Wing Brain メールマガジン 第492号
2021/01/03(日)発行



目次
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● 日記を付ける ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(152) なさ
● うっかりミス等の撲滅(153) なさ
● 連載 第458回 健康で生活するために 健康記録を付ける ロクスケ
○ 編集後記




● 日記を付ける
私はおそらく文字が書けるようになってから日記を書き始めたように記憶している。すなわちもう数十年も日記を付けているのだが、むろん、書かない日もかなりあるし書き続けているとは言いがたいだろう。

いずれにせよ、子供の頃に書いた日記などとうの昔になくなっているし、その後も色々な物に書いていて、かなりの期間大学ノートに書き続けていた。仕事で全国及び世界のあちこちに出かけたがその間も途切れ途切れではあったと思うが書き続けていたろう。

最近はPCを使えるようになってもっぱらPCで書いているが、これもおそらく二十年くらい続いているだろうか。普段メモ帳を持って歩いているので、出先でも何かをしている最中でもメモ帳に書き込み後でそれを日記に改めて書くなどもしている。

実はそのように書き続けている日記を後から読み返すなどはほぼ無い。書くことだけが目的で読むことは目的ではないのだ。今はその日その日に起きたこと考えたことを書いているが、一時期は別にそのような記録を書く理由も無いだろうということで、結構でまかせ、作り話を面白がって書いていた時期もある。書くことが目的なら別にそれで構わないのだから、それなら面白い方が良いというわけだ。

日記を書く目的は記録と言うより自分が考えたことを纏める意味がある。そうすることで思考を纏め、効率よく考えることが出来るだろうとのいわば訓練として書いている。つまり文章を書くことで脳の訓練になるのだから別に日記でなくとも良いようなものだが、日記はいわば毎日書くのが原則なので、習慣づけるには都合が良いと思っている。

今は日記だけではなく、毎日のブログ記事や、小説書きなどがいわば日記とは違う分野での脳の整理になっていると思っている。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(152)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、執筆日である12/27(日)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(A) 広告関係の下案作り」は、前回述べた通り、後述(C)や(E')などを優先して進めるため、当初予定の年末年始頃の再開は難しくなったと述べた。その情勢に変わりはないが、少しずつでも進めるべく、(C)などと同様に外注化を再度行うことにした。年末年始にかかりはするが、その間に最低限の準備を進め、年始以降に外注化を進めて、春先頃までには実現したいと考えている。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前回までにいくつかの技術的な課題が全て解決したと述べた。その上で、それ以降はさらに次の技術課題に取り組んでいる。この2週間は後述(E')に時間を最優先で割いたことから、最低限のテストを行ったという意味で少しだけ進みはしたが、正直なところあまり進展はしていない。年始以降の仕事の効率化に多分に影響することでもあるので、後述(D)などとともに、年末年始に一気に進めたいと考えている。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、前回と同様に効率的に進められている。後述(E')に注力することを最優先としたため、前回予告した、早ければ年末年始頃に実現できるとした更なる効率化は、まだ本号執筆時点で進展はない。ただ、(E')が一気に進んだことで、(D)の更なる効率化への布石、準備にはなったことは間違いなく、この年末年始でこの(D)も行けるところまで進めたい。

(E')は前回から引き続き、この12月に入って大きく進展した。前回執筆日である12/13(日)までにだいぶ進み、あともう少しと述べたが、その残りを翌週の12/20(日)、および12/24(木)に一気に進めることができた。この点は前回の予告通り、予定通り実現したと言える。早年末となり、年末年始のまとまった休暇が目前に迫ったため、昨年と同様に一気にそこでやりかけとなっていることを進めたいと考えている。次号記事にてその進捗を報告できればと思う。

「(G) 睡眠時間の確保」については、このところ前述(C)や(E')のために夜の時間を割かれていることから、止む無く起床時刻を5:30から6:00に繰り下げた。ここ最近は05:30にアラームが鳴っても、2度寝してしまうことも多かったことから、睡眠の効率を高め、かつ2度寝を防止する意味で、熟慮の上で変更した。前回も述べたが、前述(C)や(E')を年末年始の間にある程度進め、新年以降はできるだけ夜の就寝時間を早められるように努めたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(153)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めている。本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げているが、今回も仕事に追われて、やむを得ず前号491号発行日12/20(日)の10日後12/30(水)とかなり遅くなってしまった。年末と言うこともあり、年末年始の休みを原稿執筆に注ぎ込めればという思い、さらに時間が取れるだけに考察に没頭してしまい、記事の執筆作業自体が遅くなったが、新年以降は再度前号発行日に仕上げるペースに戻したい。



繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。

前年2020年中は、快適な、楽しい感情状態にできるだけなりやすい特定イメージ画像を浮かべることそれ自体を自己暗示することによる効果、およびイメージ画像をパソコン上で画像編集して実際に作成したものを、時間を見つけては意識的にボーっと眺めるようにしていることの効果それぞれの影響度、寄与率がどの程度かを重点的に探り、そこで得られた知見について述べてきた。それらの取組みに関して、手前味噌ながら一定の成果が確認できたため、前々回から、次のステップに位置付けられる考察を始めている。今回もその続きを述べる。



前々回490号記事(151)までに、よりきめ細かく感情のモニタリング、コントロールを行うべく、自分自身の感情状態がどの程度バリエーションがあるのか、ブレーンストーミング的にリストアップを行い、そのリストアップした感情状態別にどの程度正確にモニタリング、コントロールできているかを自己分析した。

その結果、快適または普通(中立)の感情状態の時に一番高頻度にモニタリングでき、次に体調が優れない、気持ち悪いといった状態、さらにその次にイライラ、落ち込み、悲しみといったマイナス感情の状態という順位の頻度でモニタリングできており、最も頻度が低いのが面倒くさがる、億劫がる、さらには痛い、痒いという状態であり、特に最下位である痒みのコントロールが目下の課題と述べた。



そこで、この4週間は特に痒みのモニタリングに意識的に注力してみた。その結果、痒みを感じた時の状態をモニタリングすること自体はかなりの頻度でできるようになった。その点は大きな進歩と言える。

なお、短期間でかなりの頻度まで行けるようになった理由としては、意識的に注力していたこともあるが、怒りやイライラなどのマイナス感情よりもかなり高頻度に痒みの刺激が発生するため、意識が他に行ってしまうことでモニタリングすること自体の失念が逆に起こりにくいからではないかと考えられる。

ただ、モニタリングできるようになったとはいえ、イライラ、落ち込み、悲しみといったマイナス感情の時と異なり、コントロールまではまだほぼ全くできていない。感覚的に言えば、モニタリングするとしないとで、痒み刺激により掻きむしってしまう度合いは1〜2割は下がったようにも思うが、結局掻いてしまうことには変わりなく、マイナス感情の時のように一定時間後にスーッと消失することはなかなか難しいのが正直なところである。

モニタリングは短期間でできても、コントロールは逆にできないのは、そもそもマイナス感情の時とは本質的に状態が異なるからではないかと考えている。

即ち、マイナス感情は、何かのきっかけによりマイナス感情の状態になったとしても、そのきっかけが単発的な出来事であることが殆どであることから、後からモニタリングし、特定イメージ映像の想起などにより軽減・消失が比較的容易なのであろう。逆に、痒み刺激は肌からの痛覚というセンサーから連続して痒み刺激という信号が送られ続けるため、マイナス感情と同じ方法で対処しても、継続的に軽減・消失できないのではなかろうか。

例えて言えば、前者が車のアクセルを一度踏んで加速した後で惰性走行している状態、後者がアクセルを踏み続けて加速し続けている状態に相当しよう。その両者の状態でブレーキを踏んでも、前者は容易に減速・停止できるが、後者はなかなかできない。感情コントロールとは、そのブレーキを踏む行為に相当するものと考えられる。



今回はここまで。次の493号の記事(155)でも上述の話を続けたい。

by なさ

by なさ




● 連載 第458回 健康で生活するために 健康記録を付ける
私は毎日起きると体重を計り、朝と夜血圧を測り、それらを毎日記録している。一緒に脈拍数、排泄、食事(これはもう数年食べるものを写真にして毎日残している)、歩いた歩数、更にその日の体調などを記録しているが、計算ソフトで表を作っているので、たまにはそれらのグラフを作ったりしている。

何度か書いているが、私は自慢ではないが金がない。しかし金がなくともなんとかなるとして、なんともならないのは病気になることだ。事実、親しい友人などが病気で亡くなったり殆ど外出もままならない状態になっている事がかなり多い。特に近年はそのような報に触れるに付け、これはいくら金があってもどうしようもないとなおさら思うようになった。

そこまででなくとも、食べたいものが食べられない行きたいところにゆけない等やりたいことが出来ないとなれば金がいくらあっても寝たきり等になってしまえばどうしようもないだろうとの負け惜しみから私は金儲けもさることながら体力作り、体力の維持に努めることにしている。その一環が、上記の記録だ。もう十数年続けているが、そのようにしていると自分の体調の変化がよく分かる。むろん、人間だから常に絶好調と言うことはないが、毎日の体調の変化とは別に体力自体が弱くなったか強くなったかがこれらの記録で分かる。

私は毎年簡単な健康診断を受けているが、上記の記録を参考に運動や食事などを可能な限りコントロールしているためか、今のところ体調に異常は見つかっていない。

誰でも健康は大切に思っているだろうが、気がつかないうちに健康を損なうようなことをしているものだ。私もかつてはそうだったし今でも百バーセント完全なわけはないが、嘗てよりはかなりましになっていると思うし、その一つの理由がこの健康状態の記録付けだと信じている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 新しい年が明けましたね。去年は本当にコロナ肺炎で世界中大変な年でしたが、ことしこそこの肺炎を克服して世界が又未来に向かって歩み出す年になることを心底願います。人類の歴史では、嘗て人口が半減するような病気の大流行が何度も起きました。今はそんな事には絶体になりませんしね。

■ おりから数年、数十年に一度の寒波が襲ってくるなどの報道も有りますが、昔と違いそれで社会が麻痺することもありませんし、考えてみればそれも科学進歩の故でしょう。今年もそれに大いに期待したいものです。
(この項までロクスケ)

■ 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。この編集後記を執筆しているのは、12/31(木)大晦日の夜23:00前後です。12/31は都内では感染者が一気に1300人にも達し、衝撃をもたらしました。全国的に感染者が増加傾向であり、重傷者も増え続け、病院は医療崩壊の危機と再三叫ばれています。新年以降、果たしてどうなるのでしょうか。

■ 日本国内でワクチン接種が始まるのは2月頃からとのこと。最初は高齢者と医療関係者が優先だそうで、一般人の摂取は5月頃になる見込と聞くと、そこまで医療崩壊をさせずにもたせることができるでしょうか。こんなに不安な気持ちで正月を迎えるのは記憶にありません。是非、できるだけ早い段階でコロナが収束しますように。
(この項、なさ)



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