Wing Brain メールマガジン 第548号
2023/04/09(日)発行



目次
以下のタイトルをクリックしてください。このページ下方の該当する記事にリンクしています。
● 手抜きも大切 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(261) なさ
● うっかりミス等の撲滅(262) なさ
● 連載 第514回 健康で生活するために テレビを観ない ロクスケ
○ 編集後記




● 手抜きも大切
わたしは色々なことを趣味でやっているが、大きく言えば様々な工作、つまり自分で色々な物を自作すること、あとは趣味と言うより頭の活性化の為に文章を書くことで具体的には小説を書いたり、日記を書くことだろうか。それと、語学学習なども趣味に入ると思う。

工作については、今ではネット動画でもそれこそ到底アマチュアとは言えないほどの技術を駆使して専門家が作ったのと同じ様な家具や様々な電気製品、洋服や料理を作ってはそれを動画などに載せている人が大勢居る。しかし、わたしの場合はこれらの物を作っても彼等のような事はしない。あくまで自分でこれくらいで良いと思う位の作り方しかしないし、第一例えば木工でのノコギリ、鑿、鉋がけなど本格的な技術を身につけるには十年以上それらをやらなくてはならないしまた使う道具もそこら辺のホームセンターなどで売っている道具とは桁が違う値段の物をこれも又専門家にしか出来ない技術で手入れをしながら使いこなさなければならない。わたしにはそんな高級工具を買うつもりは一切無いし、そんな時間を費やす気も更々無い。となれば、そこら辺でいくらでも買えて駄目になったら買い換えるような工具を使い、その時その時で出来るだけ注意をして工作をし、出来た物は商品はおろか人にあげるような品質でもない。当然材料もそこら辺の廃材を使ったりこれもホームセンターで普通に買える物を使うのだから、専門家が熟練技術で作る物とはコンセプトが違う。わたしは売るためではなく楽しむために作るのであり、わたしが楽しければむしろいかにごまかして上手く出来たかのように見せるのもそれなりの楽しみになる。あくまで自分で使う為に作る作品のことを言っている。

文章を書くのは頭の体操になるとされている。人間は頭の中で言葉を組み立てることで考えているのだが、それなら書くことで言葉を整理し纏める事を習慣としてやっていることでつまりは自分の頭の中で考えることを頭の中で整理し纏める為の訓練になる。ということで色々な文章を毎日かなり書いている。原稿用紙で10枚位かそれ以上。昔は自分専用の原稿用紙などを作っていたが、今はこの様な文章は全てパソコンでやっているから、かなりやりやすくなったとも言えるだろう。

その意味では語学も役にたつ。日本語とは違う言語は、日本語とは脳の別の分野を使うとされているので、その意味では上記の文章書きとは又別な脳の活性化に繋がる。嘗ては仕事で外国語を使っていたのだが、今は単に趣味と言うことでやっている。仕事で毎日使っていたのとは違うし年齢のために嘗ての様には使えないだろうが、まあ今はネットでどの国の言葉も気軽に聞けるし、それなりに理解出来ればそれも励みになる。その為にも工作、文章書き、言語を学ぶにしても完璧を目指していたらそれは負担になる。つまり自分でまあ良いかと思えるレベルだから、頭の体操をいつでも出来るし毎日続けられると言うことだ。本当に成果が上がっているかどうかはまた別の問題だが。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(261)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、今回は再度余裕ができたため、定例仕上げ日の前日4/1(土)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、前回まとまった成果を待つとした2件について、前回述べた若干の細部の修正も完了し、年度末の区切りの良いタイミングで成果が得られた。前回述べた次の依頼の発注を今現在進めており、新年度となった今月以降の予定も少しずつ固めつつある。最速で来週には次の発注を済ませる予定であり、あくまで最速でだが、前回述べたように5月の連休までには2件とも成果が得られる見込である。加えて、新たに以前から漠然とした構想に留まっていた別の案件も、新たに追加発注することにした。その発注をできれば今月中、連休前には行っておきたい。その上で、何とか、今年の5月連休中は、前回述べたように、後述(D)〜(E')と(H)に時間を割きたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」と(E')については、今回も引き続き手を止めているが、(H)については新年度に入るタイミングもあり、上述(C)の進捗を踏まえ、予告通り新たに1件進めることができた。(C)とともに着実に予定通り進めてゆきたい。



最後に、それぞれのタスクに費やした毎日の所要時間を今回も表形式で記す。

		3/20〜3/26	3/27〜4/2
(C)		6666444	4444666
(D),(E')	1111111	1111111
(H)		1111111	1113311

ここで、「0」はその日に費やした時間の合計が10分未満の場合、「6」は60〜70分程度の場合という意味である。今回は特に(C)〜(E')に毎日1時間ずつは平均して割くことができている。このペースを今後も堅持してゆきたい。




(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(262)
これまで長きに渡り、感情モニタリングの手法に関する論述を続けてきた。おかげさまで、長年の試行錯誤が実を結び、同手法を適切に行うことで感情の安定化を図れるようになってきた。まだ不安定な面はあるが、それは意識が飛んでモニタリングが適切に行えなくなるためであり、モニタリング出来さえすればほぼ確実に安定化できるようになった。



そこで、今年年始からは、引き続き感情モニタリングの仕上げもしつつ、次の段階として、記事のタイトルそのままの、うっかりミス等の撲滅のための考察と実践に関する論述を行っている。今回もそれを続けたい。

なお、引き続き、できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。今回は前回より一日遅れたものの、前号発行日3/26(日)に仕上げられている。次回以降はまた前回までと同様に前号発行日前日の土曜日に仕上げられるようにしたい。



542号記事にて、うっかりミスや物忘れがそもそも起こる原因として、

  ・条件反射的、無意識的な言動をしてしまうこと
  ・意識が途中途中であちこちに飛んでしまい、
   注意が適切な対象に向かず、記憶が定着できないこと

の2つのいずれか、または両方と述べた。併せて、前者の対処策として、日常のあらゆる言動について、細かく動作手順として分解し、その細かい手順一つ一つを意識していく方法を紹介した。その上で、細かい手順に目が行き過ぎて逆効果にならないよう、「適切な方法」、即ち、一つ一つの細かい動作を抽象的な概念を用いて頭の中で体系化していく方法、ならびに過去の自分自身の経験に基づいて、特にミスしやすい、忘れやすい箇所の細かい手順を意識的に思い出して、そこを順に頭の中で注意を向けるようにする方法を紹介し、実践している。

前回、アイデアを練ったり考察を進めることに時間労力を割いていると、うっかりミスや物忘れ対策が疎かになりやすいため、両立させるための対策として、時間や場所を細かく区切り、予め決めた時間・場所に達したら、うっかりミスや物忘れ対策に頭をスパッと切り替えるという方法を挙げた。今回もその続きを述べる。



今回も上述の取組みを続けているが、やはりまだスパッと頭を切り替えるところが上手く出来ていないと感じている。

試行錯誤の結果、頭を切り替えるには、以前にも述べた、スマホのタイマーを15〜20秒などの極めて短い時間でかけ、アラームが鳴ったら感情モニタリングのセルフチェックとともに、今自分が何をしているか、直前に何の言動をしたかを繰返しチェックするのが有効と分かった。より具体的に言うと、15〜20秒のアラーム鳴動によるチェックを30分〜1時間程度ひたすら繰返し行ったところ、頭の中で意識のループができ、まだすぐに切り替えられるようにこそなっていないが、比較的安定してチェックできるようになった。

どうも、極めて短時間のチェックを何度も何度も繰返すことが鍵のようで、その鍵をベースに、さらにより良い方法を試行錯誤して確立してゆきたい。



今回はここまで。次の549号の記事(264)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第514回 健康で生活するために テレビを観ない
わたしはテレビを全く観ない。前は観ていたが、何かの番組をついつい観ていると、その間他のことが全く出来ないし、昔と違い別にテレビを楽しむという気が無くなっているからだ。楽しむならわたしは色々な物作りをしたり外歩きをしたりパソコンで色々なことをしたりしているし、その間付けっぱなしにしているラジオならBGMで、聴こうが聴くまいが問題も無いからだ。つまり時間の無駄をそれなりに省ける。

そしてテレビを観なくなってから、テレビ番組は案外つまらないと思うようになった。周囲の高齢者など仕事をしなくなってから何か動くのも面倒くさくなってついテレビを一日何時間も観るようになったという人が結構多いようだ。そしてわたしが散歩などでかなりの早足で歩く、時には走る等を見て驚いているそうだ。

むろん、テレビを観る観ない、歩く歩かないはそれぞれの人が自分で決めることの筈だが、現実にはそんな選択を考えたことも無く、ただ動くのが面倒くさくなったからテレビを観ていると言う人が居たのにはなんとも応じかねた。

わたし自身はテレビを観ないことで精神的にも体力的にもそして色々やりたいことが出来る事もずいぶん得をしていると思っているが、それは人それぞれ、わたしがそうだから他の人もそうしなければならないとわたしが考える理由も無い。だから、上記の様に殆ど歩かず外に出るときはほんの近くへの買い物でも車で行く人にわたしが何かを言う理由も無いということだ。もし、本人がテレビを止めてその代わりに歩くとは物作りでもをした方がシャキッとすると考えたら、誰かにとやかく言われるまでもなく自分でそうするだろう。

昔テレビが無かった頃などは、高齢者でもそれなりに外歩きをして買い物などにも歩いて行っていたと思う。色々な理由で当時の平均寿命などは今よりも短かったろうが、今は医療技術の進化などで寿命が延びたとされるし、確かに昔よりも元気な高齢者は増えている。が、歩くのに苦労している人もかなり多い。

が、それでもテレビを観るだけの人が結構多いような気がするし、そういう人でかくしゃくとしている人は観たことが無い様に思うのだが。

by ロクスケ




○ 編集後記

■ 私は毎日散歩をしながら、スマホで方々の写真を撮るのが習慣です。同じコースの同じ場所を撮るので、写真はほぼ同じ風景ですが、ただその時刻、天候、季節などで同じ風景の筈がよく見ると毎日変化しています。その変化が楽しいですね。

■ 冬はすっかり葉の落ちた木が春には新芽が出てあっという間に新緑に染まり、夏にはもう枝が見えないほどしげり、秋には葉の色が変わり、そしてまた葉が落ちるというように同じ木の写真を撮っても毎日違う写真が撮れます。それが楽しくて毎日百枚くらいの写真を撮っています。
(この項までロクスケ)
■この編集後記を執筆しているのは4/5(水)です。あっという間に年度末も過 ぎ、新緑の季節になりました。2023年も4分の1があっと言う間に終わってしまっ たことになります。こちら関東では満開の桜もあっという間に散り、季節の移り 変わりを実感します。遠方に見える山の木々が若い黄緑色をしているのは、それ はそれで綺麗ですね。

 ■2月から3月は年度末ということで仕事に追われて何かと忙しく、あっという 間に過ぎました。4月に入り、少しだけ余裕ができましたが、それも束の間、き っとまた時間に余裕のない時期がやってくるのだと思います。仕事の効率化は少 しずつでも着実に進められているので、今年中には少しは毎日平均して楽になれ ばとは思うのですが。
(この項、なさ)



▲バックナンバー一覧へ
△前号へ
★本号の目次へ
▽次号へ