|
|
父が亡くなったとき、遺品の中に万年筆がたくさんありまし
た。私が初めて持った万年筆も、たしか父からの入学祝い
だったと思います。墨と筆、万年筆etc・・・文具は時代や文
化を象徴しているのかも知れません。
骨董通りを曲がったところにある書斎館は万年筆の専門
店。
材質といい、フォルムといい、お値段といい、貴金属に匹敵
する万年筆の数々が美しくディスプレイされ、興味のない人
でも魅了されるはず。
お店の一角はカフェ・コーナー。オーナ自ら丁寧に集めたの
ではないかと思われる書籍が本棚に並んでいて、知人の
書斎に招かれたような親密な感じがします。騒がしいおしゃ
べりの聞こえない隠れ家的スポットです。
|
|
|