Wing Brain メールマガジン 第522号
2022/02/27(日)発行



目次
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● 散歩で風景写真を撮る ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(210) なさ
● うっかりミス等の撲滅(211) なさ
● 連載 第488回 健康で生活するために 日記を続ける ロクスケ
○ 編集後記




● 散歩で風景写真を撮る
私はよほど天候が悪くない限り、散歩で1時間は普通に歩く。それもかなりの速足大股歩きを心がけているので、時間の割に結構な距離のようだ。いつもではないが、時にはグーグルマップなどで自分の歩いた道順を測って、大凡の距離を割り出しているし、大体が同じ範囲で違う道順で歩くなどをしているので、大体歩いた距離はわかる。そしてステップ数はスマホが教えてくれるので、大体は一日の最低歩数7000歩はほぼ歩くし、大体は10000歩、時には30000歩等と言う時もある。ただ、歩くだけではなく、ひっきりなしにスマホで景色や気に入った建物、木などの写真を撮りまくり、多い時は一度の散歩で100枚以上を撮って、それを帰ってきてからパソコンに取り込んで日付毎に整理し、それを眺めては悦に入っているわけだ。

毎日殆ど同じ場所の写真を撮っているのだが、なぜ同じ場所の写真かと言うと、同じ場所を撮っても全く同じと言うことは絶体に無い。季節や天候、日差し、あるいは私の気分的な物、ありとあらゆる要素があるので、つまりは何度同じ場所の写真を撮っても同じなどと言うことは無いわけだ。

それと、歩きながら見るとは単に目で見るだけでは無く体が覚えているということにもつながる。たとえば、私は時には他の地方や都市に行くことがほぼ毎年有るが、時には気に入って同じ場所に数年ぶりに行くことがある。そして見ても分からない場所が、歩いてみてありありと前回の記憶が甦る。つまり体がその場所を覚えているのだ。

自分の車や観光バス、タクシーで名所巡りをするのが普通のようだが、むろん限られた時間に多くの名所旧跡を見ようとすればそうなるだろう。私も人のお付き合いなどではそうすることがあるが、名所旧跡だから観る価値があるとは私自身は思っていない。自分の体で、その土地の裏通りなどを歩いて体がその土地を覚えることで、私は旅行の楽しみを得ている。名所旧跡にも行かない。寺社でも地方の名も無い小さな寺社を訪れてその雰囲気を楽しむなども体がそうしていると思う。その意味で、家の近く精々半径10キロの範囲でも毎日歩いていても身体は常に新しい感覚でその場所を覚えてくれる。それが楽しいのだ。写真はそのついでというか、身体が覚えた風景を裏付けるために撮っていると最近思うようになった。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(210)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、定例仕上げ日よりも2日遅れたが、2/22(火)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、今回も前回から引き続き鋭意進めているが、今回は前回までと比べてかなり進展があった。即ち、次の段階としての開発が新たに始まり、当初は些細なトラブルもあったが、この2週間はおかげさまで順風満帆とも言える程に非常に順調に進んでいる。進めるにあたっては当方も少なからぬ労力がかかるが、順調に行っていると当方としても非常にやりがいがありとても楽しい。このままの良いペースを堅持し、プロジェクト完遂まで突き進みたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、前回予想外に大幅な進展があった旨を述べたが、今回もその効率性を維持できている。欲を言えば、極限まで更なる効率化を進めたいと画策してはいるが、それにはまだある程度時間を要すると見込まれる上、ひとまず現状でも十分と判断しているため、今後も現状の水準を当面維持するとともに、浮いた時間を(C)や(E')などに優先的に充てたい。

(E')については、ここしばらく省略してきたが、今月に入り(D)の効率化により時間を捻出できたため、再度少しずつ進められている。外注化を中心に進めていることから、おかげさまで少しずつだが計画的に確実に、順調に進んでいる。このペースを維持できれば、最速で今年春先には大きなプロジェクトが一つ完遂できる見込である。それを目指して確実に進めてゆきたい。

(H)は、今回も年末年始ほどではないにせよ、おかげさまで前回並みに進んでいる。前回、発注完了まで行っていないと述べた1件についても計画通りに発注に無事こぎつけた。そのさらに次の1件にも、あともう少しで手が届くところではあるが、今現在進めているものを着実に進めつつ、進捗を見ながら、来月3月中にはその次の1件も発注まで済ませたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(211)
今回も445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。で きるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ 記事は原則として前号発行日に仕上げている。前回・前々回と、いずれもやむを 得ない事情により久しぶりに大幅に遅れてしまったが、今回は前号発行日2/13 (日)に仕上げられている。次回以降もこのペースに戻したい。



これまで長きに渡り、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続 け、不快な気分に陥った際に百発百中で鎮められるよう、改良的方法も考案し、 積極的に実践してきた。ここ最近は平均して概ね安定してはいるものの、精神的 に不安定になることが度々あり、家族に少なからず迷惑をかけている面もあるこ とから、これまでの手法のブラッシュアップを精力的に行っている。

昨年末までは、特定イメージ画像・映像を思い浮かべながら、感情モニタリング 法の二重チェックを行うというステップを短時間のうちに頻繁に繰り返すように 努め、両者の結び付きを繰返し強化してきた。その取組みは、年始以降も一応継 続して続けてはいるが、年始以降は怒りやイライラといった負の感情(に伴い発 生する身体感覚)それ自体をトリガーとして感情モニタリング法のセルフチェッ ク、二重チェックを想起する方法の研究に力点を移しつつある。その新たな力点 での進展はまだ芽が出たばかりではあるが、それ以外の従来の取組みの範囲でも、 この2週間も幾つか新たな知見が得られた。それらを以下で述べる。



前回までに1点目として挙げた、特定イメージ画像・映像の想起の更なる容易化 について。今回も、できるだけトランス状態に入ることで(前回までと同様に、 目の前の視界に映る風景などをボーっと眺めながら「1,2,3,…」とゆっくり数え ることによる)、特定イメージ画像・映像を想起するように努めている。前回か らは、風呂に浸かる等の際に加えて、PC上で特定イメージ画像・映像をボーっと 一定時間眺め、その後に頭の中でどの程度想起の効果が続くかを検証し始めてい る。今回は、さらにスマホで犬の散歩中などに(所謂ながらスマホにならないよ うに十二分に注意しながら)イメージを眺め続けるようにもしてみた。今回は散 歩中はトランスに必ず入るという手順を踏めなかったが、5分程度スマホで眺め、 その後頭の中で想起を繰り返すことで、ざっくり30分弱はイメージを鮮明に想起 できたように思う。次回は、トランスに必ず入るとともに、その時間をより正確 に測ってみたい。

次に、前回まで2点目として挙げた、特定イメージ画像・映像を眺めること自体 により元々引き起こされていた快適な気分が、以前よりも程度が急に弱くなって きたことについて。今回も安定して快適な気分を得られているが、今回は前回ま で以上にその快適な気分の効果が増加したように感じている。その一つが、上述 1点目の工夫でもあるのだが、「〜のイメージが浮かぶと良いんだよなぁ」とい う自己暗示のスクリプトを、今までは頭の中で念じていたが、今回は(周囲に気 を付けながら、支障のない範囲で)声に出して念じてみた。その違いが意外と大 きな効果を生んだように考えている。

最後に、前回も3点目として挙げた、怒りやイライラといった負の感情(に伴い 発生する身体感覚)それ自体をトリガーとして感情モニタリング法のセルフチェ ック、二重チェックを想起する方法について。今回も、「怒りやイライラ感情の 発生はまだかなぁ〜」と期待して待つことを、他の仕事等に気を取られて抜けて しまう点はあったものの、別の工夫も新たに行ってみることにした。即ち、怒り やイライラの感情が湧き起こること自体を予見し、そうなり得る状況でも、冷静 に落ち着いて淡々と対処している自分をイメージするようにしてみた。まだそれ による効果は確認できていないが、少なくともイライラして物に当たってしまう ことは今回は一度もなかった。引き続き、この方法を続けながら、様子を見てゆ きたい。



今回はここまで。次の522号の記事(211)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第488回 健康で生活するために 日記を続ける
私は小学校に入る前、文字を覚えた頃から日記を付けていた。その日記は時には途切れることもあったが概ね続いている。ただし、古い日記は殆ど無くしてしまったが、それでも30年前位の物は残っている。またパソコン以前にワープロが出来た時代、早速大金だったが買って、それで日記を付けるようになった。それが大体今でも残っていてかなりの膨大な物になっている。

今ではワープロソフトを使っているので嘗ては日記帳(とは言っても普通のノート)のようにかさばることもなく、20年以上の物がUSBメモリー一本に簡単に入ってしまい、いつでも好きなように読めるはずだが、殆ど昔の日記を読んだことは無い。

ただ、それでも日記を付けるのは、あくまで一日にしたことを整理すること、そして文章を書くことが自分の考えを纏めることに極めて大きな意味を持っているからだ。同時に私はそれなりに本を読むが、本を読むとは、自分の脳に直接読み込むことであり、同様文章を書くとは自分の脳から直接書き出すことだと考えて いる。

したがって、私が文章を書く場合、ある意味極めて速い。そうだろう、自分が考えている同じ速度で書いているとも言える。昔はそれを手で書いていたから、思考に追いつくためには非常に速書きになり、結果文字が酷く崩れる。時に自分でも読めない位だが、綺麗な文字で書いていたら思考に追いつかないのだ。

だから、今はパソコンで書くことでかなり思考と同調して書けると言うことになる。幸いワープロ時代からかなりキー入力は力を入れて練習してきたので、今もおそらくタイピング速度はかなり速いのだろう。

結局日記を付けるとは、その日の出来事を考えそれを纏める為につけていると言うことになる。いつまで書き続けるかは知らないが、続けられる間は続けられると思う。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ あっという間にもう今年も2月が過ぎようとしていて、コロナウィルス肺炎も他国に比べれば今は拡大が止んでいるとのことですし、幸いというかオミクロン株は重症化リスクも低いとはされていますが、むろん楽観は出来ません。如何しても人間は慣れてしまうと、警戒もおろそかになりがちです。

■ くれぐれも、なおさら自分や家族が慣れていつの間にか手抜きになっていないか十分に気をつけたいものです。特に今のオミクロン株は従来と違い子供も含めて若い世代に感染者が増えているとのこと。高齢者と違い他の人との接触も多いですし、なおさら用心をしなくてはならないでしょう。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは2/22(火)です。仕事の疲れからか体調が少し優れなかったため、メルマガ本号の下案の仕上げが定例日より2日遅れてしまいましたが、その分、編集後記の仕上げは定例日より2日前倒ししました。次号は体調を戻して定例通りに仕上げてゆきたいと思います。

■ 早いもので、2月も間もなく終わります。今年2022年も12ヶ月のうち2ヵ月、つまり6分の1が終わってしまうことになります。気が付けば年末になってしまいそうで、時間の大切さを本当に痛感します。毎日時々刻々、時間の大切さを噛み締めながら過ごさねばと自分に言い聞かせています。
(この項、なさ)



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