Wing Brain メールマガジン 第499号
2021/04/11(日)発行



目次
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● 例えば自作アンプ ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(166) なさ
● うっかりミス等の撲滅(167) なさ
● 連載 第465回 健康で生活するために 好奇心を維持する ロクスケ
○ 編集後記




● 例えば自作アンプ
わたしは元々電気関係の仕事をしていたし、色々な物を自作するのが今も趣味なので、いくつかアンプを作ったことがあったし、これからも作る事はあるかと思う。ところで、昔は真空管アンプしかなかったし、そのアンプも極めて高価でそれこそ一大決心をしなければ買えなかった。しかし、わたしとしては色々なアンプを聴き比べてみたいので、生涯に一度しか買えない様なアンプは買わない。ということで、自分でアンプを作ることがいつの間にか趣味になった。

最初は自分で真空管や様々な部品を買ったり、あるいは壊れたラジオやテレビから部品を採ったり、同好者と部品を交換したりしながら色々作ったし、その中で出来るだけ音の良い物を作る工夫をしていた。

その後、真空管はトランジスタに換わり、そして今はICに換わってきている。それに従い、今ではアンプ用の部品は劇的に値段が下がったが、一方昔ながらの真空管アンプもそれなりに人気があり、マニアでは相変わらず真空管アンプを作っている人が多い。

音質と言えば、今ではほんの小遣いで買えるICアンプがそれなりの良い音を出しているし、第一真空管アンプにしてもそれほど素晴らしい音だとも思わないが、そもそも音質などあくまでその人がどう感じるかであって、たとえば未だにSPレコードを竹針でならすことを無情の楽しみにしているマニアもいる。むろん、趣味なのだから何に凝っていても本人が良いならそれで良いのだが、わたしも今は買った方がよほど良い音のICアンプを組み立てて使っている。

まず、わたし自身が音質をそれほど聴き分けるだけの聴力が無くなっているのと、わたし自身が慣れ親しんだ音質であればそれで良しとしているからだ。が、最近といってもかなり前なのだろうが、集めていた部品のガラクタ箱をかき回して古い真空管や部品をかき集め自分で設計した真空管アンプを組み立てた。余り期待はしていなかったがそれなりに良い音で、やはり趣味にして良かったと思った。

趣味とはこんな物だ。値段や手間を考えていたら趣味など全く出来ない。大体は既製品の方が安くて品質が良い。アンプに限らず自分で家具の様な物から最近では靴まで作るつもりで材料集めをしている。なにしろわたしの足は幅広で平たく市販の靴がなかなかしっくりこないから、型から自分で作って皮を縫い合わせて作るつもりだ。その為ネットでそれなりに勉強した。それで市販を越える靴が出来るなどとは思っていないが、履ければ十分だし、それこそ作る事を楽しめれば良い。

大体、自作品よりも市販品の方が質が良く安いが、そんな事を言っていたら趣味など意味がなくなる。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(166)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、執筆日である4/3(土)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(A) 広告関係の下案作り」は、今回も後述(C)や(E')、(H)を優先しているため、引き続き保留中ではあるが、前回までと比べて少しだけ進展があった。即ち、前回述べたように、この(A)も外注化するための検討を進めていたが、それに際して自力である程度中身を深く理解しておかねばならない必要に迫られ、尻を叩かれるように自力で勉強を始めた。後述(H)などがもう少しで一段落する見込のため、(A)の自力勉強も数日で一旦途切れてはしまっているが、(H)の一段落のタイミングで改めて自力勉強を再開したいと考えている。その上で、前回策定した外注前提での進行スケジュールの通り、5月頃から外注化を進め、前回予告通りに夏頃には全面完成させたい。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前回の通り、後述(H)にも絡めて、計画通りに開発の発注を進めてきたが、発注は前回までで一段落し、今はその進捗を見据えているところである。ただ、一点、予算的な面等から後回しにした案件があり、それを今回は余力の範囲で少しだけだが進められた。今後しばらくは予算とも相談しながら、出来る範囲でこの遅れている案件も進めてゆきたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、引き続き効率的に進められている。前々回までに(D)の効率化を3月末には実現したいと述べた。ひとまずその実現のために関連する環境作りは前回予告通りに3月末に実現できたが、その先の作業が4月にずれこんでしまった。ただ、その作業を円滑に進めるための業者と出会えたことから、5月頃までには重点的に進められる見込は経ってきた。なので、前回述べた通りの計画で進められると見込まれる。

(E')は、引き続き他のタスクを優先しているため、現段階でも殆ど進められていないが、前述(D)の効率化のための環境作りが完了したため、(E')をかなり進めやすくなった。(D)と連動して、(E')も一部外注化する予定だが、想定よりも少し余裕が出来てきたため、自力作業部分も併せ、4〜5月頃には実現できる見込である。(E)についても、前回予告通りに(E')とは別の形で外注化する見込が立ち、外注先も概ね固まったため、次回あたりから少しずつ進めてゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」については、前回から引き続き、この2週間も残念ながら深夜1:00前後に就寝する日が続いたが、この1週間程度は少し緩和でき、深夜0:00頃には就寝できるようになった。それをもう少し進め、当初目標とした23時就寝を5月頃までには何とか実現したい。

最後に、新タスク(H)は、前回までに準備がほぼ一段落し、軌道に乗りつつある。残りを今月中に仕上げ、他のタスクや(G)睡眠に時間をさらに割くようにしてゆきたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(167)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めている。本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。496号ではその前の495号発行日から一週間後と遅くなった反省から、前回からは意識的に早め早めに仕上げるようにしており、今回も前号498号発行日3/28(日)に仕上げられている。引き続き、前号発行日当日に仕上げるペースを維持してゆきたい。



繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。手前味噌ながら、少しずつだが着実に改善は進んでおり、日々その手応えを実感してはいるが、完全100%を目指してさらにブラッシュアップを続けている。

前年2020年中の感情モニタリング(を自己流にアレンジした方法)の考察・実践の取組み成果を踏まえ、490号記事から、次のステップに位置付けられる考察を始め、494号からは、従来の取組みをさらに補強すべく、新たにNLP(神経言語プログラミング)を勉強し始めている。前回までに、NLPの様々な手法の中で、当方の取組みに直接に必要な有用性の高い2つの手法について重点的に触れ、特にここ最近は2つ目の手法として「パート」、即ち自分の心の中の一部分と会話するという手法を掘り下げてきている。今回もその続きを述べる。



パートの考え方に基づき、「嫌な気分になっている自分」「お菓子を食べたがっている自分」など、自分自分の心のパートを細分化して捉えるようにしている。その上で、前回からは、それらの自分、特に嫌な気分になっている自分、イライラしている自分、落ち込んでいる自分など、マイナスな感情状態になっている自分に対して、気付いた範囲内で優しく語り掛けることを繰り返している。

この2週間は、前回までよりは、語り掛けの少し頻度を上げることができたと自負している。その頻度が上がってきたからか、語り掛けを繰り返している中で、不思議な体験というか、発見をしたので、今回は特にその点を重点的にお伝えしたい。

嫌な気分になっている自分に対して、「イライラした時の自分、そりゃぁ嫌なことがあればイライラするよねぇ。でも、そこで平気で居られると良いんだよなぁ」と語り掛けているが、その前段、「「イライラした時の自分、そりゃぁ嫌なことがあればイライラするよねぇ。」と同情的な語り掛けを繰返し行っていたからなのか、そのイライラした自分が以前よりも心の前面に出て来て主張する頻度が高くなったように感じている。

イライラする頻度はこれまでとほぼ変わっていないと思われるが、これまでは感情モニタリング(を自己流にアレンジした方法)を行っていても、やり方がやや不適切なのか、そのイライラした自分を無理に抑えつけてしまっていたようにも思われる。その抑制がパートの語り掛けによって緩み、抑えつけていたイライラした時の自分が自然と浮かび上がってくる、もしくは今までの反動でより前面に強く出て来るようになったのではないかと考えられる。




今回はここまで。次の500号の記事(169)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第465回 健康で生活するために 好奇心を維持する
人間誰しも年をとれば体力と知力が衰えてくる。が、その衰え方は個人差が大きく、八十、九十でもかくしゃくとしている人も居れば六十代ですっかり衰えてしまう人も居る。むろん、生まれつきの体質や持病などいう問題はあるだろうが、自分での努力も大きく関係するとわたしは思っている。

さて、何度も書いているが幸い年齢の割には健康状態は良いとわたし自身は思っている。思っているだけではなく、今のところ毎年受ける簡易健康診断でも特に問題は無い。ただし、体の健康と同時に年齢と共に衰えてくるのが精神的な物でまた記憶力は確かにかなり衰えていると自分でも自覚しているが、人と比べることも出来ないからあくまで自分ではそう感じていると言うことだ。

記憶力もさることながら、好奇心が衰えてしまえばそもそも生きている意味が半減するのだろうと自分でも思っている。ということで、わたしが意識的に心がけているのは好奇心を維持することだ。

これも自分で評価しているだけだが、好奇心はそれなりに維持しているだろう。それが過ぎて未だにネット中毒の傾向があるきらいはあるが、別にゲームや漫画を観ているのではなく、主として思考に関係のある内容に凝っていると言えるだろう。たとえば、このサイトで記事を書き続けているなどもその一環だろうし、体力を幸いに時々旅行に出かけ、とにかく毎日歩き回る。体を動かして直接目で見ることで、その土地その場所が直接の記憶として頭に焼き付く。これがお仕着せの団体旅行などでバスなどの移動を繰り返すと殆どその旅行の印象が残らないのだから、自分の足で歩き回り目で見る旅行がそれなりの意味があるわけだ。

物作りもわたしの趣味だが、手元にある材料や道具を工夫して作ったことの無い物を作り上げることは出来がどうであろうとかなり満足感がある。

結局、体力維持も必要だが、この好奇心の維持も絶対に必要だとわたしは思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 先日方々を歩き回って桜を観てきました。丁度満開時期で、方々の公園や神社、お寺などの桜を大勢の人が観に来ていましたけれど、何処でも花見は禁止。また確かに例年の桜の時期よりは人出も少ないとは思いますが、それでも好天の為もあり大勢の人出でした。

■ 世界では日本の感染者は極めて少ないですが、それでも最近は又変異ウィルスで感染者が増えてきているようです。結局は一人一人が自分は症状はなくても感染しているかも知れないと考えて、人にうつさない様な行動をとるしかないのでしょう。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは4/9(金)です。予定より一日遅れてしまいましたが、本号が発行される時点で4月も3分の1以上が終わっていることになります。こちら関東では、桜が既に散って葉桜になってきています。今年は桜の開花がかなり早く、学校の卒業式などには丁度良かったかもしれませんが、入学式の時点では既に散りかけている状況でした。人間にとってなかなか都合の良いタイミングで咲いてくれるわけでもなさそうです。

■ ロクスケ委員長もおっしゃっているように、ここ最近は大阪などを中心に変異ウィルスが猛威を揮ってきています。蔓延防止措置が大阪に続き東京でも実施されることになりました。一難去ってまた一難ですね。今年一年もまだこのようないたちごっこの日々が続きそうです。
(この項、なさ)



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