Wing Brain メールマガジン 第483号
2020/08/30(日)発行



目次
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● 気候変動 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(135) なさ
● うっかりミス等の撲滅(136) なさ
● 連載 第449回 健康で生活するために 毎日の健康管理 ロクスケ
○ 編集後記




● 気候変動
近年、日本では気象災害が続いている。九州の豪雨、度重なる台風、そして記録破りの猛暑等などで多くの人命が失われ、家を無くした人たちなどが激増している。それで無くとも日本は自然災害の多い国で世界でも特別だとされている。繰り返し大地震に襲われ、火山が噴火して昔から多くの居住地域が火山灰に埋もれている。それに加えて、近年の異常気象は、本当に深刻だ。

しかし、近年の異常気象は地球自体の温暖化が進んだ結果であり、日本以外でも死者が無数に出ている猛暑や、逆に厳寒が他国では大きな被害を発生させている。日本のように以前から災害が多くそれに対して備えがある国と違い、それらの国は日本とは比較にならない程の大きな被害を生み出している。例えば、日本は昔から耐震設計の建物が多く、奈良時代の建物が度重なる地震でも倒れないで残っているなどがあるが、石積みの建物が主の国で大地震が起きれば悲惨なことになるし、雨が降らないために泥で家を作っているような地域に大雨が降るとそれだけで多数の死者が出る。

気象変動は人間にはどうしようもない。結局被害をいかに少なくするかが問題であって、日本はその点他国に比べればまだまだましなのだ。

ただ、今後更に重大な自然災害が頻発することを考えると、むろん、国がそれに対する対策を立てるのは当然だろうが、最も大切なのは日本人が一人一人災害に立ち向かい克服する決心をしその為の生活様式を採ることでは無いだろうか。

今は世界規模で新型コロナウィルス肺炎感染者が爆発的に増えており、既に感染者は二千万人、死者が七十万人を超えている。その中で、確かに日本でも感染者が増え死者が出ているが、世界のレベルで言えば極端に少ないのは事実だ。むしろ、最近では熱中症で亡くなる人の方がよほど多いし、そもそも毎年亡くなるインフルエンザの死者が今年は激減している。確かにそうだろう。新型コロナ肺炎でもインフルエンザでも対策は基本的に同じなのだから。

結局日本人一人一人が政府に強制されることもないのに世界でも最高の感染抑止をしていることになる。自然災害に見舞われ続けている日本人だからだろう。

結局、一人一人があらゆる自然災害に対しそれなりの心構えをする事が最も大切なのだと思う。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(135)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。



今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日8/22(土)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。

「(A) 広告関係の下案作り」は、仕上げの段階になったここ最近急に凝り出したと前回述べた。山の日の連休やお盆休みを有効活用し、かなり注力することができた。ひとまず仕上がったため、これで一段落ではあるが、まださらに次のステップは少しずつ続いていくため、最低限度だが適切なペースを今後も堅持したい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、お盆休みも明け、再度お盆休み前と同様なペースで少しずつ進み出している。前回予告した次のステップに予定通り進めているが、今回はお盆休みの時期なので、相手業者の都合上その分の一時的な停滞はやむを得ない。「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」も、睡眠時間確保のため翌日に持ち越すことは度々あるものの、ほぼ同程度のペースを引き続き維持できている。

(E')は、山の日の連休とお盆休みを有効活用し、既述(A)とともに、かなり進めることができた。前回、下手に休暇で時間があることから無駄に過ごさないようにしたいと述べたが、その危機感からか、今年はほぼ無駄なく休暇の時間を有効活用することができた。お盆休みでひとまず(E')も一段落はしたものの、まだ細々と続ける必要はあるため、(A)と同様に少しずつだが安定したペースを堅持するようにしたい。

「(G) 睡眠時間の確保」については、本記事執筆日である8/22現在だが、今回唯一、まだ前回述べた課題を解決できていない。早朝の起床時間は前回の段階と同じだが、夜も就寝が23時を回ってしまっている。わずかな昼寝などで毎日の睡眠時間の合計は6〜7時間を維持できてはいるが、やはり昼寝をせずに夜に連続した睡眠時間を確保する方が時間の効率や健康面でも望ましいため、次回までに少しずつでも改めたいと思う。



(次の記事に続く)

by なさ



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(136)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めており、今回も本記事を1通目として前号482号発行日8/16(日)に仕上げている。この2か月以上はこのペースを維持できていることから、次回以降も引き続き堅持したい。

繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。今回も前回に続き、最新の経過を率直にお伝えしたい。

前回、快適な、楽しい感情状態にできるだけなりやすい特定イメージ画像を浮かべることそれ自体を自己暗示することによる効果、およびイメージ画像をパソコン上で画像編集して実際に作成したものを、時間を見つけては意識的にボーっと眺めるようにしていることの効果それぞれの影響度、寄与率がどの程度かを重点的に探り、そこで得られた知見について述べた。今回もその続きを述べる。



この約1週間も、前回とほぼ同様に、特定イメージ画像を意識的に眺めるようにしてみた。今回は、前回と異なり連休やお盆休みも重なったため、朝起きてすぐではないが、逆にPC上でタスクをこなしながら、比較的長い時間イメージ画像を眺め続けられる状況にあった。1日あたり累積で眺めていた時間は少なくとも1時間、長い日で数時間はあったと記憶している。

その上で、前回と同様に、イメージ画像をPC上で眺め終わった後、その後どの程度の時間、頭の中でそのイメージ画像を鮮明に想起できるかを実験した。その際、前回と全く同じでは進歩がないので、今度は単純に静止画としてのイメージ画像を想起するだけでなく、そのイメージ画像に頭の中で動きを付けるようにしてみた(例えば、イメージ画像が特定の人物の顔であった場合、その人物がニコッと笑みを浮かべる、といったように)。

その結果、前回と比べると、眺める時間(の累積)が長いほど、頭の中で動きを付けやすいように感じられた。同時に、そのように頭の中で動きを付けるようにするほど、単純に静止画を頭の中で想起するよりも、イメージ画像が浮かびやすくなるようにも感じられた。それが今回の知見である。



ここで、動きを付けることで浮かびやすいイメージ画像とは、厳密には元の静止画そのものではなく、頭の中で動きを付けた、言い換えれば動画化したものの途中時点の一時停止映像をも含むものである(例えば、上述の人物の顔が元の静止画であり、その顔が笑みを浮かべるという動きを頭の中で付けたとすると、その人物が笑みを浮かべている途中の任意の瞬間の表情を指す)。

あくまでも勝手な仮説だが、静止画を静止画のまま記憶しようとするよりも、頭の中で動画化などの加工を行う方が、記憶・想起しやすくなるのではないかと考えられる。英単語を覚えようとする際、ただやみくもに単語帳で日本語の意味と結び付けて覚えるよりは、英文ごと覚えたり、口に出して読んだり、音声でその単語の発音を聞いたりと、様々な物事に結び付けた方が覚えやすくなるのと同じ原理と考えられる。



今回はここまで。次の483号の記事(136)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第449回 健康で生活するために 毎日の健康管理
年を取ってから金がない事は非常に辛いと思う。まあ、私も金があるわけではないがそれほど金が欲しいとも思っていない。今は自分がやりたいことがそれなりに出来ているからと言える。むろん、昔と今ではやりたいことが違うから今なりにということだ。

ただ、無論金も欲しいが私にとって今最も欲しいものは体力であり、健康だと言って良い。当然ながらその為の努力もそれなりにしているが、今のところまあ生活に不自由はしていないと思っている。あくまで健康面の話だ。

必要なだけ体は動くし、別に疲れないしとりあえず問題は無いとは思っているが、当然ながらそれを維持するためにはそれなりの努力をしている。毎日のウォーキングを主とした運動もさることながら、食生活には相当気を使い、更にこの十年ほど、毎日朝夕血圧を測り、食事を記録し、食事の写真を撮って残し、体重を量り,排泄状況を記録している。更に毎年健康診断を受け、今のところ健康に問題は無しと言われている。

今後もこれが続くかどうかはともかく、毎日自分の健康状態、即ち上記の記録を付けることで今の生活習慣を維持する動機にはなっていると思う。

折から新型コロナウィルス肺炎感染者が増加し続け、特に持病を持っている人、高齢者にとってかなりハイリスクになっているとされているが、私も安心できる年齢ではない。ただ、幸いなことに持病と言えるものが無く、健康状態も医師にこの状態を維持するようにと言われる状況では、それなりにリスクは低いだろうとは思っている。むろん、それで油断は出来ないが。

人間誰でも死ぬし、確実に私も死に近づいている。それは人間全てがそうなのだが、子供の頃は全く念頭に無かったし今より若い頃もそれを考えたことは無い。そして今も別にそれを考えて居るわけではない。ただ、それがいつの日かは知らないが、その日までは生きている意味を自分で実感できる状態でありたいとは思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今年はとにかく散々だったと思います。なにしろ、コロナ肺炎が未だに治まらず、深刻な経済的打撃を受けている人がかなり居ますが、それでも日本は他の国に比べれば重傷者や死者が桁違いに少ないのは事実です。

■ それも他の国ではかなり強制的に行動が制限されているにもかかわらず感染が拡大している中、日本は単なる要請だけで感染や死者が抑えられていることが今世界で話題になっているとのこと。確かに、日本は本当に世界でも特殊な国のようです。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは8/27(木)です。早いもので8月もあっという間に終わろうとしています。これで1年の3分の2が終わるのですね。今年はコロナコロナで1年終わってしまうのでしょうが、一方で経済の立て直しも急務です。感染対策と経済対策の両立は歴史的にもほぼ前例がありませんが、とにかく迅速な意思決定と行動による効果的な施策が政府には求められます。

■ 一方で、テレワークの急速な普及、それに伴う都心部から郊外地方への事業所移転・移住など、生活・行動様式が一変する状況も生まれています。東京一極集中の是正といった限られた面で見れば、効果的な側面もあることは注目に値します。そのような限られた良い面をコロナ収束後も十二分に活かせる社会の仕組みが望まれます。
(この項、なさ)



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