Wing Brain メールマガジン 第530号
2022/06/26(日)発行



目次
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● 住みやすい町とは ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(226) なさ
● うっかりミス等の撲滅(227) なさ
● 連載 第496回 健康で生活するために 語学は脳の体操 ロクスケ
○ 編集後記




● 住みやすい町とは
先日二週間ほど地方都市に行って来た。子供時代育った町で、数年前に一寸寄ったことはあったが、実家自体がそこから引っ越してしまったこともあり、数十年帰ったことが無かった。

で、今回はじっくりと眺めようとそれなりの時間をとって行ってきたのだが、昔と違いそれなりの観光地になっていた。その為もあるだろうが、地方都市で昔は本当に田舎の風景であり、ただ駅前の一角が多少賑わっていただけだが、本当のこれが自分の知っているあの町かと疑いたくなるような変わり様だ。むろん、数十年経てばどんな町でも当然変化するだろうし、それは当然なのだが、例えば自分の居る場所も数十年では大きく変わっている。が毎日見ていると其の変化に気がつかないのだろう。

だから、初めて其の変化を見ると余りの変わりように驚くのだ。昔はたんに土の道路だったのが今は完全に舗装され、いかにもわざとらしい観光用の建物が建ち並び、それだけならともかく食べ物が其の地方の名物一色でしかも馬鹿高い。

観光用名物というが、其の地方では当たり前に昔から食べられており、それに当たり前に売っていてむしろ他の食品より安かったようだ。それが今では信じられないほどの高値で売られ、観光客はそれが当たり前だと思って食べるのだろうが、私などは一度食べると余りに味が変わっているので、仮に安くても食べる気には二度とならない。

確かに町の財政にとって観光地として売り出すことは一つの案なのだろうが、その為に物価が上がっているとすればどうかなとは思う。観光客が落とす金で、町の施設などはそれなりに良くなっているのは分かるが、地元の人間にとっては住みにくくなっているようだ。実際そのような事も聞いた。

人のことは言えないが、今の若い人間はかなりが大都市に出て行くので地方都市は寂れて行く傾向が強いという。その点、私のふるさとはうまくやっているのだと思う。観光客にとってはよいだろうが、地元民にとっては・・・とつい考えてしまう。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(226)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、定例仕上げ日である6/13(月)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、連休前後にまとまった進展があったが、今回も前回よりは少し時間が減ったが引き続きその後のフォローアップ的な段階を進められた。PCに向かって具体的な作業を行うのは今回も一旦ストップしたいるが、犬の散歩中や入浴中などに頭の中でアイデアを練る作業をコツコツ少しずつ進められている。今回は全く私的な事情によりこの(C)も少し進捗が鈍ったため、前回までに述べている検証等の残務は今月後半も見送り、来月7月以降にずれこむ予定となった。少し時間に余裕を見て、アイデアを練る、考える時間を今月一杯捻出し、抜けや漏れのないように着実に一つ一つの段階を進めたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、今回も前回までと同等の効率性を安定して維持している。今後、また一つPCメンテに関連して効率が落ちる懸念もあるため、少し先回りして防衛策を考えておきたい。

(E')については、今回は外注の都合もあり、(C)はやや滞ったものの、この(E')は少しだけだが進捗した。外注する以上は待ったなしになる面もあるため、前回の予告通り、作業スケジュールの細部を詰める作業を進めたい。まだ前回予告した通り毎日30分まで出来ていないため、たとえ毎日10分でも進めてゆきたい。

(H)は、今回も連休中から仕上げを延期した内容を引き続き少しずつ進めている。今回は、仕上げに際しての詳細な注意点を要点としてリストアップして確認した。ここまでは前回の予定通りであり、次回以降もチェックをより入念に行うことで間違いなく着実に進めてゆきたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(227)
今回も445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。前回は連休前で出張などが立て込んだため遅れたが、今回も定例通りの予定日6/5(日)に仕上げられている。次回以降もこのペースを続けたい。



これまで長きに渡り、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、不快な気分に陥った際に百発百中で鎮められるよう、改良的方法も考案し、積極的に実践してきた。それでも精神的に不安定になることが度々あり、家族に少なからず迷惑をかけていることから、これまでの手法のブラッシュアップを精力的に行っている。

昨年から引き続き、特定イメージ画像・映像を思い浮かべながら、感情モニタリング法の二重チェックを行うというステップを短時間のうちに頻繁に繰返すように努め、両者の結び付きを繰返し強化している。それとともに、特定スクリプトの自己暗示と感情モニタリングを上手く織り交ぜた方法を先月頃から実践し、大きな効果を確認できたため、その取組みを今回も精力的に続けている。その進捗について以下で述べる。



前回までに1点目として挙げた、特定イメージ画像・映像の想起の更なる容易化について。今回も引き続き、入浴時を中心に、目の前の視界に映る風景などをボーっと眺めながら「1,2,3,…」とゆっくり数えることによりトランス状態に入るようにしている。今回も、負の感情のぶり返しを概ね鎮められていることもあり、特にトランス状態に入ることで、イメージをより想起しやすい状態を維持できている。今回は、それに加えて、触覚等の結び付けを少し復活させてみた。まだ明確な実感としての効果を確認はしていないが、後述2点目のイメージ効果の再後退を少しはカバーできたと考えている。引き続き、触覚等の結び付けは続けてゆきたい。

次に、前回まで2点目として挙げた、特定イメージ画像・映像を眺めることにより快適な気分が引き起こされる効果について。今回、諸事情でまた特定イメージ画像・映像の加工(ただし今度は前回とは少し異なる形)を試みたところ、一時的にだがまたイメージの効果が弱まったように感じた。ただ、既述1点目の効果によってかイメージを視覚的に想起しやすい状態にでき、それほどの問題にはなっていない。逆に、1点目で上手くカバーし続けられるならば、このイメージの加工を試みで続けてみたい。

最後に、「イライラしてしまうのは仕方ない。でも、そこで平気だと良いんだよなぁ」「ダメだダメだと思ってしまうのは仕方ない。でも、そこでなるべき姿を自己暗示できれば良いんだよなぁ」などと自己暗示を繰返しつぶやくことについて。今回もこれを継続している。本記事を執筆している前夜だが、たまたま失敗して気分が落ちたが、これらの自己暗示と感情モニタリングを上手く織り交ぜることにより、多少の一時的なぶり返しはあったが、一定時間後に十分鎮められた。できればたとえ一時的にでもぶり返しはほぼ完全ゼロが理想なので、そこに持って行けるよう、この方法をしばらく継続してゆきたい。



今回はここまで。次の531号の記事(229)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第496回 健康で生活するために 語学は脳の体操
嘗て私は仕事の関係上英語を話すのが必然で、その為に様々な苦労をしながら英語の勉強をした。今のようにネットで直ぐに英語を聴けるような時代ではなかったから、レコードやテープの教材を買い繰り返し聞いては真似をしたり、時には英会話学校などにも行った。

そして実際に海外に行き、何年か経ってそれなりに英会話は不自由しないレベルに達したと思っている。同時に、他の国の言葉も話せるほうが何かと便利で、何カ国語かをそれなりに学んだ。英語のレベルにはほど遠いが、日常生活ではなんとかなる程度の能力を身につけたと思う。

しかし、現在では日常生活で英語も他の言語も使うことは全く無くなり、それこそ自分でも驚くほどそれらの外国語を忘れている。しかし、私は今でも英語や他の外国語を趣味という形で学んでいるし、今はネットに好きなだけ教材があるし、また様々な機会に外国人と話すこともたまにだがある。仕事では使わないが、嘗ては動画などで自分の英語を話していたこともある。

そこまで外国語を学ぶのは頭の体操のためだ。人間は言葉で物を考える。日本人は当然物を考えるにしても頭の中で日本語を使って考えている。私が毎日文章を書くのも結局日本語を纏める事で脳を刺激し頭の訓練になっているからだ。書くだけではなく、勿論読むのも極めて脳を刺激する、つまり訓練になっている。

そこで、外国語を今でも学ぶのは、自分の言語野を刺激し訓練するためだ。日本語と外国語では、私のように成人してから本格的に学んだ人間では使う言語野が異なるのだそうだ。つまり脳をそれだけ刺激していることになる。

其の意味で、それぞれ異なった言語で異なった言語野を刺激することが、脳のいわば体操と言うことになるだろう。

どれだけ効果があるかどうかはともかく、年齢と共に体が衰えるのを適当な運動で鍛えるのと同様、衰える脳を鍛えるための言語学習は私自身は役に立っていると思う。あくまで私が思うだけだが。それ以前に、なにしろ楽しい。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ いつも書いてますが、今年ももうすぐ半年が過ぎます。時間の経過を驚いても仕方が無いのですが、やはり知らない間に時間が経っているこの感覚、いちいち気にしても仕方が無いのだとは最近思っていますが。

■ 特にこの凡そ三年、コロナウィルス肺炎で世界中が混乱していますが、どうやら落ち着いてきた感があります。日本は其の世界の中でもやはり一番最も穏やかに過ごしてきたと思います。このまま収まってくれれば良いのですけれどね。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは6/23(木)です。ロクスケ委員長もおっしゃるように、今年2022年ももうすぐ半分終わってしまいます。今年上半期で何が出来たか、下半期は何をすべきか、節目ですので、そのあたりの振り返りをやらねばと思っているところです。

■ 関東ではここ数日は梅雨らしい天候が続いていますが、本号が発行される頃からは晴天続きで最高気温も35℃前後になる見込とのこと。当初の天気予報では今年は梅雨が短いとのことでしたが、本当にそうなりそうです。その分、猛暑の夏が長いのでしょうか。それはそれで困りものです。
(この項、なさ)



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