Wing Brain メールマガジン 第539号
2022/12/04(日)発行



目次
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● 名所旧跡を訪ねるのは? ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(244) なさ
● うっかりミス等の撲滅(245) なさ
● 連載 第505回 健康で生活するために 長寿社会は良いけれど ロクスケ
○ 編集後記




● 名所旧跡を訪ねるのは?
人が言うから名所だと考えるのはどうかと思う。私も家族や友人などと一緒に旅行することはあるが、そのような場合はそれこそ名所旧跡を観光バスなどで見物し、拝観料などを払い、名物料理などを食べ、写真を撮り、忙しく次の場所へ移動するなどもしたことがあるが、帰ってきて暫くするとその時の感動などが消えてしまう。

そもそも観光地は観光客を沢山迎え入れることで経済的に得をするから、出来るだけ多くの観光客を迎え入れるべく宿泊設備を整え、交通手段を整え、そして宣伝に努める。むろん、それで昔は秘境と言われた処でも非常に手軽に行けるようになったし、行けば土産物などを沢山買い込み、土地の名物料理などを楽しむことが出来るからそれはそれで良いだろうが、誰がその土地を観る価値のある場所にしたのか。本当に観る価値があるからではなく、客を呼び込めば利益になるから観光地を作っている。

考え方を変えれば、自分がその光景を観て感動出来るなら、別に人が作った場所に行く必要も無い。それが私の旅行の本来の目的であり、その為にも人の行かない場所を歩きまわる。地元の人は見慣れていて、得に感動もしないだろうが、古くて小さな神社、寺など思いがけない場所で見つけたり、古い路地の奥に思いがけない珍しい光景があったりすれば十分に楽しめるし、なにより単なる記憶だけではなくて身体に染みついたような感覚がある。

小さな路地の奥などそこに住んでいる人は意識もせず、観光バスでもタクシーでも無論行くことは出来ない。が、歩いて行けば誰かの私有地でもない限り好きなだけ歩ける。これが自分にとって思いがけない物を観たとの感動になるならそれで自分にとっては非常に貴重な経験を伴った観光旅行になると言うことだ。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(244)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、今回は変則で前回記事から1週間しか経っていないが、定例仕上げ日11/27(日)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前回これまで頭の中で練ってきたアイデアの体系化まとめ作業が完了したと述べたが、一つだけ追加の必要が生じた内容があり、そのまとめ作業を行っている。それとともに、前回までにまとめが完了した内容を予定通り発注段階まで進められている。引き続き年末までにまとまった成果が得られるよう、鋭意進めてゆきたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」ならびに(E')は、この1週間も前回までよりはペースが少し落ちたものの着実かつ計画的に進められている。一方で、完成後の導入を見据えて、前週のうちに発注を一つ済ませておいた。その点が前回からの進歩点と言える。引き続き淡々粛々と進めてゆきたい。

(H)は、前回まで保留としていたが、そろそろ年末に近づいたため、上述(C)〜(E')が着実に進捗していることを踏まえ、年始以降を見据え少しずつ動き出している。これから年始以降に向けて徐々に時間を増やしてゆきたい。



最後に、前回から新たに始めた、それぞれのタスクに費やした毎日の所要時間を今回も表形式で記す。今回は前回からの1週間分のみ記すことにする。:

     11/20〜11/27
(C)  6666222
(D),(E') 3333333
(H)  1111111

ここで、「0」はその日に費やした時間の合計が10分未満の場合、「6」は60〜70分程度の場合という意味である。今回は特に(C)〜(E')に毎日1時間ずつは平均して割くことができている。このペースを今後も堅持してゆきたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(245)
今回も445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。今回は発行日の関係でずれてしまったが、発行日の4日後11/24(木)に仕上げられている。従来からの目標通り、次回以降はできれば前号発行日の前夜(土曜夜)には仕上げられるようにしたい。



これまで長きに渡り、感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、不快な気分に陥った際に百発百中で鎮められるよう、改良的方法も考案し、積極的に実践してきた。それでも精神的に不安定になることが度々あり、家族に少なからず迷惑をかけてきたことから、これまでの手法のブラッシュアップを精力的に行っている。

昨年から引き続き、特定イメージ画像・映像を思い浮かべながら、感情モニタリング法の二重チェックを行うというステップを短時間のうちに頻繁に繰返すように努め、両者の結び付きを繰返し強化している。それとともに、今年4月頃から特定スクリプトの自己暗示と感情モニタリングを上手く織り交ぜた方法を、さらに今月7月からは、以前に一時期行った方法として、数分のタイマーをスマホでかけて、その間に繰返し繰返し感情モニタリングや忘れやすいもののチェックを行う取組みを復活させており、どれもこれも少なからぬ効果を早速確認した。そのため、それらの取組みを今現在まで精力的に続けている。

今回は前回から間が1ヶ月半ほど開いたが、その間にかなりの変化があったので、それを述べたい。前回10月初めの段階で精神状態が安定していると述べたが、残念ながら10月下旬になって、あることを契機にバランスを崩す結果となってしまった。その後も断続的にバランスを崩すことが度々発生してしまったが、これまでの取り組みを再強化したり、さらに工夫を重ねることにより、本記事仕上げ日の2日前にあたる11/22の段階で、概ね安定化に目途が付いた。それを個別に以下で述べるとともに、今後も取組みを堅持してゆきたい。



1点目として、特定イメージ画像・映像の想起の更なる容易化について。イメージ加工を極限まで突き詰める取組みを進めており、今回も更に新たな加工作業を少しずつだが着実に進めている。年末にはまた一つ完成する見込である。新年以降も断続的に進めるとともに、必要によりこの1点目は報告する形としたい。

次に、スマホのタイマーにより繰返し感情モニタリングのセルフチェックを行う取組みについて。10月下旬にバランスを残念ながら再度崩して以降、再度このタイマーを使った取組みを特に重点的に強化している。従来は1分だったが、さらに短くしたり、別のツールを活用するなど試行錯誤してきたが、それらの積み重ねによって、再度安定化が図れるようになってきた。一番は、タイマーを短く設定することにより、意識があちこちに飛びにくくなり、感情モニタリングに連続して集中し続けることができるようになったことが一番大きい。言い換えれば、これまでは意識が飛ぶことで、モニタリングが不完全な形になってしまっていたことが上手くいかない原因であったと自分なりに分析している。

最後に、「イライラしてしまうのは仕方ない。でも、そこで平気だと良いんだよなぁ」「ダメだダメだと思ってしまうのは仕方ない。でも、そこでなるべき姿を自己暗示できれば良いんだよなぁ」などと自己暗示を繰返し呟くことについて。今回は、上述2点目のタイマーに準じてこちらも再強化しており、高頻度に取組むことで少しずつ効果が出てきていると実感している。特に、意識が飛んだ際に、モニタリングが不完全になるとともに、ついつい歯を食いしばって頑張ろうという考えに自然に走ってしまうことが多かったが、意識が飛びづらくなったことでその頻度もかなり減ってきており、それが効果の主原因と分析している。



今回はここまで。次の540号の記事(247)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第505回 健康で生活するために 長寿社会は良いけれど
日本は世界でも最も平均寿命の長い国とされており、また高齢者の健康状態も極めて優れた国とされている。それは本当に嬉しいことだし、この状態をずうっと保てれば良いと思う。

が、それでも単に長く生きれば良いとばかりも言えないだろうし、私も人ごとではない。幸い、毎年受けている簡単な健康診断では、特に問題は無いとの結果を得ているし、確かに年齢の割には元気だろう。先日一ヶ月の旅行に行き、兎に角その間毎日歩き回ったが、歩き回れたこと自体非常に良かったと思う。

帰ってきてからも毎日数キロから十数キロをかなりの早足で歩くのが日課で、それが出来る事で体力があることを自覚している。歩くばかりではなく、食べる物にも気をつけているし、身体だけではなくどうしても年齢によって衰えてくる。例えば記憶力や学習能力も保っていたいために、色々な工作をしたりパソコンを自作したりネットをやってみたり、使う当ての無い語学の勉強を数カ国語続けている。嘗ては仕事で使っていたが、今ではネットで使えるようになりそれなりに役立っているのは予想外だった。さらには無論本も読むがこのサイトのように毎日文章を書いている。

日記はもう数十年書き続けているし、さらに、小説なども書き続け電子出版などをしたりしている。結果はともかくそのように頭を使うことはそれなりに頭を活性化しているのだろうと自分では思うことにしている。実際はどうか分からないが。

誰しも年をとる。それは当たり前だが、生きている間兎に角最善の状況で居たいと思うのが普通だろう。が、私の周りにも、何かその意欲自体が無くなっているのでは?と思える人もかなり居る。移動を全て車にしたり、朝から晩までテレビを観ていたり、大酒を飲んだり煙草を喫ったりと私からみれば少しは気をつけた方が良いのにと思うが、むろんそれはあくまで本人が決めることであって、私が家族でもないのに別に口出しする理由はあるまい。

日本が世界一の長寿社会なのは結構だが、長寿なら最も良い生活を長く送りたいと誰もが思うだろうが、何が良い生活なのかは人それぞれの考えることであって、私は体が動き、ネットなどでも普通に続けられるレベルの能力を維持し続けたいと思っているわけだ。あくまで私はそうしていると言うだけだが。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 毎年毎年思うことですが、今年もあっという間に一年が過ぎようとしています。今年一年何をしたろうか、来年は何をしようかなどは毎年考えていますが、いつもいつもしようとしたことの何分の一も出来ていないのではないかと思うことが常です。確かに年齢のせいもあるでしょうけれど、今年を振り返ってみて一つこれだけは良かったなと思えるのは、体力の維持ですね。例えば年齢による体力測定方法がネットなどにありますが、自分で試してみるとかなり良い結果です。毎年受ける簡易健康診断でも問題はでていません。

■ どうも資産については不安仕切りですが、人間終末期になって金の問題は確かに大きいでしょうけれど、体力健康の問題は更に大きいと私は思っているので、それなりに時間やコストをかけているし日常生活にも気を使っています。多分その効果だろうと自分なりに勝手に思っていますが、その体力のあるうちに来年も今年同様方々の国内旅行をしてみようなどと思っています。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは12/1(木)です。ロクスケ委員長もおっしゃるように、早いものでもう2022年も終わろうとしています。思い返せば、つい先日に今年も半分が終わり、3分の2が終わりなどと書かせていただきましたが、とうとう12月になってしまいました。何という時間経過の速さかと常々痛感してしまいます。

■ 次号が年内最後の発行となる予定のため、そろそろ今年1年の振返りをしたいと考えています。個人的には、今年1年は昨年まで以上に、少なからず大きな収穫のあった年であったと実感しています。あくまで前年までと比較してであり、裏返せば、前年まではまともな誇れる進歩、収穫が無かったから、とも言えるのかもしれませんが。
(この項、なさ)



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