Wing Brain メールマガジン 第488号
2020/11/08(日)発行



目次
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● 読書 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(145) なさ
● うっかりミス等の撲滅(146) なさ
● 連載 第454回 健康で生活するために 語学学習 ロクスケ
○ 編集後記




● 読書
最近読書端末を買った。価格も手ごろで、これは二台目なのだが気に入っている。まず、読書機能に特化していて余計な機能がなく、また一度充電すると相当期間保つのだが、なによりとにかく薄くて軽いのでどこにでも持って行けるのが良いし、またPCからテキスト形式、html形式、pdf形式などなど様々な形式の文書を移すことが出来る。

今のところ私のPCには数千冊の本が入っているが、読書のためだけにPCを担いで歩くわけには行かないので、通常は読みたい本を持って行くしかない。それでも重いし、なにより最近は活字が小さくて読みにくくなっていたのだが、この読書端末は文字サイズが好きなように出来る事もあって、外出先での読書は今ではもっぱらこれにしている。

家でも今では読書の為にPCを使うことが多い。紙の本は中身がそこにしかないときに読むだけだ。幸いというか著作権の切れた作品や古典などはネット上にいくらでもあるし、日本では入手が難しい原語の小説などろくに読めもしないのにそれこそ何十冊もダウンロードしてはいるのだが、これをもし紙の本でそろえたらとんでもない出費だしそもそも場所がない。

かつては本を何度も泣き泣き売るしか新しい本を置ける場所がなかったが、今はそんな事は気にする必要が無いし、もう読まないと決めた本は既に大量に処分して、今はPCと読書端末に入れているわけだ。

つくづく便利な世の中になったと思う。数千冊の本を普段持ち歩くなど、以前なら想像もつかないことだったが、今ではそれが全く当たり前になっている。あとは読書をしたという実感があるかないかくらいの違いだと思うが、慣れてしまえば電子書籍でも結構読んだ気になる物だ。それが知識として残るか残らないかは別だが。

大半の本は無償でダウンロードした物だが、たまにはダウンロード版を買うこともある。それも紙の本よりも安いし、殆ど買うことは無い。

また国会図書館のサイトには、本の内容がそのままjpgで公開されている物が無数に有り、これもダウンロードして読んでいる。

昔と違い、読んだ本がそのまま頭に入ることもないが、ただ読めるなら出来るだけ読みたいとはいつも思う。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(145)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクの執筆日11/01(日)時点での進捗状況を、定例的に個別にありのまま正直にお伝えする。



「(A) 広告関係の下案作り」は、諸々の業務の効率化が進み、少しずつ時間を作れるようになったと前回述べた。前回は年末年始頃を予定していた(A)の次の段階の作業に時間を確保できたが、その後この2週間は結局業務自体が再度増えてしまい、後述(C)に時間を前回より多く費やしたことで、この2週間はあまり進まなかった。次の2週間は、前回並みに少しずつ時間を確保してゆきたい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、さらに次の段階に進み出していると前回述べた。この2週間も、前回の続きで一番時間を費やしてきている。その面では確実に進んでおり、このまま進めれば、年内には一定の成果が得られる見込である。よって、引き続きこのペースを堅持したい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、特に問題ないペースを維持できているものの、引き続き睡眠時間確保のため翌日以降にほぼ持ち越すことが殆どではある。とはいえ、業務の諸々の効率化により、この(D)も他のタスクをこなしながら一部前倒し的に進めることができるようになり、前回よりは進歩できた。

(E')は、前回述べたように、10月は祝日がないため時間を殆ど取れなかったが、前回予告したように(C)が進んだことにより、この2週間は少しだけ時間を作れるようになり、以前並みに少しずつ進めることができた。今後も、チビチビとだが計画的に確実に進めてゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」については、引き続き5:30起床を維持している。夜の時間の使い方の効率は前回と同程度を維持しているが、この2週間は、上述(C)や(E)にややのめり込んだこともあり、少し寝る時間が遅くなってしまった。30分程度の昼寝で睡眠時間を補っているのは前回通りだが、次回までには夜の就寝時間を再度少し早めるようにしたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(146)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めている。本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げているが、今回も前回に続き、時間の都合により、前号487号発行日の一週間後11/01(日)に仕上げている。今回も先延ばしではなく、本来の仕上げ予定日10/25(日)に予定が立て込み、かつ10/29(木)も考察の時間は作れたものの、文章として仕上げるまでの時間が取れなかった。今回も前回の10/15(木)ほどではないが、時間の使い方を工夫すれば、少しでも原稿を書き進められたようにも思うので、前回・今回の反省を今後に活かしたい。



繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

前々回、快適な、楽しい感情状態にできるだけなりやすい特定イメージ画像を浮かべることそれ自体を自己暗示することによる効果、およびイメージ画像をパソコン上で画像編集して実際に作成したものを、時間を見つけては意識的にボーっと眺めるようにしていることの効果それぞれの影響度、寄与率がどの程度かを重点的に探り、そこで得られた知見について述べた。今回も前回に続き、最新の経過を率直にお伝えするが、少し今までと異なった視点での考察・知見を得た。



前回、「どうせ(特定イメージ画像を鮮明に)思い浮かべられないんだよなぁ」とともに、「どうせ、セルフチェックも頻繁にできないんだよなぁ」とも頭の中で唱えることで、かなり高頻度に思い浮かべる、思い起こすことができるようになったと述べた。その頻度の高さはこの2週間も多少のブランクはあったものの、概ね高い水準を維持できている。

その中で、感情モニタリングのセルフチェックを高頻度にできるようになった副産物として、自分の感情状態をかなり細かく把握できるようになってきた。具体的には、単純な喜怒哀楽だけでなく、焦りや不安感、あるいは何となく面倒くさい、特定の飲食物を摂取したいといった欲望的な状態をも、自分の中のもう一人の自分が眺められるようになってきた。

まだ不完全、少しずつではあるが、怒りや悲しみ、落ち込みといった感情状態だけでなく、面倒くさがっている、食べたがっているといった無欲・欲望的な心理状態をも、特定イメージ画像の想起によって意図的にコントロールできるようになってきたようにも思う。例えば、この原稿執筆についても、セルフチェックすることで、「あ、今先延ばししようとしている。執筆を面倒くさがっている」というモニタリングができることで、その面倒くささ・先延ばししたくなる心理状態を是正し、より早めに原稿仕上げに持っていくことが出来ていると考えている。



今回はここまで。次の489号の記事(148)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第454回 健康で生活するために 語学学習
何度か書いているが、私はほとんど毎日語学を学んでいる。といっても文法などは最初から無視し、音声とテキストをPCに入れているし、音声は音楽プレーヤーに入れて散歩の時などはイヤホンをいつも耳に付けている。

確かに昔は英語が私の仕事上必須であり、それなりに努力をして仕事上では特に不自由がないほどの能力を身につけたと思うし、日常会話でもビジネスでも特に問題は無かったと思う。が、当然ながら学校で習っていたときは将来そんな事になるとの想定がなかったので全く英語などには興味がなかった。したがって、仕事で必要になったときはこれが自分かと思うほど必死に学んだし、まともにしゃべれないときに海外に一人で放り出されたときはべそをかきながら必死にやっていた。相手もそれなりに合わせて話してくれるのでなんとかなったが、いつの頃からか会話にはそれほど不自由しないようになっていた。慣れとは恐ろしい物だと我ながら思った。

その後退職し、英語とは関係がなくなり、それこそあっという間に会話能力を失っていたが、ネットで英語の記事に接したり後に動画などで英語に接するようになりせっかく身につけた英語をそのまま無駄にするのは惜しいと思い、ある程度積極的に英語の訓練をしてみた。なにしろ、ネットでは教材に不自由することはない。

不思議な物で、英語を使わなくなってかなりの時間が経つのに、それなりに英語能力は回復したと思う。なにより、英語のネット記事がそれほど困難もなく読めるし、英語の動画などもわかる。時たま外国人と会話をするが特に不自由は感じない。全く新規に学ぶのとは違い、以前の能力がこれほど簡単に甦るとは期待していなかった。

改めて洋画なども字幕版を観るようになり、結構その方が良いと思うようになった。

さて、英語だけではなく、同時にフランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語なども今又学び直してある程度回復したと思っているが、英語と違いこちらはそれこそ初歩の初歩レベルだし、何より今これらの外国語を身につけても実生活には全く役立たない。

それでも語学を私がやるのは脳トレのためだ。人間は言語で物を考える。日本人は日本語で理論を頭の中で組み立てている。それが即ち思考であり、読書をする文章を書くなどの作業は思考力のトレーニングとして必須なのだ。

外国語で会話するときは私は外国語で考えている。結局日本語では使わない脳の部分を外国語で考えることで刺激できるわけだ。これは脳トレとして極めて優れた方法だと思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 電車に乗っても大半の人がスマホを弄っている状況です。以前は本を読んでいる人が多かったのに、何か残念です。それだけ便利と言うことで、私も使ってはいるけれど精々カメラ、地図、一部の支払い、そして無論電話くらい、後は通常のパソコンで作業をしています。

■ 最近はカメラ機能を使うことが多く、散歩がてらに何でも撮ってはパソコンに移しています。何か写真を撮ることが主になって肝心の景色を楽しむ事が無くなったような気がし、便利だからとそれが当たり前になることは生活の質を落とすような気がしています。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは本号発行日3日前の11/5(木)です。11月に入る頃から、関東ではやっとまともな晴天の日が続くようになってきました。例年の天候であれば、本来は10月も晴天が安定して続くはずですが、今年は9月に続いて10月も雨続きでうんざりしました。7月までも梅雨が長く、今年1年は既に雨が降り過ぎているように感じます。

■ 今年も残すところ2か月を切りました。街中の商業店舗などではクリスマスケーキ、年賀状やおせち料理の予約が始まっています。商業店舗は常に1シーズン先を見据えて商品を売りますが、毎年ながら、まだまだ今年がもうすぐ終わるという実感が全く湧きません。日々仕事に追われて、時間余裕の面でそれどころではないのが一番の理由でしょうが、少しは要所要所で立ち止まって振り返る余裕を作りたいものです。
(この項、なさ)



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