Wing Brain メールマガジン 第544号
2023/02/12(日)発行



目次
以下のタイトルをクリックしてください。このページ下方の該当する記事にリンクしています。
● 書庫の整理 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(253) なさ
● うっかりミス等の撲滅(254) なさ
● 連載 第510回 健康で生活するために アルコールは一滴も飲まない ロクスケ
○ 編集後記




● 書庫の整理
我が家には書庫とされる部屋がある。結構広いし、3面の壁が全て書棚になっており、嘗てはかなりの本があった。今ではおそらく一番多かった時期の四分の一位ではないかと思うが、嘗ては棄てるよりも誰かに読んで貰えれば良いと古本屋に持ち込んだり、ネットで売ってみたりもした。

が、今残っている本はどれもこれも復刻版も手に入らない貴重な本ばかりだと思うが、いずれにせよかなり前から本を買わなくなった。まずどうしても読みたい古い本は図書館で探してみるとかなりの頻度で見つかるし、また他の図書館から回してくれることもあるし、さらに場合によっては図書館で買ってくれる事もある。今でも同じかどうかはよく分からないが。

読むためではなく、貴重で手放すのは惜しい本は残っているが、最近発行された本は今ではネットでテキスト文章を買う。本という物は来ないが、文章や挿絵はネット経由で買えるし、これはパソコンや、いつも持ち歩いている読書端末で読める。更に良いことは、本と違って自分に読みやすい大きさに文字を拡大出来ることだ。年齢と共にどうしても視力が弱くなり普通の本を長時間読むとかなり目に負担がかかる。その負担が無くなった。

また電子書籍は持ち歩く読書端末にその文庫本位のサイズにも百冊二百冊は入れられるだろう。私の読書端末には今は精々数十冊だと思うが、実際の本なら文庫本でも二,三冊持って歩くこともない。

また、著作権切れの物は専用のサイトにいくらでもその本があるし、国会図書館サイトなどに有る。また、嬉しいことに英語版やフランス語版なども手に入る。きちんと読めるわけではないだろうが。

無論本を持つことが好きだという人は居るだろうし、おそらく読書家はそうだと思う。が、私は読めれば良いし読みやすければもっと良い。私の場合は先に書いた一部の本以外は殆ど処分している。またネット上の古書店などに売れないかとチェックしたこともあるが、まず売れない。つまり現代ではそれを読む人が居ないのだろうが。嘗ては好きな作家の作品を集めて大量に買ったりしたが、今そのようなことをする人は居ないようだ。最近の世代では読書離れが激しいとも聞いている。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(253)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、今回は定例仕上げ日より1日早い2/4(土)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前回から引き続き、発注済の開発案件についてのやり取りが続いてきたが、ようやく修正点の協議も一段落し、何とか今月中にはまとまった成果が得られる見込となった。自力で年末年始に進めたもう1件についても、今回までに発注を完全に済ませ、さらにその次の依頼も素案をまとめることができた。来月までには、その次の発注も鋭意進めたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」ならびに(E')については、今回も引き続き手を止めているが、上述のように(C)が一段落してきたことから、前回述べた通りに今月後半頃からは再度(D)と(E')も再開できる見通しとなった。前回述べたように、春先頃には完成させたい。

(H)は、この2週間も手を止めているが、これも上述の通り(C)が今回大幅に進んだため、(D)・(E')以上に(H)の再開がぐっと近づいた。ただ、もう少し入念に(C)の細部の仕上げに力を注ぎ、春先以降に(H)も再開したい。



最後に、それぞれのタスクに費やした毎日の所要時間を今回も表形式で記す。

		1/9〜1/15	1/16〜1/22
(C)		9999999	9999999
(D),(E')	1111111	1111111
(H)		1111111	1111111

ここで、「0」はその日に費やした時間の合計が10分未満の場合、「6」は60〜70分程度の場合という意味である。今回は特に(C)〜(E')に毎日1時間ずつは平均して割くことができている。このペースを今後も堅持してゆきたい。




(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(254)
これまで長きに渡り、感情モニタリングの手法に関する論述を続けてきた。おかげさまで、長年の試行錯誤が実を結び、同手法を適切に行うことで感情の安定化を図れるようになってきた。まだ不安定な面はあるが、それは意識が飛んでモニタリングが適切に行えなくなるためであり、モニタリング出来さえすればほぼ確実に安定化できるようになった。

そこで、今年年始の前々号からは、引き続き感情モニタリングの仕上げもしつつ、次の段階として、記事のタイトルそのままの、うっかりミス等の撲滅のための考察と実践に関する論述を行っている。今回もそれを続けたい。

なお、引き続き、できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。前回・前々回と遅くなったことから、今回は前号発行日1/29(日)に仕上げられている。次はまた、前号発行日の前日土曜には仕上げられるようにしたい。



前々回、うっかりミスや物忘れがそもそも起こる原因として、
  ・条件反射的、無意識的な言動をしてしまうこと
  ・意識が途中途中であちこちに飛んでしまい、注意が適切な対象に向かず、記憶が定着できないこと
の2つのいずれか、または両方と述べた。前回はこの2つのうち前者について、自分なりの対処策を紹介した。

前々回、前者の対処策として、日常のあらゆる言動について、細かく動作手順として分解し、その細かい手順一つ一つを意識していく方法を紹介した。その上で、前回は細かい手順に目が行き過ぎて逆効果にならないよう、「適切な方法」、即ち、一つ一つの細かい動作を抽象的な概念を用いて頭の中で体系化していく方法を紹介した。今回も、この「適切な方法」の続きを述べる。



一日の中で、直近またはその日の夜までに行うべき手順を、朝段階で(朝が無理ならばできるだけ早い時間帯に)シミュレーションするようにする。

その際、抽象的な概念で予め体系化した一連の手順のうち、できるだけ大枠から確認するように癖を付けるのである。大枠とは、例えば、夜〇〇さんにメールを送信する、書類を1通送付する、といった一塊のタスクである。

その上で、過去の自分自身の経験に基づいて、特にミスしやすい、忘れやすい箇所の細かい手順を意識的に思い出して、そこを順に頭の中で注意を向けるようにする。さらに、それらの手順を実行した後、できるだけ直後の段階で、今実際にやった手順で合っていたかをいちいち確認するようにするのである。

これらの手順は、少なくとも最初のうちは、なかなか一日の中で100%完全に実行できるものではないだろうが、根気よく続けていると、段々と正しく実行できる割合が徐々に向上するようになる。



今回はここまで。次の545号の記事(256)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第510回 健康で生活するために アルコールは一滴も飲まない
実は私は嘗てはかなりの酒飲みだった。仕事の付き合い上場合によっては毎日かなり大量に飲んでいたし、その為か一升酒とかウィスキーを丸々一本開けるなどもあった。その時期にもアルコール中毒の人間をかなり見たし、自分もこのままでは危ないかと不安になった事もある。

知っている人達が飲み過ぎで肝臓障害だけではなく、心不全などで死ぬケースが多かったし、更にアル中をこじらせて家庭崩壊をしたなどもよく聞く。いや、私が本当に世話になった恩人が、ある日家族の知らない間に心不全で亡くなっていた等を知って、自分はどうなるのだろうと不安になった事もある。またネットなどでもアルコール依存症は大きな社会問題になっていて、その対策のための団体なども全国にあるそうだ。

さて、私だが昔は仕事上、付き合いでかなり飲んだが、上に書いたように、前日まで普通に健康だった人が、次の朝亡くなっていたと知って、それを機会に断酒をしたわけだ。本当に出来るだろうかと不安だったが、自分でも信じられないほどあっけなく出来た。なにしろ前日まで大酒を飲んでいたのが、次の日から一滴も飲まなくなり、別にそれで苦しんだとか我慢をしたなども無かった。体質なのだろうがそれまで聞いていたアル中の人の苦しみが、自分にもあるだろうと思っていただけに、自分で信じられない思いだった。

多分それ以後十年以上全く酒を飲まず、これなら大丈夫かと試しに付き合いで飲んでみた。とは言え別にむさぼり飲んだわけではなく、お付き合いでビールをコップ一杯あるいは酒を徳利一本程度で別になんともなかった。

そしておそらく去年辺りから一滴も飲んでいないし、別になんとも感じない。よくまああれだけ飲んでいたのにこんな事が出来るもんだと自分でもあきれている。今のところ健康診断でもアルコール関係の問題も含めて何も無い。

だから絶対に大丈夫ということではないのだろうが、今のところその関係の不安は無い。そして考えれば当たり前だが、その分の金も例えば旅行などに回せることが本当に良かったと思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今回の記事で書庫整理の事を書いていますが、書庫には本だけではなく思いがけない物が置いてあり、それを改めて見つけたなどがあります。例えば写真です。今はスマホやデジカメで気楽に何十枚でも写真がとれ、それをパソコンに保存出来ますが、嘗ては普通のフィルムカメラで撮影し、焼き付けを写真店に頼むのが当たり前でした。フィルムも精々36枚撮り、そして焼き付け代もかなりだったので、今のような感覚では写真は撮れませんでした。それでもアルバムに貼らなかった思いがけない古い写真が沢山有り、改めて整理しなくてはと思いました。

■ とは言え、結局はそれらをデジタル画像に転写し、パソコンに入れて整理する事になりますし、今ではネガフィルムを画像化するソフトもあるようです。ネガフィルムについては、私は工夫してなんとか写真に出来ないかと試してはいますが。写真自体は、別に問題なくデジタル化出来ていますが、整理がまた難しい。まあ、時間を見て徐々にするしかないでしょう。でも今の写真と違い、何か大切な写真に思えます。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは2/9(木)です。折しも、翌日2/10(金)は関東では降雪・積雪が予想されています。当方も積雪となると、仕事への影響が出てしまうため、対策を講じているところです。何とか大したことのない雪で済むと良いのですが。

■ そういえば、今年はまだまともな積雪は1回あるかないかといった状況です。全国的に例年にない寒波が襲っているようですが、寒すぎると(少なくとも関東では)かえって雪が降りづらくなるように思います。とはいえ、寒すぎるのも困りはするのですが。人間に理想的な天候が続くわけもありませんね。
(この項、なさ)



▲バックナンバー一覧へ
△前号へ
★本号の目次へ
▽次号へ