Wing Brain メールマガジン 第545号 2023/02/26(日)発行 |
|
★ 目次 | |
---|---|
以下のタイトルをクリックしてください。このページ下方の該当する記事にリンクしています。 | |
● 詐欺メール | ロクスケ |
● うっかりミス等の撲滅(255) | なさ |
● うっかりミス等の撲滅(256) | なさ |
● 連載 第511回 健康で生活するために 目的を持つ | ロクスケ |
○ 編集後記 | |
|
|
● 詐欺メール | |
最近ネットでは詐欺メールが話題になり、また警察などは詐欺メールにはくれぐれも注意するように繰り返し呼びかけている。メールだけではない、電話にもいわゆるオレオレ詐欺などが近年巧妙化し、特に高齢者などが被害を受けているようだ。 それに対し私は対策を執っている。まずメールだが、会費が滞っているので連絡しろ、等と言うメールはタイトルだけで直ぐに消却しているし、如何しても疑問ならメールに応えるのではなく、そのメールを寄越したという会社などのHPをチェックしたりしている。またSNSやブログなどに私自身の個人情報は一切載せていない。ましてカード番号や銀行口座番号など載せるわけがない。 またネット上に私の個人情報を載せるなどは絶対にしないことにしている。SNSで個人情報を掲げるなどもってのほかだ。 それでも詐欺の手口は年々巧妙になっているので、私個人がいくら頑張っても完全な対策がとれるわけがない。なにしろ、専門スタッフが居るはずの大手企業がランサムウェアなどの被害に遭うことが最近話題になっているからだ。 ということは仮にわたしがネットを完全に止めたとしても私の乏しい銀行預金が盗まれたり、カードが使われることはあるのかもしれない。それならむしろ積極的にメールを自分でしっかり管理した方がましだとは思う。例えばカードを使うと、いつ何処でいくら使ったという確認がメールで知らされてくるが、それは毎回しっかり確認している。今のところ、幸いにも覚えのないカード使用被害は無いが、絶対無いと断言出来るわけではない。 インターネット自体、近年急速に進化しているが、そのネットを使う人間一人一人がその進化に対応するように知識を増やす技術を向上させるなどあり得ないのだから、結局はインターネットは現在は必要不可欠になっていても、しかし絶対安全という根拠は無いとの意識も常に持っている必要があると思っている。 by ロクスケ |
|
|
|
● うっかりミス等の撲滅(255) | |
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。 今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、今回は定例仕上げ日より1日早い2/18(土)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。 「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前回まで続いてきた発注済の開発案件について、細部までやり取りが完全に終了した。自力で年末年始に進めたもう1件についても発注が済み、2件ともまとまった成果を待つのみとなった。その余力を活かし、さらにその次の依頼について、前回の素案から更に深度化して詳細までまとめることができた。予定通り、来月までには、その次の発注も終えたい。 「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」ならびに(E')については、今回も引き続き手を止めている。(C)が一段落してはきたが、(D)〜(E')の関連外注が遅れていることを踏まえ、前回から少し計画を見直し、(D)と(E')の再開はもう少し先延ばしして、上述(C)をより一層強固にするとともに、それに関連して後述(H)を当面優先したい。 (H)は、引き続きこの2週間も手を止めているが、(C)の順調な進捗を踏まえ、来月に入ってから(H)を再開することとした。次回には少し進展する予定である。 最後に、それぞれのタスクに費やした毎日の所要時間を今回も表形式で記す。 2/6〜2/12 2/13〜2/19 (C) 9999999 9999999 (D),(E') 1111111 1111111 (H) 1111111 1111111 ここで、「0」はその日に費やした時間の合計が10分未満の場合、「6」は60〜70分程度の場合という意味である。今回は特に(C)〜(E')に毎日1時間ずつは平均して割くことができている。このペースを今後も堅持してゆきたい。 (次の記事に続く) by なさ |
|
|
|
● うっかりミス等の撲滅(256) | |
これまで長きに渡り、感情モニタリングの手法に関する論述を続けてきた。おかげさまで、長年の試行錯誤が実を結び、同手法を適切に行うことで感情の安定化を図れるようになってきた。まだ不安定な面はあるが、それは意識が飛んでモニタリングが適切に行えなくなるためであり、モニタリング出来さえすればほぼ確実に安定化できるようになった。 そこで、今年年始の前々号からは、引き続き感情モニタリングの仕上げもしつつ、次の段階として、記事のタイトルそのままの、うっかりミス等の撲滅のための考察と実践に関する論述を行っている。今回もそれを続けたい。 なお、引き続き、できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。前回・前々回と遅くなったことから、今回は前号発行日の前日2/11(土祝)に仕上げられている。次回以降もこのペースを堅持してゆきたい。 542号記事にて、うっかりミスや物忘れがそもそも起こる原因として、 ・条件反射的、無意識的な言動をしてしまうこと ・意識が途中途中であちこちに飛んでしまい、 注意が適切な対象に向かず、記憶が定着できないこと の2つのいずれか、または両方と述べた。併せて、前者の対処策として、日常のあらゆる言動について、細かく動作手順として分解し、その細かい手順一つ一つを意識していく方法を紹介した。その上で、前々回からは、細かい手順に目が行き過ぎて逆効果にならないよう、「適切な方法」、即ち、一つ一つの細かい動作を抽象的な概念を用いて頭の中で体系化していく方法を紹介し、実践している。今回も、この続きを述べる。 前回述べた一連の方法のうち、今回は特に「過去の自分自身の経験に基づいて、特にミスしやすい、忘れやすい箇所の細かい手順を意識的に思い出して、そこを順に頭の中で注意を向けるようにする」という点について重点的に述べる。 最近の日々の生活の上で特に忘れやすいタスクと言えば、夜就寝前にストーブに灯油を補充することなどが挙げられる。忘れやすいと意識していれば、かなりの確率で忘れずに実行できるのだが、その際に2つの問題があると考えている。 即ち、忘れやすいと意識すること自体をそもそも忘れている、抜けている状態になってしまうこと、ならびに、灯油の補充なら灯油の補充と意識することで、他の忘れやすいタスクのことが抜けてしまう、または普段なら忘れないような他のタスクが逆に抜けてしまうことの2つである。 前者については、とにかく日々訓練を重ねて、限りなく常時、あるいは特に抜けやすい場所や時間帯などに限定してでも、忘れやすいと確実に意識し続けるようにすることである。ただ根性論的に忘れないように意識するんだ!と歯を食いしばっても意味はなく、日々どのくらいの時間、頻度で、どのような訓練カリキュラムによって、忘れないように自分の意識の持ちようを変えてゆくかという、データに基づいた訓練が必須と考えている。そのためのデータ採りを今後積極的に行ってゆきたい。 今回はここまで。次の545号の記事(256)でも上述の話を続けたい。 by なさ |
|
|
|
● 連載 第511回 健康で生活するために 目的を持つ | |
人間誰しもあることだろうが、気がついたらこんなに時間が経っていた、などと思うことは普通に有る。有るならまだしも、それに気がつかない、あるいは気にしない時もあるとしたらかなり深刻なことではないだろうか。 仕事をしているときでさえ、気がついたら唯毎日やっていることを繰り返しているだけだ、等と言うなら例え忙しいと思っていても充実感もないし、また仕事をより理解し工夫して効率を上げるなども出来なくなる。 例えば時々ネット動画などを観るが、日本の様々な伝統工芸の職人と言われている人達も全部が経験時間に比例して技術の熟練性を高めているわけではない。何年もの間に、唯毎日やっているから繰り返しているという人と、日々工夫しながら技術を磨いている人とは大きな技術の違いが出てくる。 しかし、これは普通の人達が普通の生活をしていても同じことなのではないか。食事の支度は普通の人なら毎日するが、それならいかに味の良いものを、食べやすい物を普通に買える食材で作るために工夫しながら作る事でその家庭の味が出来る。ただ、食べられるなら良いとばかりに毎日同じ作り方をしていれば、そのうち飽きたり嫌いになったりして炊事をしなくなり、外食に頼ることになりかねない。 普通は意識しないでしていることでも目的を持つ、いかに良い結果を得られるか工夫しながら続けるのと、単に毎日しているから同じようにしている事の違いは気がついて見れば大きな違いをうんでいるということだ。例えばわたしの場合、毎日歩くのが習慣だが、別に暇だから歩いているのではない。最初はそのような面もあったが、今は歩数を数えたり脚の動かし方を変えたり腕をどの様に振るか、姿勢は如何するか、歩幅は、姿勢は、視線はなどを考え工夫し、私なりに歩くことで得られる健康のメリットは得ていると思っている。歩数計を使い(今はスマホにソフトを入れているが)毎日歩く場所の同じ風景を撮っては整理して保存したりしていることで単に散歩をしているのとは違う楽しみがあるし、それに体調を整えるにも効果がある。 趣味として物作りをするのも工夫をするのが目的であって作るのが目的というのはむしろ少ない。毎日日記を書くし、ブログなどで文章を書いてもいる。文章を書くことで、頭の中の思考を纏める事が出来る。今は仕事で使う事も無い外国語などもやっているが、これは頭の体操に効果的だと思うからだ。 結局、何も考えずに唯習慣だからやっているというのではなく、意識し工夫することが大切なのではないだろうか。 by ロクスケ |
|
|
|
○ 編集後記 | |
■ 最近考えるようになったのですが、手元にスマホがあるとつい便利で一寸分からないことを直ぐにスマホで調べることが多いですね。それは良いのですが、手軽に調べられることは記憶する必要が無いためか、昔はそれなりに調べることで覚えることが多かったのに、最近はそれがなくなったような気がします。 ■ 無論私の加齢によって記憶力が落ちたという面もあるのかもしれませんが、それ以上に例えば遠く離れた家族などの電話番号は昔は記憶していたはずなのに、今は思い出す努力もせずに、そもそも番号など意識せずに登録した名前をクリックすれば電話がかけられます。便利になったからその分記憶力が衰えたということでしょうか。 ■ この編集後記を執筆しているのは2/22(水)です。定例より一日早く仕上げられています。このペースを今後も極力堅持したいと思います。早いもので2月ももう終わります。つい先日年が明けたと思ったら、2ヵ月が経過し、1年の6分の1が終わります。さらに1ヶ月経過すれば年度も変わり、あっという間に今年2023年も終わっていくのでしょうね。 ■ 三寒四温と言いますが、まだまだ寒い日が続くものの、暖かい日が徐々に増えてきているのは有難いことです。その代わり、毎年恒例ではありますが、花粉症に悩む時期にもなります。今年も早めに薬を飲み始めていますが、今年は過去10年で最大の飛散量と言われており、どれだけ苦しむか未知数で不安に思うところです。次号の頃には楽になっていると良いのですが。 |
|
▲バックナンバー一覧へ △前号へ ★本号の目次へ ▽次号へ |