Wing Brain メールマガジン 第542号
2023/01/15(日)発行



目次
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● メモ手帳 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(249) なさ
● うっかりミス等の撲滅(250) なさ
● 連載 第508回 健康で生活するために 文章書き ロクスケ
○ 編集後記




● メモ手帳
昔はいつも大型のシステム手帳を持ち歩いていた。ただ、最初使っていた市販の手帳はそのリフィル形式も大きさもしっくりせず、その後自分でシステム手帳の本体及びリフィルも自分の使用目的に合わせて作った。幸い、当時は既にカラープリンターが気楽に使えたし、本体のバインダなどもいくらでも買えたし、本体用の革なども気楽に買えたと言うことで、もともと自作が好きだったから、いくつか作って、結局気に入った自分用のシステム手帳を数十年も使っている。

当時はシステム手帳がシンボルのようなもので、外でも大型のシステム手帳だけを素手で持ち歩いている人をよく見かけた。が、今ではおそらくスマホが嘗てのシステム手帳の役目を果たしているのか、あるいは手帳を持ち歩くという習慣自体が無くなっているのかも知れないが手帳を持っている人を余り見かけない。

私自身、大型のシステム手帳は到底ポケットなどに入らないし手に持って歩き回ることもしないし、そもそもシステム手帳を使う事が無くなった。電話帳始め多くのメモは確かにスマホで足りるし、昔と違い毎日メモしなければならない予定なども少なくなったとも言える。

今ではズボンのポケットに入るメモ帳を自分で作って、外で思いついたことはその場でそれにメモしているし、手書きのカレンダーなどもそのメモ帳に作っているし、必要ならスマホで写真を撮っている。

残すべき記録はパソコンに分野別にきちんと分けて残しているしそれにメモ帳から書き写せばそれで済む。写真なども必要ならスマホからパソコンに移している。となると、嘗ての様な大型のシステム手帳を持ち歩く理由が無いし、万が一それを紛失すれば自分の記録が全て失われるし人目にさらされる。確かにシステム手帳を持ち歩く理由が無くなったのも分かる。

今も自宅のデスクの横の棚には、自分が作って毎日持ち歩いていた大型のシステム手帳が置いてあるが、まず使う事は無い。無いが棄てる気にはならない。

とにかく、気付いたことをメモする基本中の基本を身につけることが出来たのだから、システム手帳様々と言うところか。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(249)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、今回は定例仕上げ日より1日遅れて1/9(月祝)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、今回も引き続き、発注段階まで進められた開発案件についてのやり取りが続けている。前回まとまった成果が得られる見込と述べた案件は順調に進み、間もなく最初の成果が得られる予定である。この案件がおかげさまで順調であるため、他の案件のうち1件について年末年始の時間を使って自力でかなり進めることができた。それ以外についても、同様に順次進めてゆきたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」ならびに(E')については、この年末年始で全体の微調整をする予定であったが、上述(C)の次の案件に時間を結果的に割いてしまったため、手つかずとなってしまった。(D)〜(E')を完全に仕上げるには業者に発注した作業が完了する必要があるが、その業者が年度末で手一杯のため、一旦やむを得ず手を止めることにした。それまで、可能な範囲で微調整を少しずつ粛々と進め、できれば予定通り今年春先には(D)〜(E')を完成させたい。

(H)は、この年末年始も少しずつだが準備を進めている。上述(C)を優先したため、前回新たに動き出す2件については少し遅れることとなったが、結果的に、その(C)の優先により、この新たな2件も、これから動き出すにあたり、より強固な肉付けにはなった。今後も、特に(C)の進捗と連動して、万全の準備を進めたい。



最後に、それぞれのタスクに費やした毎日の所要時間を今回も表形式で記す。

		12/30〜1/1	1/2〜1/8
(C)		991	1166699
(D),(E')	111	1119116
(H)		111	1122222

ここで、「0」はその日に費やした時間の合計が10分未満の場合、「6」は60〜70分程度の場合という意味である。今回は特に(C)〜(E')に毎日1時間ずつは平均して割くことができている。このペースを今後も堅持してゆきたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(250)
これまで長きに渡り、感情モニタリングの手法に関する論述を続けてきた。おかげさまで、長年の試行錯誤が実を結び、同手法を適切に行うことで感情の安定化を図れるようになってきた。まだ不安定な面はあるが、それは意識が飛んでモニタリングが適切に行えなくなるためであり、モニタリング出来さえすればほぼ確実に安定化できるようになった。

そこで、前回からは、引き続き感情モニタリングの仕上げもしつつ、次の段階として、記事のタイトルそのままの、うっかりミス等の撲滅のための考察と実践に関する論述を行っている。今回もそれを続けたい。

なお、引き続き、できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げているが、今回は年末年始に当たったこともあり、発行日の2日後1/3(火)に仕上げられている。従来からの目標通り、次回以降こそできれば前号発行日の前夜(土曜夜)には仕上げられるようにしたい。



前回、うっかりミスや物忘れがそもそも起こる原因として、
  ・条件反射的、無意識的な言動をしてしまうこと
  ・意識が途中途中であちこちに飛んでしまい、   注意が適切な対象に向かず、記憶が定着できないこと
の2つのいずれか、または両方と述べた。この2つそれぞれについて、今回は自分なりの対処策を紹介したい。

まず、前者としては、地道だが、日常あらゆる言動について、細かく動作手順として分解し、その細かい手順一つ一つを意識していくことである。とはいえ、ついつい意識がすぐ飛んでしまい、なかなか日常のあらゆる言動を意識化するのは意外と容易ではないが、それでも後述する後者の対策も併せれば、徐々にだが日常のほぼ全ての言動を意識化できるようになる。

その上で、その意識化できた一つ一つの細かい手順の中から、特にミスや物忘れにつながりやすい要注意箇所を抽出する。これも、急に抽出しろと言われても意外とパッと出てこないものだが、地道に手順の意識化を行っていれば、徐々にだが少しずつできるようになってくる。そうして要注意箇所を意識できるようになると、その場面になった際に警戒心が働くため、ミスしづらくなるのである。



今回はここまで。次の543号の記事(252)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第508回 健康で生活するために 文章書き
何度か書いているが、私は頭の体操の意味で様々な文章を毎日書いている。日記などは、毎日の記録という意味より、好き放題時にはフィクションなども書いている。それがおそらく毎日1000文字程度、同様毎日のブログは1500文字程度、そしてそれこそ好き放題を書き散らす小説などを思いつくままに書いているが、今までで長編で30作余り。最大で四百字詰め1300枚程度だし、そして短編は400字詰めで2、3枚程度で800作程度。これは気が向いた時は数百文字を一気に書く。

以前は自分専用の四百字詰め原稿用紙を作ってそれに書いていたが、今はPCで好きなだけ書くようになった。そして書きかけというか途中まで書いている小説などは今ざっと数えてみたら短編は数百、中長編で10作ほど有るようだ。

繰り返すが、別に小説で生活をするつもりは更々無く、単に頭の体操の意味で、つまり小説だから好き放題どんなでたらめでも嘘でも書けるわけで、それが頭を刺激していると自分では信じているから、まさか自分で書いたフィクションを信じているわけではない。それが、今では上記の日記にも同じやり方で書いているということだ。ただし、この様に外部に読んで貰う文章は、むろんでたらめなどは書かないが。

だから、文章は好きなときに好きなだけ書いているが、本来書くだけなら自動的に頭の中の文章を指先に移せば良いだけだから、それこそ好きなだけ書ける。本来それが職業なら、好きなだけ書いた文章を自分でチェックし練り直し書き直すことで本当の文章になるのだが、わたしの場合は仕事ではないので書き散らしてそれでお終いと言うことだ。

頭の体操という意味では、実生活で使う事もほとんど無い外国語も学んでいる。幸い今ではネットで教材にも困らず、それなりに自分の実力が分かるのだから、その意味で頭の体操の効果がどれだけ上がっているかよく分かる。

私にとって文章書きは生活を支えるためではないので、嘗て仕事上で書いていた文章とは意味が異なるからこそ、今は出来る頭の体操だと思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今年は異常なほどの暖冬で、一方日本海側などでは記録破りの大雪が降っていて方々で災害が起きているとのことです。自然災害は人間にはどうしようもない事ですが、その為の対策として例えば屋根からの雪下ろしや雪道のドライブなど、とにかく安全第一でやらなくてはならないでしょう。早くもかなり多くの人が落雪や雪道でも自動車事故、動けなくなった車の中で一酸化炭素中毒しなどがかなり起きています。くれぐれも気をつけて行きたいものです。

■ 事故一般に言えることですが、自分には責任がなくとも滑ってきた車にはねられたり、歩いている最中によその家の屋根からの落雪などで怪我をしたり最悪の場合、死んだりします。解けた雪が急に冷えたりして氷になり、それで滑って転倒し救急搬送をされる人も毎年かなり居ます。滑り止めの着いた靴を履いたり、冬用タイヤを使ったり、周囲の家の屋根など歩きながらいつもチェックし屋根の下は出来るだけ歩かないなど、やはり自分で自分の身を守る必要はありますね。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは1/11(水)です。今回は定例日より1日早く仕上げることができました。出来る限りこのペースを堅持してゆきたいと思います。早いもので、年明けを迎えたと思いきや、1月も半分近くが終わってしまいます。つまり2023年も明けたばかりですが既に24分の1が終わってしまうことになります。本当に時間を大切に使ってゆかないと、あっという間に2024年になってしまいますね。

■ この2週間をどう過ごしたかと振り返ると、特に前年までと比べれば、それなりに密度の濃い時間を過ごせたという自負はあるものの、やはりもう少し時間を有効に使う余地は多々あったように反省しています。特に犬の散歩時など、外を歩いている時などに考え事をより効率的に行う訓練をしようと最近考えて実践しています。先の感情モニタリングの訓練などを除けば、ただ同じことをグルグル何度も想起するのは無駄だと思っています。
(この項、なさ)



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