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青山散歩


珈琲と書くコーヒー店

カフェじゃないコーヒー屋さんに行きたくなるときって、ありません か?
木のカウンターがあって、ソファがいくつか。落ちついた雰囲気の店 内には、マスターが淹れるコーヒーの香りとともに静かに音楽が流 れている・・・。そんなお店は、カタカナでなく漢字で珈琲と書くのが 似合います。

蔦珈琲店は青山学院のわき。名前のとおり、蔦に覆われていて、テ ラスに面したソファに座ると、緑一杯のこじんまりしたお庭が見えま す。いろいろ変わる自家製ケーキも楽しみのひとつ。2階は「蔦サロ ン」。

大坊珈琲店は、表参道の駅のすぐ近く。カウンターの上の棚には、 古めかしいハヤカワ・ミステリーがずらり・・・。村上春樹が時々来て いる(いた?)らしい。コーヒーは濃さが5段階に分かれていて、お 好みで選べます。概して濃いめ。一杯をしっかり飲みたいときにお 薦めです。普段は静かですが、青山通りに面している立地の良さか らか、思いがけず人で一杯のときも。

ただし、どちらも煙草OK。珈琲店には似つかわしい煙草の煙も、 吸わない私にはちょっとつらいかな・・・



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