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Wing Brain メールマガジン 第551号
2023/05/21(日)発行



目次
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● 手帳を使わなくなった ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(267) なさ
● うっかりミス等の撲滅(268) なさ
● 連載 第517回 健康で生活するために 習慣を見直す ロクスケ
○ 編集後記




● 手帳を使わなくなった
一番古い手帳は自作したシステム手帳で、もう40年以上前に自分で作った物だ。中のリフィルも当然市販品は使いにくかったので、自分で様々な形式を作り、印刷したもので、当時は通勤でも私用で出るときも欠かさず持っていた。かなり大きな物で、しかも丈夫な革製の表紙だったので到底ポケットに入るような物ではなく、何しろサイズは大体、200x151x50程もあったのだから手帳のイメージとしては大きすぎるかも知れない。

当時、システム手帳は大流行していて市販品の最高級な物なら当時の価格で10万円位もする輸入品などがあったが無論中身は日本人としては使いにくいし第一私は興味も無かった。が、それをエリートのシンボルであるかのように持ち歩く、中にはわざわざシステム手帳だけを持っている人なども居た。まあ、それは人それぞれ、私は自分で使いやすい物を作ったまでのことだが。

因みに現在の高級システム手帳はどのくらいの値段かチェックしてみたら某通販会社の999,999円等というのがあった。機能などよりあくまでブランドなのだろう。腕時計などと同じだ。

それはともかく、私が作った多分1000円もしない手帳の、分類していた内容としては住所録、予定表、思いつき、自作小説ネタ、メモ、グラフ、地図など様々で、当時としては便利だったのだが、考えて見ればこのところこの手帳は全く使っていない。上記の機能は全てスマホで間に合うし、本当に記録するなら内容をPCに移せば良く、手帳などよりも検索が簡単だし、いくらでもコピー出来る、送受信出来る、内容変更も出来る。

したがって、今は上記のシステム手帳など全く使わないし、持ち歩いたり机の上にあるのは単なるメモ用紙だ。思いついたことをとっさに書き留め、後でパソコンに移すし、書き留めたメモは書き写したら直ぐにゴミ箱へポイ。

前にも書いたが、手書きで文字を書くこと自体が無くなり、今はボールペンでメモに走り書きする位しか無い。手紙などもネットのメールの方がよほど早く着くし返事も直ぐ来る、時には会話も出来る。だから、曾ては毎日使っていた万年筆も今は殆ど使わないし、文字は忘れるし汚くなるしで、たしかに手帳を使わなくなったのも無理は無い。それでも未だにシステム手帳は売れているようだし、高級万年筆なども売れている。やはりそれらにこだわる人は未だに多く居るのだろう。私は新しい方法が便利だと思えば容赦なく切り替える。しかし、手帳や万年筆自体は好きなのだが。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(267)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、今回も業務が連休前に溜まった仕事が結局終わらず、連休後も立て込み遅れたが、定例仕上げ日の3日後5/17(水)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、今回も集中的に時間と労力を最優先で割いた。おかげで、2件目も発注のやり取りが細部まで完了し、1件目と同様に、今月5月中にはまとまった成果が得られる見込となった。連休の時間も費やして前回から引き続き、非常に順調過ぎるくらいに順調であり、このまま2件ともミッションとして完全コンプリートするまで良い流れを続けてゆきたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」と(E')については、今回も引き続きまだ手を止めている。前回に続き、上述(C)の進捗により、(H)も2件分順調に進んでいる。(C)で2件目までまとまった成果を手にする段階までカウントダウンとなってきたこともあり、連動して(H)もこの先順調に進んでいく予定である。引き続き、着実に予定通り進めてゆきたい。



最後に、それぞれのタスクに費やした毎日の所要時間を今回も表形式で記す。

		5/1〜5/7	5/8〜5/15
(C)		9999999	9999333
(D),(E')	1111111	1111111
(H)		1933339	6666333

ここで、「0」はその日に費やした時間の合計が10分未満の場合、「6」は60〜70分程度の場合という意味である。今回は特に(C)〜(E')に毎日1時間ずつは平均して割くことができている。このペースを今後も堅持してゆきたい。




(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(268)
これまで長きに渡り、感情モニタリングの手法に関する論述を続けてきた。おかげさまで、長年の試行錯誤が実を結び、同手法を適切に行うことで感情の安定化を図れるようになってきた。そこで、今年年始からは、引き続き感情モニタリングの仕上げもしつつ、次の段階として、記事のタイトルそのままの、うっかりミス等の撲滅のための考察と実践を行ってきた。

感情モニタリングに関して、意識が飛ばずにきちんとモニタリング出来さえすればほぼ確実に安定化できるようになってはいるのだが、まだ意識が飛ぶこと等を主因として不安定な面はあるにはあった。折しも、この連休前に些細なことを起因として精神的なバランスを崩すことがあった。この際、それまでのやり方通りにモニタリングは出来てはいたはずだが、不快な感情がなかなか元に戻らず、ごく一時的にだが精神的に取り乱す場面もあった。

そこで、前回からは今一度、感情モニタリングの基本に立ち返り、やり方が細部まで一つ一つ適切に行えているか、何か足りないことがないかを集中的に検証して対策を考え、実行することにした。今回もその続きを述べる。



なお、引き続き、できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努め、本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。前回はやむを得ない事情で遅くなったが、今回は前号発行日5/7(日)に仕上げられている。今後もこのペースを堅持したい。



548号記事にて、スマホのタイマーを15〜20秒などの極めて短い時間でかけ、アラームが鳴ったら感情モニタリングのセルフチェックとともに、今自分が何をしているか、直前に何の言動をしたかを繰返しチェックする取組みを再開したと述べた。今回も、いちいちスマホのタイマーをかけずとも、自然と頭の中に意識のループができており、上述の2つのチェックが自然と比較的高頻度にできている。

前回、それでも感情面で不安定になることがあったため、チェックの際のやり方等に起因すると考え、分析と検証を行っている。前回まず3つの課題を挙げたが、この数日間で見れば、意識していることもあり、これらの課題は対策が打てている。即ち、感情モニタリングの1次チェック、2次チェックも一度にまとまった回数を実行できている。ただ、まだ確実性には欠けると思っており、さらに訓練を積み、より高頻度かつ確実に行えるようにしてゆきたい。

その上で、前回挙げた3点に続き、さらに考えられる課題を挙げる。:

  ・感情の1次チェックを行った際、快適な気分であればそれを一定時間味わうようにし、逆に不快な感情の場合はスパッと瞬時に2次チェックに移行するというように、1次チェックの結果により真逆の対応ができるべきだが、それが確実に行えていないことが多い。

  ・感情の1次チェック、2次チェックの際に、できればトランスに入った上で、特定イメージ画像・映像を頭の中で想起することが望ましいが、まだ全てを同時かつ確実に出来ていないことが多い。

  ・不快感情が続いている場合、1次チェック・2次チェックを行っても不快感情のぶり返しが起こりやすいため、トランスに入った上で、不快な気分の自分に寄り添い、「気分が不快になるのは仕方ない。でも、快適な気分が続くと良いんだよなぁ」などと自己暗示のスクリプトを繰返し唱えることが望ましいが、その実行頻度はまだ決して高くなく、1次〜2次チェックを行うことで頭が一杯になっていることが多い。

ひとまず挙げられる課題は以上6点にほぼ尽きると考えている。これら6点を日々高頻度かつ確実に実行できるよう、さらに訓練を積んでゆきたい。



今回はここまで。次の552号の記事(270)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第517回 健康で生活するために 習慣を見直す
今回は先に手帳を使わなくなったという記事を書いているが、私自身他にも生活習慣を常に考え、変える物は変えるようにしている。分かりやすく言えば曾ては思いついたことを手帳に書くのが習慣だったが、今ではスマホのメモに書き込んだり、PCのそれぞれの分野に書き込む。つまりメモの習慣を変えているわけだ。同じように、曾ては自分専用の400字詰め原稿用紙などを作っていたが、今は使う事も無く大量に残っている。

曾ては仕事の関係などで外食が多くお付き合いで酒もかなり飲んでいたが、今では外食は殆どしないし、酒は今は一滴も飲まない。曾ては気になってやたらに掃除をしていたが、今は必要な場所は掃除をするが纏めての掃除は計画して時間を作ったとき以外やらない。

曾ては仕事上それなりに身なりに気を使っていたが、今は兎に角動きやすく簡単に洗濯のできる作業服、作業シャツしか着ない。曾て着ていた背広などは大半処分した。作業服、作業シャツならいちいちクリーニングに出さなくても良いし、頻繁に洗濯機に放り込んでボタンを押すだけで良い。

曾てはテレビも観ていたが、知らない間に時間が経ち、しかも観ていた内容が殆どつまらないので、今はテレビは全く観ない。同様新聞もとらない。全てネットで事足りる。

年齢体力の関係もあるが、時代がそれこそ気がつけばとんでもなく変わっていて、しかも人間はそれが当たり前のように感じている。曾て町中に公衆電話があったが、今では探さなければ見つからないし、第一公衆電話を使う事は全く無い。曾てはことある毎日本を買っていたが、今はネットで読める本が安く簡単に買えるし、ネットなら文字のサイズなども好きなように変えられる。また読書端末があれば、数百冊でも持って歩ける。つまり紙の本を買うことはほとんど無くなったし、どうしても読むなら図書館で借りれば良い。自宅の書庫の本は、大部分処分してスペースを確保している。

つまり時代が変化し、自分では気がつかないうちに曾て自分の習慣としてやっていたことが今は別の方法に切り替えた方がよほど良く効率的だということが無数にあるのだから、常に自分の習慣はこれで良いのかどうかを考え見直した方が良いと言うことだ。

人間年をとると時間経過が幾何級数的に早くなり、自分の能力は幾何級数的に落ちる。それなら常に自分にとって何をどの様にすれば一番効率が良いのかを常に考える必要があるということだ。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 今週末二週間ほど地方の都市ですが旅行してきます。去年も行っているのですが、気に入った場所が沢山有りながら時間がなくて歩けず、今回は出来るだけ歩き回るつもりです。後は天候次第ですが。

■ 私は旅行に行っても名所旧跡を見て歩く趣味は無く、自分で歩き回って気に入った路地裏や小さな神社や寺などを見るのが好きです。その為にも交通機関は使わずに兎に角歩いて行くのが普通ですが、そうすることで単に目で見るだけでは無く体で見るというか、訪れた場所の雰囲気が身体に染みこみます。そういう旅行が好きですから、体が動く間はそれを続けようと思っています。今年の秋には少し遠く、西日本から四国、出来れば九州なども歩き回ってみたいですね。出来ればですが。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは5/17(水)です。早いもので5月も半分が過ぎ、山々の木々は深緑色になってきました。折しも、今日5/17(水)は全国的に5月にもかかわらず猛暑日になったところがあり、異常な暑さが早くも到来してしまいました。つい1週間前は肌寒い日が続いていたかと思いきや、最高気温が20℃も急激に上昇するとは、驚きと戸惑いしかありません。

■ 今年は暑さと長い付き合いになりそうで、今から警戒感を持っています。プラスに考えるならば、夏がその分長く楽しめるという見方もできますが、とにかく危険な暑さには要注意ですね。
(この項、なさ)



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