Wing Brain メールマガジン 第535号
2022/09/11(日)発行



目次
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● オーディオへの拘り ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(236) なさ
● うっかりミス等の撲滅(237) なさ
● 連載 第501回 健康で生活するために 旅行に行っても歩く ロクスケ
○ 編集後記




● オーディオへの拘り
以前にも書いたが、私は自分で色々な物を作る工作が趣味で、その中には様々な電気関係、電子関係の物がある。そして、特にアンプを作るのが好きで、大昔から色々なオーディオアンプを作ってきた。とはいえ、私の趣味では高級部品を集めて高級品を作るというのではなく、とにかく自分が出来るだけ工夫を重ね、自分なりに満足の行く物を作るのが趣味なので、アンプも当然そうなる。

最初の頃は当然真空管アンプを作っていた。当時は真空管しか無かったし、そして真空管は本当に安かったしまた同じ趣味の仲間内で交換したり貰ったりして、一時は大きな箱にぎっしりと詰まるほど真空管が貯まり、引っ越しの時に殆ど棄てたりしたが今の価格だと数十万円分を棄てたと後悔している。それはさておき、真空管アンプのから次にはトランジスタアンプになり、今ではICアンプになっているし、また真空管アンプが再ブームになっているように、真空管アンプを作ったりしている。

アンプを作る以上むろん音質にこだわるのは当然だが、それにこだわりはじめると、アンプの部品のみならず、スピーカーから入力音源にこだわるようになるし、最終的には専用のオーディオルームを作ったりするマニアなどがネットには無数に作品を公表している。

私は、それにはこだわっていない。なぜなら耳は年齢と共に衰えるという当然の理由が有るのと、音質にこだわると言っても、良い音にこだわるわけとは限らないからだ。未だにSPレコードにこだわっている人など良い例だろう。自分で良い音だと思えばそれで良いのであって私自身は自らの耳の衰えなどから結局気軽に聴ければ良いと割り切っている。

ということで、今は様々なアンプは作っても実際には使わない。もっぱらポケットに入る音楽プレーヤーにネットからダウンロードした様々な音楽を入れてイヤホンや、自作の小型アンプとスピーカーで聴いて十分に楽しんでいる。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(236)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、定例仕上げ日9/4(日)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、引き続きこれまで頭の中で練っていたアイデアを体系的に少しずつ整理している。前回述べた後述(H)の締切は結果的に2ヵ月程伸びたため、その分再度この(C)に割く余裕ができ、少しずつ再開している。今月9月はこのペースを当面続けたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、今回も少しずつだが、後述(E')にも関連して効率性を極限まで上げる取組みを進めている。お盆明け以降進めていた作業がおかげさまで仕上がりつつあり、着実に進展はしている。引き続き次回移行も同じペースで継続してゆきたい。

(E')は、お盆明け以降も、前回と同様のペースを守って進められている。前回述べた簡略的な設計図はまだ完全な形にはなってはいないが、ある程度まとめられたため、細部を入念に詰めるとともに、次回以降はそれに沿って間違いのないよう粛々と作業を進める予定である。

(H)は、上述の通り結果的に締め切りが2ヵ月伸びたため、改めて内容の細部を入念に確認するとともに、余裕をもって間に合わせたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(237)
今回も445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。今回は前号発行日の一週間後である8/28(日)に仕上げられた。次回以降は、できれば一日早く土曜夜には仕上げられるようにしたい。



これまで長きに渡り、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、不快な気分に陥った際に百発百中で鎮められるよう、改良的方法も考案し、積極的に実践してきた。それでも精神的に不安定になることが度々あり、家族に少なからず迷惑をかけていることから、これまでの手法のブラッシュアップを精力的に行っている。

昨年から引き続き、特定イメージ画像・映像を思い浮かべながら、感情モニタリング法の二重チェックを行うというステップを短時間のうちに頻繁に繰返すように努め、両者の結び付きを繰返し強化している。それとともに、今年4月頃から特定スクリプトの自己暗示と感情モニタリングを上手く織り交ぜた方法を、さらに今月7月からは、以前に一時期行った方法として、数分のタイマーをスマホでかけて、その間に繰返し繰返し感情モニタリングや忘れやすいもののチェックを行う取組みを復活させており、どれもこれも少なからぬ効果を早速確認した。そのため、それらの取組みを精力的に続けており、今回もそれらの進捗を述べる。



1点目として、特定イメージ画像・映像の想起の更なる容易化について。前回から引き続き、イメージ加工を極限まで突き詰める取組みを着実に進めており、前回予告通りにお盆休み中も粛々と進めたこともあり、順調に次の段階まで進んでいる。9月に入る頃には、さらに次の段階に進めたい。



次に、スマホのタイマーにより繰返し感情モニタリングのセルフチェックを行う取組みについて。今回も残念ながら、半ば言い訳ながらお盆休みを挟んだこともあり、前回からの3週間でのタイマーを使った取組みの頻度は高くはない。だが、全く行っていなかったわけではなく、頻度は低いが実施はできている。

その代わりと言っては何だが、1回のタイマーをかける時間を短くするようにした。これは、前々回までに1回2〜3分でタイマーをかけて繰返しセルフチェックを行っていたところ、徐々に短い時間でできるようになってきたためで、今は1回1分強とかなり短い時間に設定して実施している。その1分強のうち、セルフチェックに要する時間は、「今の気分は良いかい?」と自問自答する1次チェックに最短で数秒、さらに「『今の気分は良いかい?』と聞いている自分は良いかい?」ともう一人の自分に自問自答する2次チェックに5〜10秒程度である。

併せて、セルフチェックを行った際、不快な感情であった場合には瞬時にその不快感情を感じることをスパッと止める必要があるが、タイマーの時間が長いとどうしてもダラダラしてしまう面があったため、タイマーを短く設定することで、自分自身に良い意味での緊張感を与えることができるとともに、不快な感情であった場合にその不快感情を感じることをスパッと止めやすくなるメリットもあり、一石二鳥と実感している。次回以降は、今回達成できなかった、タイマーをかける取組みの頻度自体を上げることを目標としたい。



最後に、「イライラしてしまうのは仕方ない。でも、そこで平気だと良いんだよなぁ」「ダメだダメだと思ってしまうのは仕方ない。でも、そこでなるべき姿を自己暗示できれば良いんだよなぁ」などと自己暗示を繰返し呟くことについて。

前回、この取組みを始めて3ヶ月が過ぎ、従来ならば落ち込むような状況に陥った際、不思議と落ち込まず、前向きにここでこうなれば良いんだよな、と自然に思える突然変異的な変化があったと述べた。今回はそれに加え、感情モニタリングのセルフチェックも含め、うっかりミス防止のためのチェックも完璧にできている自分を自然に頭の中でイメージできるようになった。具体的なイメージを不快でない感情で繰返し想起することで、暗示としての効果が高まるため、この自然にイメージする取組みをさらに3ヶ月続け、効果の程を確認してゆきたい。



今回はここまで。次の536号の記事(239)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第501回 健康で生活するために 旅行に行っても歩く
以前、メルマガ529の記事”連載 第495回 健康で生活するために”では「脚がまず基本」と書いているが、その為にも私は可能な限り歩きまわることにしているし、おそらく年齢にしてはかなりの早足で長距離を歩いていると思う。先日も地方都市に行った話を書いたが、その時も毎日十数キロ以上歩き回ってきたし、今でも気が向けば一日に2、3時間歩くなどはざらにある。

むろん、歩く目的は健康維持のためだが、どうせ歩くなら楽しみながら歩けば、それだけ疲れも余り感じないし、歩く意欲も衰えない。その為には出来るだけ景色を楽しみながら歩くわけだが、そうすれば別に名所旧跡に行く必要も無い。それこそ家の近所を歩くだけでも季節により天候により時間により、そして自分の心身の状態により毎日見ている同じ景色が全く違う景色に見える。同じ場所を歩きながら新鮮な景色を楽しめるわけだ。

むろん、私も他の人と一緒に観光旅行などに行ったことはあるが、そういうときは歩いて観光というより、同じ時間で出来るだけ多くの観光名所を見るためにバスやタクシー、車などを使うことになる。するとその時は確かに楽しいし名所旧跡を観光したという満足感はあるが、其の満足感は直ぐに色あせてしまう。

私の場合は歩くことで身体で景色を感じていると思っている。身体で景色を感じると、何度同じ場所で名所でも旧跡でもない普通の町の通り、山道を歩いても身体にしみこむ景色は十分にある。だからこそ同じ場所を先日歩いた地方都市もそうで、観光都市だが観光名所もむろん自分の足で歩いたし、地図で予め調べた郊外の山道や裏道などを散々歩き回った。だから体が其の場所を覚え、又行くことになる。

また、昔はフィルム写真でそうはいかなかったが、今は簡単にスマホで写真を撮りまくる。これは旅行に行ったときだけではなく毎日の散歩道でも同じ場所を撮っているから、例えば今年はまだ八月も終わっていないが、元旦初日から数えてみると、2万2千枚を遥かに超している。このような事を始めた頃からの累計だと、数十万枚になっているだろう。

写真を見返すなど滅多にしないが、同じ場所に時間が経ってから行ってみると身体が覚えていることをはっきりと自覚する。景色を楽しむとは、私にとってはこういうことだ。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ コロナウィルス肺炎の患者数が、どうやらこのところ減少しているようです。精神的にはそれなりに安心していますけれど、むろん、油断は出来ませんがただ嘗てはかなり激しかった規制なども緩められているようです。

■ 人間長く同じ状況が続くといつの間にかそれが当たり前になり油断をするようになるものです。災害対策なども被害が起きた直後はそれなりの準備をしますが、被害の無い状態が続くと、また油断をするようになってしまいます。またそうしなければ普通の生活も出来ないでしょうし。なかなか難しいですね。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは9/8(木)です。早いもので夏も終わり、まだ暑さは続いてはいますが、徐々に日も短くなり、秋が着実に到来しています。気が付けばもう年末になってしまうのでしょうか。時間経過の速さはずっと痛感しているところではありますが、冬に向けて日が出る時間が短くなるほど、益々時間経過が早くなっているようにすら感じています。

■ ロクスケ委員長に見習って、最近ふと、今までの自叙伝的な意味合いもあり、小説を執筆し始めました。別に誰かに見せるものでもなく、あくまで自分一人のためのものですが、人生も恐らく折り返し地点を過ぎたであろう今の自分にとって、今後の人生の後半をどう生きてゆくべきか、そのためにも人生の前半から何を得たか、改めて振返ることには意義があると思っています。
(この項、なさ)



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