Wing Brain メールマガジン 第501号
2021/04/25(日)発行



目次
● 創意工夫 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(169) なさ
● うっかりミス等の撲滅(170) なさ
● 連載 第467回 健康で生活するために 徹底した掃除 ロクスケ
○ 編集後記








● 創意工夫
何でも簡単に買える時代、一昔に比べて本当に便利になった。例えば、電卓が初めて市場に出てきた頃、わたしも仕事にあれば便利なので一つ買ったがそれこそ一大決心だった。今ならおそらく最高級パソコンが普通に買える値段だったと思う。あくまでそんな感覚と言うことだが、それが今では百円ショップで買えるし、スマホにその機能がついている。

時計も昔は腕時計一つ持つにしてもそれなりに費用がかかるのが当たり前だったが、今ではやはり百円ショップで買えるし、これもスマホについている。

今は見かけないが、ラジオも100円で買えたし、今でもその100円ラジオを記念に持っている。最近はアンプも300円で買ったし、その前はシングルだが100円で買った。

それこそ昔はかなりの散財を覚悟して買った物が今では100均はともかく本当に安く買えるようになったし今わたしが使っているパソコンも出来はじめた頃は家が建つ位の費用がかかった。

こういう時代になると、何も自分で作る必要など無い。自分で作るとコストは買う場合の何倍もかかるし性能は何分の一にも及ばない。が、それでもわたしは趣味でアンプや時計、パソコンなどを自作している。ラジオも作った。当然ながらコストは論外だし、性能も見かけも論外だが、得られる満足感はコスト計算とは無関係だ。

極論かも知れないが、金さえ払えば、買い物に行く必要は無く殆どが配達されるし、食事も同じだ。結局生活のために自分で考え工夫する必要は無いとも言える。もしそうなった場合、人間は耐えられるだろうか。話に依ればそのような生活をしている人も居るとは言うが、わたしには想像出来ない。

自分で工夫して、金さえ払えば買える物も自分で工夫して作る、あるいは代用品を探してみる、あるいは無くても済むように考える等など、とにかく頭を使うから生活に張りが出てくるし目的も出来るし目的をかなえるために又考え努力をすることも出来る。これがなくなったら別に生きている意味もないと言えるのでないか。

念のためだが、障害や病気でそうしたくても出来ない人はまた別の話だ。あくまで考えることを自分の意思で止めた場合のことを言っている。

結局結論として、わたしの場合は創意工夫が生きている理由なのではないかと思える時さえある。むろん、そればかりではないが。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(169)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、執筆日である5/2(日)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(A) 広告関係の下案作り」は、今回も引き続き保留中である。前々回述べた、(A)の外注化検討に際して自力である程度中身を深く理解しておかねばならない必要に迫られての自力の勉強は、まだ再開出来ていない。折しも、大型連休に突入したが、前回までの予告通り、後述(C)と(H)を大型連休時に前後して仕上げる計画で進めているため、大型連休の貴重な時間を(A)に捻出できる見込は残念ながらない。何とか予定通りに(C)と(H)を連休明け頃には仕上げ、6月以降は(A)に着手し、夏頃には全面完成させたいと考えている。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前回までに(D)の効率化が段階的に実現してきているが、この2週間でもさらに次の開発を進めている。これは元々予定していた段階よりもさらに次の段階の開発になる。これまでに開発できた範囲は予定通りに達成できているが、自力で仕上げる部分が残っており、そこをこの連休中の時間を使って実現したい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、引き続き効率的に進められており、この大型連休の時間を使って、(D)の効率化は最終段階まで持っていくようにしたい。これも(C)と同様に自力で仕上げる部分が必要であり、それに注力しているところである。

(E')は、前回述べたように、外注化の日程が固まったため、自力で進められるところをこの大型連休を利用して最大限進める予定である。(E)も(E')とは別の形で外注化を進めてゆくと前回までに述べたが、(E')が仕上がり次第、最速で今月5月の連休明け以降に進める予定である。

「(G) 睡眠時間の確保」については、この2週間もほぼ安定して深夜0:00頃に就寝できている。23:30過ぎの就寝は今回は残念ながら無かったが、連休に入ったのでおかげさまで睡眠時間自体は維持できている。上述の各タスクの完了が実現したら、予告通りに安定して23:30前には就寝できるようにしたい。

(H)は前回から引き続き順調に進んでおり、この連休の前後は自力で進める部分はかなり少なくなっている。ただ、今年の後半に入る頃から再度自力でのウェイトが増える見込のため、とにかく他のタスクをこの連休前後は集中的に進めたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(170)
前回は500号記念として別の原稿を寄稿させていただいたが、今回からは再度、前々号までの続きとして、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。度々そのペースが遅れることもあったが、今回も前号500号発行日4/25(日)に仕上げられている。引き続き、このペースを堅持したい。



繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。手前味噌ながら、少しずつだが着実に改善は進んでおり、日々その手応えを実感してはいるが、完全100%を目指してさらにブラッシュアップを続けている。

前年2020年中の感情モニタリング(を自己流にアレンジした方法)の考察・実践の取組み成果を踏まえ、490号記事から、次のステップに位置付けられる考察を始め、494号からは、従来の取組みをさらに補強すべく、新たにNLP(神経言語プログラミング)を勉強し始め、NLPの様々な手法の中で、当方の取組みに直接に必要な有用性の高い2つの手法について重点的に触れ、掘り下げてきた。今回からは、一端そのNLPの話を保留とし、感情モニタリング法(を自己流にアレンジした方法)および自己暗示に話を戻して、この2週間の進捗について述べる。



前回499号記事において、「これまでは感情モニタリング(を自己流にアレンジした方法)を行っていても、やり方がやや不適切なのか、そのイライラした自分を無理に抑えつけてしまっていたようにも思われる。」と述べた。その反省もあり、ふと思い立って、改めて感情モニタリング法(を自己流にアレンジした方法)ならびに自己暗示を復習することにした。

これまでに書籍等で学んだ内容、および自己流的に編み出した方法を列挙してみると、ここ最近ではきちんと実践できていない、悪く言えば忘れていた、サボっていた要素があることに気付かされた。それを以下に列挙したい。:


・自己暗示を行う際、暗示を効きやすくするためトランス状態に入る。

・その上で、「頑張らねば」「やらなければ」といった歯を食いしばるような強 い意図的思いを抱くのではなく、「できると良いんだよなぁ」と軽く思うよう にすることで、自己暗示として行いたいことを自然と実行できるようにする。


・感情モニタリングのセルフチェック、即ち「今の気分は良いかい?」と心の中 のもう一人の自分に自問自答した際、不快な感情状態であると分かったならば、 すぐさまチェックを止め、指先などの身体感覚を味わうようにしてみる。その 上で、「良いかいと聞いている自分はどうだい?」と先に自問自答した側の自 分に対して問いかけ直してみる。そして、一定の短い時間後に再度今の一連の 手順を繰返す。

・逆に、セルフチェックの結果、快適な感情状態であった場合は、その快適な状 態をしばらく味わうように眺め続ける。


これらは、ここ最近、正直に言えば、きちんと出来ていなかったと反省している。例えば、セルフチェックの結果、不快な感情状態にあると分かっても、すぐそのチェックを止めるのではなく、不快な状態に浸りこんでしまい、結果的に不快な感情状態を増幅させてしまうといった逆効果な状態になることもしばしばあったように思う。

そこで、特にこの1週間は、これらの基本中の基本とも言える手法を徹底して、改めて身に付けることにした。まず、できれば事前に目の前に見えるものをボーっと10秒間程度、心の中で「1,2,3,…」とゆっくり数えながら眺めるようにしてトランス状態に入り、自己暗示がかかりやすい状態にする。その上で、時々刻々の仕事中や私生活の中で、ほぼ常時セルフチェックを抜けなく行え続けられているという理想的な自己実現のイメージを頭の中で繰返し繰返し想起するのである。

即ち、セルフチェックを確実に常時安定して行えるよう、それ自体を徹底的に自己暗示してみたのである。その結果、数日間で比較的安定してセルフチェックを確実に行えるようになってきたと実感している。



今回はここまで。次の502号の記事(172)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第467回 健康で生活するために 徹底した掃除
最近何かの発作でも起きたか、とにかく家の隅から隅まで徹底した掃除を始めた。むろん、いつも掃除はしているが、大体は見えるところだけをなんとか綺麗にしガラクタなどを見えない場所に突っ込んでいることが多かった。

が、ある日気がついてみると本当にいつ買ったか分からないような物、全く使わない物が余りに多く、嫌気がさして片付け始めた。一度それを始めて見るとそれなら他の場所もということでもう一週間ほどになるが未だに続けている。一番多いのは衣類だろう。昔は背広が必需品で何着も持っていたが今は着ることなどほとんど無い。いや、全く無い。型も古くなっているし、年齢にも合わないので、思い切って全部ゴミ袋に押し込んで捨ててしまった。

使わない食器、書類、様々な道具とにかく全く使わない邪魔なだけの物があきれるほど出てくる。断捨離をするつもりは無い。つまり必要最低限の物以外を全て捨てる断捨離はわたしの方針ではないので、必要な物は持っているし更に買うこともあるが、絶対に使わなくなった物、それに壊れて使えない物などがあきれるほど多くあるのには我ながら驚いた。

驚いているばかりではいられないのでとにかくそれらをせっせとゴミ出しをし、使わない家具もばらして捨て、そしてかなりの場所が余裕が出たので、徹底して掃除をし、雑巾をかけ大体日常使う場所はそれで片付いたと思う。

古い家で部屋が大小十室ある。トイレや玄関ホール、浴室などは又別で、おそらくそれらを全部仕上げるにはあと十日やそれ以上かかるだろうし、それらが済めば最初に掃除をしたところが又汚れているだろう。

掃除は徹底的にやれば切りが無く、到底時間がとれないのでこの一連の掃除が済んだら、あとはまた日常の簡単な掃除だけにするつもりだ。

が、掃除をしながら精神的には非常に良い影響があることを確かめた。結局、家の掃除は精神の掃除としても役立つのではないかと思うようになった。

by ロクスケ
○ 編集後記
■ 本当に時の経つのは早い物で、今年も三分の一が過ぎてしまいました。おそらく何も出来ないと思っている間に三分の二も過ぎてしまうのかと思うとさすがに焦ります。でも焦っても仕方がないし、焦ると却って失敗が増えます。

■ 結局は何をするかをしぼり念入りに計画を立て、上手く行かない時には如何するかなどをきちんと決めて、何でもかんでもやるのではなく最も大切と思われることを最大限にやると、全く当たり前のやり方をするしかないと思うようになりました。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは連休明けの5/6(木)です。本号の原稿2通目を仕上げたのが5/2(日)で、そこからあっという間に4日が過ぎてしまいました。昨年の大型連休は、専ら木工作業などに明け暮れましたが、今年は手は動かさず、諸々のアイデアをひたすら浮かべることに費やしました。

■ 集中的に考え抜くことで、おかげさまでアイデアはまとまりましたが、もう少し手を動かしながらでも良かったように思います。いつも痛感することですが、やることが多過ぎて時間が足りない時、何かをやりながら、考えながら、別のこともこなしていくような、一挙両得作戦を実践していかないと、とても全てを取り組んで結果を出してゆくことなどできません。そのように頭と手を別々に器用に動かすにはどうしたらよいか、それ自体も思案中です。
(この項、なさ)


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