Wing Brain メールマガジン 第519号
2022/01/16(日)発行



目次
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● 新しい年を迎える度に ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(204) なさ
● うっかりミス等の撲滅(205) なさ
● 連載 第485回 健康で生活するために あらためてコロナ肺炎対策 ロクスケ
○ 編集後記




● 新しい年を迎える度に
毎年正月を迎える度に思うのは、あっという間の一年だったということ。それも年々一年が短くなっているように感ずる。むろん、時間の流れは変わるわけではなくあくまでそれの感じ方が変わると言うことであり、人間年齢と共に経験を積んでいるから、日常の出来事を殆ど経験済みであり、それをいちいち新しい記憶に組み込むなどをしていたらそれこそ日常生活自体が成り立たなくなる。

簡単な例だが、朝起きて着替える、その時に袖をどの様に通すか、ズボンの前後をどの様に合わせるかなど誰も意識などしていない。その時はそれに応じた判断を自動的に行っているが、大体は他のことを考えながらやっていたりして服を着替えた後は自分はその為にしたことなど全く記憶に残らない。洗顔するのも歯を磨くのもそれこそ人により細かいやり方は違うだろうし順序も違うだろうが、それを毎回記憶することなどあり得ない。誰もが無意識にやっていると言って良い。

しかし幼い子供はそのやり方を一つずつ覚えて行かなければならないから一つ一つが意識に登るし、それを終えた後もくっきりと記憶にのこる。それが何度も行われて習慣になれば、記憶に残らなくなる。すると以前はそのようなことをしていた時間も記憶に有るが、無意識にやるようになると時間の記憶もなくなると言うことだ。

大人になれば日常のそのようなことは殆ど記憶に残らない。したがって、記憶に残らない時間は結局意識されなくなるから時間がそれだけ速く経ったと感じるようになるのは当然なのだ。

だが、それも人によって違う。何も新しいことに挑戦せず毎日同じ日常を単に繰り替えていると、知らない間に一日が過ぎ、それが年々短くなるわけだ。テレビを観て時間を過ごしていながら、場合によっては自分が何の番組を観ていたかなど直ぐに忘れてしまう。

時間の経過が速くなることをなんとも思わない人はそれで良いのだろうが、わたしの場合は同じ時間を過ごすならそれなりに充実して過ごしたいと思うから、たとえばテレビは一切観ない、外をと散歩する時でも出来るだけ違うルートを通り、同じ場所でも写真を撮る。幸い今はスマホなどで簡単に採れるから、例えば今年一年で、数えてみたら12,300枚ほど写真を撮っていた。散歩から帰ってくると、スマホから写真をパソコンに移している。

ほんの一例だが、そうすることで毎日通っているはずの場所が新鮮に映るしその時間を確かに意識している。

この様にすることで毎日過ごす時間をそれなりに意識出来、結局それなりに充実するのだろうと思っている。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(204)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、定例仕上げ日から1日遅れてしまったが1/10(月祝)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前々回までの段階で、後述(D)〜(E')に特に注力すべく一旦手を止めていたが、前回から徐々に再開している。この年末年始の休みを有効に使って検討を固め、全面的な発注まで持っていく旨を予告したが、おかげさまで予定通りに100%達成できた。その点では大変に満足している。今後は、発注した以上は進捗管理や次のステップの準備等で忙しくなる見込のため、滞ることのないようしっかり進めてゆきたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、年末年始を挟んだものの、その前後の業務日において、今回も引き続き同程度の効率水準を順調に維持している。(E')とともに、年末年始の休みで自力で出来る限り進めると前回述べた部分について、(E')部分の作業計画を綿密に考える点は少しだけ進めたものの、上述(C)および後述(H)を優先的に進めることとなったため、残念ながらほぼ全く進んでいない。そこは大きな反省点だが、(C)と(H)に予想外に時間を要したこともあり、やむを得なかったと考えている。おかげさまで(C)と(H)はかなり進んだため、この年始以降に少しずつまた再開したい。

(H)は、上述(C)とともに、おかげさまでこの年末年始の間に立て続けに大きく進捗できた。前回、年明けのできるだけ早い時期に完了と予告した部分を前倒しで達成できた。我ながらその点は、年始早々縁起の良い順調な滑り出しではある。とはいえ、他のタスクを犠牲してしまった以上、逐次全体のバランスを考えながら、偏りなく進めてゆきたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(205)
今回も445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。前回は、やむを得ない家庭の事情により、久しぶりに大幅に遅れてしまったが、今回は通常通り前号発行日1/2(日)に仕上げられている。この通常ペースを今後も堅持してゆきたい。



これまで長きに渡り、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、不快な気分に陥った際に百発百中で鎮められるよう、改良的方法も考案し、積極的に実践してきた。ここ最近は平均して概ね安定してはいるものの、精神的に不安定になることが度々あり、家族に少なからず迷惑をかけている面もあることから、これまでの手法のブラッシュアップを行っている。今回もその経過を以下で述べる。

今回も前回までに続き、特定イメージ画像・映像を思い浮かべながら、感情モニタリング法の二重チェックを行うというステップを短時間のうちに頻繁に繰り返すように努め、両者の結び付きを繰返し強化している。前回までに、その結び付きは十分に強化されてきているが、引き続き今回もその強化を持続している。前回、進歩点として大小併せて3点ほど挙げた。前回からの期間が1週間と短いが、3点それぞれについて更なる進歩点が少なからずあった。それらを以下で述べる。



まず前回1点目として挙げた、特定イメージ画像・映像の想起の更なる容易化について。一日中ではないが、風呂に浸かる等の際、できるだけトランス状態に入ることで(目の前の視界に映る風景などをボーっと眺めながら「1,2,3,…」とゆっくり数えることによる)、特定イメージ画像・映像の想起がしやすくなることは今回も確認した。今回気付いたのは、トランスに入った場合は、入らない場合と比べ、「どうせ〜なんて浮かばないんだよなぁ」と必ずしも念じなくとも想起しやすくなるということである。これは、トランスに入ることで(風呂に浸かっていることもあろうが)脳がリラックスすることによるのではないかと思われる。引き続き、特にトランスに入りながらの訓練を続けたい。

次に前回2点目として挙げた、特定イメージ画像・映像を眺めること自体により元々引き起こされていた快適な気分が、以前よりも程度が急に弱くなってきたことについて。一日なり一週間を通じて全体平均で見ると、確かに弱まっているように思うが、より細かく見てみると、弱まった状態が数日程度続いたかと思えば、また一時的に元に戻り、またしばらくすると弱まるというふうに、弱まり方に波というか変動があることに気付いた。この波のより詳しい観察をこの先続けたい。

最後に3点目として挙げた、怒りやイライラといった負の感情(に伴い発生する身体感覚)それ自体をトリガーとして感情モニタリング法のセルフチェック、二重チェックを想起する方法について。理屈としてはその両者を直接結びつければ良いことには気付いたものの、具体的にどうやって効率的に結び付けられるか、それをこの1週間は考えてみた。怒りやイライラの感情は、何かのきっかけにより急に発生することが多いため、怒りやイライラの感情で頭の中が支配され、セルフチェック、二重チェックのことを忘れてしまいがちである。そこで、普段の快適な気分の時から、繰返し特定イメージ画像・映像を想起するように、「怒りやイライラ感情の発生はまだかなぁ〜」と期待して待つことにした。これにより、いざ発生したら、「来た〜!」とすかさず負の感情をキャッチできるのではないかと考えられる。早速、この先2週間で実践してみたい。



今回はここまで。次の520号の記事(207)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第485回 健康で生活するために あらためてコロナ肺炎対策
今世界中で特に主要国ではコロナ肺炎が正に爆延している様だ。先進国ではワクチンをそれなりに接種しているはずだが、それでも今度は新しいオミクロン株などという新型がまた拡大を急速に広めている。

コロナ肺炎は寒冷期に感染が拡大するとされ、主要国はほとんどが北半球に有るため事態は深刻だが、その中で日本だけは世界が理解不能と言われるほど感染拡大を押さえ込んでいる。

確かに油断は出来ないが、結局考えられる理由は日本人が他人に迷惑をかけないと言う基本的な文化を持っているからだと思う。そのため、このコロナ肺炎の前vから日本人は普通にマスクをしていたし、密集を避け、決まりを良く守って兎に角人に感染させないことを通常の生活習慣にしている。また、ワクチン接種などもそれなりに積極的に受けているそうだ。

要するに人に迷惑をかけないようにするという意識を日本人が標準の価値観としていれば結局は人からも迷惑をかけられない、即ち今回のような感染を抑えていると言うことになる。

確かに歴史上欧米ではペストやコロナなどの病気の大流行で時には人口が半減するようなことも有ったが、同時期の日本は今ほど医学水準が発達していなかったにもかかわらず世界では例外的に感染拡大を回避してきた。ひとえに、当時から日本人が日頃から清潔で人に迷惑をかけないとの意識が普通に有ったからだろう。なにしろ、地域にもよるだろうが、ほぼ毎日入浴し、トイレもきちんと始末をしていたのは、当時の世界では日本だけだったとされている。

当時日本を訪れた外国人が様々な記録に、日本人のこの清潔さを驚いて書いている。

今のコロナ肺炎でも、結局はこの日本人の特質が大きな他国との違いを作っているのだろう。あらためて、わたし達もそれをかみしめて兎に角人にうつさない、結果人にうつされないマナーを意識しておきたいものだ。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今年は関東関西でかなりの雪が降り、本来雪になれない人たちがかなり交通事故などを起こしているようです。くれぐれも油断せず、また自分では安全な場所を歩いていても滑った車が突っ込んでくる事故もあります。常に周囲を警戒しながら歩かなければならないと思っています。

■ 新型コロナウィルス肺炎感染者がまた急激に増えているようです。自分ではいくら注意をしていても感染することが多いようで、やはりマスクや人混みを避けるなどの感染防止対策を守るしかないでしょうね。それでも日本は他国に比べて非常に感染率が低いとはされていますが、むろん油断は出来ません。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは、1/13(木)です。早いもので、年が明けてからもう2週間近く経ってしまいました。1月の半分がほぼ終わっていることになり、1年の24分の1が終わってしまうわけです。気が付けば今年2022年も終わってしまうような気がしています。年始早々年が終わる話をするのも何ですが、とにかく時間経過の速さに驚きを通り越して焦りすら感じる今日この頃です。

■ 1月前半の時間経過をより一層速く感じたのは、正月休みがあったからではないかと思いましたが、むしろ仕事をしている普段の方があっという間に一日が終わる感覚です。思えば、この正月もそうでしたが、本当に何もせず休んだという日が一日もなく、せいぜい半日くらいでしょうか。休日と言っても、実際は普段の仕事の残りをしていたり、家事をこなしていると、結局休まる時間がありません。そのためか、平日も休日もあっと言う間に一日が終わります。
(この項、なさ)



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