でき、そろそろ(A)も完了に近づいてきた。その点では前回と同様に進歩と言える。引き続き、完了までこのペースを維持したい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」および「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、全く同程度のペースを引き続き維持できている。次の開発ステップの仕上がりは来月以降となったが、引き続きこのまま進めたい。

(E')は、引き続き(A)の時間を捻出するようにするため、最低限のメニューを日々細々と進めるペースを維持している。前回述べたように、理想は毎日コンスタントに少量ずつ進めることだが、まだ日によってムラがあり、全く手が付けられない日もあれば、まとまって時間を捻出できる日もある。後述(A)や(G)の時間捻出のためにはある程度仕方ないが、例えば6/25(木)は1時間強ほどの時間を工夫により捻出できたはずであり、まだまだ時間の使い方を効率化できる余地がある。その点を今後は特に重点的に是正してゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」については、前回から引き続き、早めの就寝を維持できており、毎日連続して6〜7時間は眠れている。強いて言えば、この1週間は夜の就寝時間が少しだけ遅くなってしまった反省もあるため、再度30分程度は早く寝られるよう、時間を効率的に活用できるよう研究をさらに深めてゆきたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(128)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めており、今回も本記事を1通目として前号478号発行日6/21(日)に仕上げている。次回以降も引き続きこのペースを堅持したい。



繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

少しずつ改善は進んでおり、感情モニタリングのセルフチェックをかなり高頻度に実践できるようになったが、まだそれでも精神的に不快な状態に陥った場合に快適な精神状態に回復させる、即ち感情のモニタリングを超えてコントロールというレベルにまで高めるには不十分であった。そのため、それさを克服すべく考察と試行錯誤を重ね、3つのコツを見出し、それを前回までに述べた。今回は、少し話を戻して最新の経過をお伝えしたい。



本記事仕上げ日6/21のつい数日前からであるが、失敗などして落ち込みかけた際、以前よりも不思議と気分の落ち込みの程度がかなり軽くなったことに気付いた。即ち、(自己流の)感情モニタリング法のセルフチェックを実践する以前に、そもそも不快感情がそれほどに湧いてこないようになったのである。(自分で予め気付いた)何の前触れもなく、突然実現したこともあり、自分自身としても非常に驚いた。ついその1週間前にも同様な失敗等でだいぶ落ち込んでしまったため、非常に対照的に思えるとともに、明らかな差異を実感できる良い比較材料になった。

だいぶ前にもこのメルマガ記事として述べたことはあるが、かつて20年前、感情モニタリング法の創始者である臨床心理士・河野良和氏にカウンセリングを受けていた際、感情モニタリング法というよりは自己暗示により感情状態が一時的だが劇的に改善し、(仕事でミスしたり怒られても)精神的に不思議と落ち込まなくなるようになった。当時、周囲からも「ねーっ、全く落ち込まなくなったよね」と非常に驚かれた記憶がある。その時の体験と非常に今回も似ているため、やや大げさではあるが、自分自身としては実に20年ぶりの快挙とも言える。

とはいえ、その20年前、しばらくは落ち込まずに過ごせたのだが、ある時、何か言い合った際だったか、何かのセリフ(具体的には覚えていない)を声に出したところ、急に気分が落ち込んでしまい、何かの魔法が解かれたかのように、たちまち元に戻ってしまったという苦い体験がある。そのため、今回も無条件に糠喜びせず、一定の警戒感を緩めず、さらに諸々の取組みを粘り強く続けてゆきたい。

さしあたり、その20年前に具体的に何が明確な原因で、臨床心理学・催眠の理論としてどのような原理によって、そのように戻ってしまったのかについて考察を進め、そもそも同じような結果を招かないように最大限の工夫をすること、さらに万が一何かの拍子で元に戻ってしまった場合、できるだけ短期間にまた落ち込まなくなるよう回復させるためにどうしたら良いかを考える必要があろう。



今回はここまで。次の480号の記事(130)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第445回 健康で生活するために 食べ物の好き嫌い
幸いなことに私は食べ物の好き嫌いがあまりない。が、言い換えれば食べたいものもあまりない。つまり、極端に言えば食べ物に関心がないとも言える。関心が無いと言いながら勿論食べなければ生きてゆけないので食べはするが、グルメ嗜好はないので結局自分が一番抵抗なく食べられるものを毎日食べることになる。

私にとって抵抗がないものとは、味の薄いもの、脂っこくないもの、肉を使っていない物、ということになり外食はほとんどしない。かつては仕事の関係上ほとんど毎日人と飲み食いしていた。なにしろ費用は会社持ちだが、自分が好きな物ではなくあくまで相手が好きな物に付き合うのがほとんどだったから好き嫌いなど言っていられなかったし、好き嫌いがないことも幸いして別に苦痛とも思っていなかった。

しかし、今自分で食事の管理をするようになると、かつてのような人の好みに合わせたグルメなど到底口にする気にはならなかった。

仕事上日本中、そして外国にも頻繁に行きその時々で相手に案内されてその土地の名物を食べることが多かったが、それでまた食べたいと思うような物は覚えていない。おかげで、好き嫌いもないから普通日本人が食べないようなものも平気で食べていたが、言い換えれば何を食べても関心がなかったのだと今は思う。

かつては私は大酒飲みで、絶体にアル中になると思うほど飲んでいた。体質的な物なのか、一升酒を飲んでもウィスキーを一本開けても別に泥酔した記憶もない。そしてほぼ毎日それだけ飲んでいた。

が、一旦生活を変えようと食事を全て今のスタイルにし、そしてアルコールも完全に止めた。自分では酒を止めることが出来るなどと本心では思っていなかったが、これが自分でも驚くほどあっさりと、本当にいきなり完全に止めることが出来た。つまり酒も単に習慣で飲んでいたのであり、好きで飲んでいたわけではなかったのだ。それは嘗てかなりヘビースモーカーだった時期があって、一日で完全に禁煙し数十年煙草に手を出していない様な物だ。

今は月に2,3回、酒を一合、あるいは缶ビールを一本位飲む。がそれが増えることはない。

結局私にとって食事もアルコールや煙草のような物なのだろう。ただし、食べないと死ぬから食べているだけで、もし食べなくとも生きてゆけるなら面倒くさい食事はさっさと止めるだろうと思う。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 気がついたら、もう今年前半が終わり、全てがコロナ肺炎関連で他のことがまるで無かったかのようです。しかし、今年は記録的な暖冬、地震の多発、世界的な混乱等など本当に大きな出来事が連発しています。今後の半年で何が起きるか分かりませんが、少なくともコロナ肺炎の第二波が警戒されており、日本ではそれなりに治まっていますが、世界では爆延しています。

■ 私たちに出来る事は、マスクをして人との距離を取り、外出を自粛し、更に身の回りを清潔に保つ位でしょうが、これが世界では例外的に感染爆発を防いでいます。今に始まったことではありませんが、世界でも日本の清潔度は群を抜いています。私たちが当たり前と思っている清潔感が世界では賞賛されています。やはり、これが大切なのだと改めて痛感しました。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは7/2(木)です。ロクスケ委員長もおっしゃるように、早いもので今年2020年も半分が終わってしまいました。確かにコロナの話題ほぼ一色でしたが、ようやく我が国での経済活動も少しずつ再開し、都道府県をまたいでの移動自粛も解除されました。ただ、それに連動してか、特に都内では感染者数が再度増加傾向にあり、夏の終わりを待たずして第2波の襲来が懸念されます。

■ 毎年年末近くになると、今年も残り何か月、何週間と言い、その年1年を振返るのが我ながら恒例になっています。今年は一連のコロナ騒ぎもありますが、原稿でも書いたように、手前味噌ながら個人的には非常に進歩があったため、年の半分という節目の今、早速今年前半を入念に振り返り、今後に活かしたいと思います。
(この項、なさ)



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