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3章 アリーナの願い |
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発生時 |
♪1-20 つぶやき |
港でイストバルを引き止めるアリーナ |
アリーナ |
お兄ちゃん!
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イストバル |
止めたって駄目だからな、アリーナ
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アリーナ |
いくらなんでもそんな事
ヴェリア様がお許しに
なるわけないわ!
・・それにお母さんだって!
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イストバル |
ヴェリア様が一体、俺達に
何をしてくれたんだ!
俺が稼がなきゃ、お袋やちび達が
今日にも飢えちまうんだぞ!
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アリーナ |
出稼ぎに行ったお父さんが
帰ってくれば、きっとなんとか・・
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イストバル |
まだそんな事言ってるのか!
出て行ったまま、どれだけ経ったと
思っているんだ!
あの男がもう帰って来るものか!
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アリーナ |
お兄ちゃん!!
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イストバル去っていく |
♪1-21 たそがれ / 川蝉亭 |
アリーナ |
あっ!
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皿を落とす |
マリーベル |
大丈夫かい、アリーナ?
すみません、クリス様
すぐに代わりを用意しますので・・
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クリス |
えぇ・・それよりも・・
火傷はしていない? アリーナ
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アリーナ |
はい、大丈夫です
お騒がせしてすみませ・・あつっ!
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マリーベル |
・・アリーナ、床はあたしが
片付けるから
裏の井戸で手を冷やしておいで
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アリーナ |
はい・・
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アリーナ去る |
クリス |
何かあったのですか?
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マリーベル |
あの子の馬鹿兄貴のせいですよ・・
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クリス |
アリーナに兄弟が?
それはいてもおかしくないけれど・・
・・聞いたことがなかったから
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マリーベル |
いてもおかしくないどころか
あの娘のところは七人家族だそうで
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クリス |
七人も・・
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マリーベル |
もともと地方の村に住んでいたのが
戦火に追われて・・
この街はまだ活気を
保っちゃいますけど
・・他所の人間には冷たいんですよ
クリス様
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クリス |
どういうことでしょう?
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マリーベル |
この街で職につけなかった
あの娘の父親は、出稼ぎに行くと
出て行ったきり戻ってこない
それから母親は一人で七人を
養おうとして過労に倒れて・・
今じゃ、長男のイストバルって奴と
あの子が家計を支えているんですよ
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クリス |
・・こんなに身近な所まで
戦争の影響が・・
|
マリーベル |
そりゃアリーナはいい娘ですよ
そんな事は一言も愚痴に
しやしませんから・・
ところが長男のイストバルときたら
良い稼ぎ口を探すと言って街を出ては
すぐに戻ってきて・・
しまいにゃ自棄を起こして
デミアスに巣食ってる
山賊団に入っちまったようなんです
|
クリス |
なんてこと・・
アリーナの様子がおかしかったのは
それで・・
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マリーベル |
あの娘の兄貴にそんなことさせちゃ
いけませんよ、クリス様
なんとかならないものでしょうか?
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アリーナ帰ってくる |
アリーナ |
おかみさん!
クリス様、今の話は忘れてください
・・その話はもういいんです
お金ならなんとかなることに
なってますから・・
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クリス |
・・・・
アリーナ、どんな事をして
都合をつけるつもりなの?
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アリーナ |
それは・・その・・
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クリス |
すぐに返答できないようなこと?
|
アリーナ |
・・・・
|
クリス |
アリーナ・・
貴方のお兄さんの事は私に任せて
・・だから今は絶対に
早まったような事をしないで
|
マリーベル |
アリーナ・・あんた、そんな事を
考えていたのかい、馬鹿な子だよ・・
そうだよ、アリーナ
駄目でもともとじゃないか
クリス様にお願いしてみな
きっと悪いようにはなりゃしないよ
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アリーナ |
・・・・
・・はい・・クリス様
お兄ちゃんをよろしくお願いします
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3章任務中イストバルに話しかける |
♪1-06 草原の騎士たち |
クリス |
あなた、イストバルでしょう?
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イストバル |
あんた、誰だよ?
なんで軍隊が俺の名前を
知っているんだ
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クリス |
やはりそうだったのね
馬鹿なことはやめて
今すぐ兄弟のもとへ帰りなさい
みんなあなたのことを
心配しているのよ
|
イストバル |
俺が好きでこんな稼業を
やっていると思っているのかよ
戻ったらあんたが兄弟を
食わせてくれるのか?
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クリス |
子供みたいなことを言わないで
辛い目にあっているのは
あなただけではないわ
あなたのわがままのせいで
アリーナがどうなっても
良いというの?
|
イストバル |
アリーナが・・どういうことだよ!?
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クリス |
あなたに罪を犯させるぐらいならと
アリーナは自分の身を
売るつもりでいるのよ
それをとめられるのは
あなただけでしょう、イストバル
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イストバル |
そんな・・アリーナが・・
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クリス |
あの子にそんな真似をさせては
いけないわ
あなたはお兄さんなのでしょう
今すぐナルヴィアに戻りなさい
|
イストバル |
わ、わかった!
そんなつもりじゃなかったんだ・・
アリーナ!
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イストバルが戦場から撤退 |
※クリスとイストバルで戦闘しても特別な会話等は発生しない |
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マップクリア後 |
♪1-22 街角 / 川蝉亭 |
イストバル |
この馬鹿が!
お前が不幸になったって
どうにもならないじゃないか!
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アリーナ |
馬鹿はどっちよ!
お兄ちゃんが山賊の仲間なんかに
ならなかったら
お兄ちゃんにもしもの事があったら
私やお母さん、弟や妹達が どれだけ悲しむのか・・
どうしてわかってくれないの!!
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クリス |
・・・・
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クリス |
二人がお互いを思いやって
やったことなのはわかるわ
でも、思いやった結果
お互いが傷ついてしまうような
やり方は、正しい方法とは言えないわ
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イストバル |
・・・・
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アリーナ |
・・・・
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クリス |
マリーベル、少し話が・・
|
外へ出る |
クリス |
アリーナ達の兄弟のことで・・
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マリーベル |
あぁ、それだったら!
食べ物のことならあたしが何とでも
してやるつもりでしたから
アリーナは
あたしの娘のようなものです
そのアリーナの兄弟ってんなら
あたしの家族も同然ですよ
|
クリス |
ありがとう、マリーベル・・
|
マリーベル |
でもクリス様・・イストバルのほうは
どうされるおつもりですか?
|
クリス |
・・頼りないところがあるけれど
弓の腕に関しては
目を見張るものがありました
二人が落ち着いたら
私を訪ねるように伝えておいて
もらえますか?
私からティアンナ様にお願いして
傭兵ギルドに話してみます
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マリーベル |
イストバルを傭兵に?
|
クリス |
山賊の片棒を担ぐより
仕事が選べるぶん、危険は
少ないでしょう
それじゃあマリーベル・・
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帰ろうとするクリス |
マリーベル |
あ、お待ちください!
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向き直る |
クリス |
何か?
|
マリーベル |
クリス様、あたしからも
お礼をさせてくださいな
以後、シノン騎士団の方には
おすすめのメニューを
三割引にさせていただきます
公子様にもよろしく
お伝えください・・
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クリス |
ありがとう、マリーベル
貴方の食事とアリーナの笑顔は
シノン騎士団にとって
大きな戦力だから
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5章 親心 |
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発生時 |
♪2-03 憂い / 酒場 |
マルコス |
どうか、どうかお願いします・・
・・どうか騎士様・・・・
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ナルヴィア騎士 |
そのようなことに関わっている
ヒマなどない!
ましてや敵国の兵になどと・・
気は確かなのか!
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マルコス |
ですが私の息子なんです!
・・どうかお願いいたします!
|
マルコス殴られるく |
ナルヴィア騎士 |
くどいぞっ!
ボルニアの人間は全て敵だ!
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騎士出て行く |
マルコス |
・・アーノルド・・・・
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近くにいたクリスがかけよる |
クリス |
ひどいことを・・
大丈夫ですか?
|
マルコス |
こ、これは騎士様・・
申し訳ありません・・
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クリス |
何やら口論になっていた
みたいだけれど
何かあったのですか?
|
マルコス |
・・・・
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クリス |
私はシノン騎士団のクリスと言います
よければ話を聞かせて
もらえないかしら
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♪2-04 雨音 |
マルコス |
私はボルニアから亡命してきた
商人でマルコスと言います
ご存知のこととは思いますが
ボルニアの太守様は
帝国軍と手を結びました
以前の太守様を知るものならば
誰も今のボルニアを想像することは
できなかったでしょう
私も祖国を愛しておりましたから
本当は亡命などしたくは
なかったのです・・しかし・・
|
クリス |
確かに民衆の信頼も厚かった
リード公爵の豹変とも言える行動には
国の内外を問わず動揺したものだわ
|
マルコス |
私は商人として
このナルヴィアをはじめ
同盟各国にはお世話になった身
とてもじゃありませんが
帝国領内での商売など
できるはずもございません
|
クリス |
それでこのナルヴィアヘ?
|
マルコス |
はい、ですが一人息子のアーノルドは
私の言うことを聞かずに
ボルニアに残るのだと言って
その挙句に徴兵されて
しまったのです
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クリス |
それでは息子さんはボルニア軍に?
|
マルコス |
男手ひとつで育てたのが
いけなかったのでしょうか・・
気の弱い息子に戦争なんて
ましてや人を殺すなんてことが
できるはずがないのです
戦場に出ればきっと殺されて
しまうでしょう
おそらく今頃はきっとどこかで
震えているに違いないのです
|
クリス |
マルコスさん・・
|
マルコス |
この国の騎士や兵士の方にも
息子を説得して連れ戻して
いただけるようお願いをしたのですが
みな言われることは同じ・・
考えてみれば当然のことなのかも
しれません・・
戦場で敵国の兵士を説得して
ほしいなどと・・
|
クリス |
さっきの騎士にもそのことを
頼んでいたのね・・
|
マルコス |
馬鹿なこととはわかっていても
やはり私はあの子の父親なんです
親が子供を弔うなんてこと・・
そんなむごいことは
私には耐えられません・・
|
クリス |
それが親心というものでは
ないのかしら・・
|
マルコス |
・・・・
|
クリス |
マルコスさん
もし戦場であなたの息子さんを
見つけることができたなら
あなたの言葉を伝えましょう
|
マルコス |
騎士様!?・・
|
クリス |
ですが保証はできません
息子さんと会えるとも限らないし
うまく会えたとしても
私の説得に応じないかもしれない
それでも・・
|
マルコス |
それでも、それでも構いません
騎士様の説得にも応じないので
あれば、その時は・・
息子のことはあきらめます・・
|
クリス |
わかりました・・
でしたら引き受けましょう
|
マルコス |
どうかよろしくお願いいたします
|
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5章任務中アーノルドに話しかける |
♪ 2-05 戦雲 |
クリス |
もしかして
あなたがアーノルドなの?
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アーノルド | ど、どうして僕の名前を・・
|
クリス | お父さんが心配しているわ
今すぐにここを離れなさい
|
アーノルド | と、とうさんが!?
でも僕はボルニアの兵士だし・・
|
クリス | 本当は戦いなんて
したくはないのでしょう?
私には、あなたに人を殺す事が
できるとは思えないの
|
アーノルド | でも同盟軍の捕虜になんて
なりたくない・・
|
クリス | それは私たちが何とかします
だから急いでここから離脱しなさい
|
アーノルド | ほ、ほんとうかい?
わかったよ、すぐにここから離れる
本当の事言うと恐かったんだ・・
|
アーノルドが同盟軍になる |
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マップクリア後 |
♪ 1-15 ぬくもり / 酒場 |
マルコス |
クリス様
お陰さまでこの通り
息子が戻ってまいりました
ほら、お前もお礼を言わないか
|
アーノルド |
ア、アリューザでは
お世話になりました・・
|
クリス |
間にあって本当によかったわ
|
マルコス |
この馬鹿息子も
さすがに今回のことで
心を入れ替えたようで
これからは私の後を継いで
くれると言っております
|
クリス |
そう・・それがいいわ
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アーノルド |
僕がくだらない意地を張った
ばかりに、父さんには
心配をかけてしまいました
あげくにクリスさんにまで迷惑を・・
これからは父に付いて
商人としてやり直そうと思います
|
クリス |
お父さんのような立派な商人に
なれるといいわね
|
アーノルド |
でも、クリスさんは女性なのに
すごく強くて、颯爽としていて
憧れてしまいます
|
クリス |
でも戦争の恐ろしさは身をもって
体験したでしょう?
華やかに見えたとしても
あなたが思っているようなことは
何一つ無いと思うわ・・
|
アーノルド | ・・・・
|
マルコス |
クリス様には本当に
感謝の言葉もございません
それで、これは私がボルニアに
いた頃に仕入れたものなのですが
受け取って頂きたいのです
|
クリス |
・・宝石ですか?
|
マルコス |
クリス様には息子を助けるために
ご無理をしていただいたに
違いありません
こんなものでしか感謝の気持ちを
表せませんが
もらっていただけますでしょうか
|
クリス |
とても綺麗・・
ありがとうございます
これからは息子さんと二人
力を合わせてがんばってください
|
マルコス |
本当にありがとうございました
|
(ブラッドルビーを手に入れた!) |
8章 老兵は・・ |
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出撃依頼を受ける |
♪1-33 戦いの序曲 / 軍会議室 |
フォルマー |
困った・・・・どうしたものか・・・・
|
うろうろする |
フォルマー |
しかし、今動かせる軍は無いのだ・・
|
うろうろする |
フォルマー | どうしたものか・・・・
|
クリス入室 |
クリス |
フォルマー隊長
かねてよりご要求であった
我が軍の弓兵訓練計画書を
持ってまいりました
|
| |
| |
クリス | フォルマー隊長?
|
フォルマー振り向く |
フォルマー | ん? あ、ああ・・・・
君はリース公子の軍の・・
|
クリス |
はい
シノン騎士団の弓騎士
クリスと申します
|
フォルマー
|
おお! そうか!
リース公子の軍が居たか!
|
クリス |
どうかなされましたか?
フォルマー隊長?
|
| |
| |
フォルマー |
うむ・・・・実は・・・・
ナルヴィア北方の
ヴェール海沿岸に、ハイムという
小さな村があるのだが
このあたりに
近日帝国軍の遊撃部隊が
集結するという情報を入手したのだ
軍としてはまず村人の非難を
と伝令を出したのだが・・・・運悪く
途中で山賊に襲われてしまった
軍が伝令の未達を知ったときには
すでに帝国軍はハイムへ向けて
移動を開始していた後だったのだ
|
クリス |
・・なんと言うことでしょう・・・・
それではハイム村の人たちは
見殺しにすると?
|
フォルマー |
いや・・・・軍としては
なんとしても助けたいのだ
それに個人的にもあの村には
大恩のある人たちが居るのだ・・・・
だが・・来るべき会戦を控え
手持ちの兵は全く動かせないのだ
そこでだ、なんとか君の方から
リース公子にシノン騎士団を
動かしてもらえるように
頼んではもらえないだろうか?
もちろん軍費はこちらで
用意させてもらう
|
クリス |
・・・・わかりました
なんとかリース様に
お願いしてみます
|
フォルマー |
おお! 頼んでもらえるか!
ハイム村の住民が避難するまで
護衛をよろしく頼む
帝国の軍団は
狩猟兵と呼ばれる弓攻撃を得意とする
やっかいな軍団だ
くれぐれも気をつけるよう
リース公子にお伝えしてくれ
|
クリス帰りかける |
フォルマー | それと・・・
|
向き直る |
フォルマー |
それと個人的な話だが、その村には
ダドレイ、チェビシェフ
ギブス、ウェーバー
という老人が住んでいるはずだ
この老人達はまぁ・・
なんというか・・・・
血の気の多い人達でな・・・・
敵につっこんで行きそうなら
なんとしても止めてくれ
|
クリス |
・・・・はぁ・・解りました
では事は急を要しますので
私はこれにて
|
フォルマー |
よろしく頼む・・
これはナルヴィア軍だけではなく
私の個人的な願いでもあるのだ・・
|
|
|
出撃する |
♪1-17 戦場駆ける駿馬 / 高台でクリス達が話している |
チェビシェフ |
遅かったじゃねぇか
もうこっちは準備万端整ってるぞ!
|
ギブス |
フォフォフォ
まだまだ帝国の
ヒヨっこどもには負けんぞい
|
クリス |
ご老人方
まさか戦われるおつもりですか!?
|
ギブス |
なーにをいっちょる!
こちとらこれで
40年も飯を食ってきたんじゃ
まだまだ若いもんに
負けるはずが無かろうが
フォフォフォ
|
クリス |
しかし、フォルマー隊長からも
ご老人方の安全をお願いすると・・・・
|
ダドレイ |
フォルマー?
「鼻たれフォルマー」か?
耳が遠くなったのかねえ・・・・
隊長とか聞こえたが
|
クリス |
いえ、フォルマー隊長は
ナルヴィア軍の弓部隊を
統括されている有能な指揮官です
不正に厳しく部下に篤い
公正な方と聞いておりますが
|
ダドレイ |
おい、聞いたか
あの「鼻たれフォルマー」が
指揮官だとよ!
|
ギブス |
フォフォフォ、世も末じゃのう
|
ウェーバー |
しかし軍も変わったものじゃわ
こんなべっぴんさんが
伝令に来るとは・・・・
どれどれ
|
クリス |
きゃっ!?
何をするんですか!
|
ウェーバー |
おお、安産型だな!
いい子が産めるぞ!
|
チェビシェフ |
ウェーバー・・
お前、女と見ると
さわらずにおれんのか?
そのうちばあさんが
墓から蘇って殴りに来るぞ
|
ウェーバー |
こら、何をいうか!!
いい女のケツをさわらずなんとする!
タカネの花としおれてゆくより
わしがなでた方が功徳ってもんよ
|
チェビシェフ |
また、訳のわからんことを・・・・
|
クリス |
と、とにかく
早く避難してください!
もう川向こうには帝国軍の
先遣隊が来ているんですよ!
|
ダドレイ |
お嬢さん、わしらが退くのは
村のみんなが無事に逃げたあとだ
|
ギブス |
フォフォフォ
わしらの援護があれば
お前さんがたも楽だろうて
|
チェビシェフ |
ナルヴィア第十二バリスタ小隊
「悪魔の4人衆」と呼ばれた
わしらの力、見せてやろう
|
クリス |
わ、わかりました
とにかく
村の方が無事避難したら
すぐに退却してくださいね!
|
画面がマップ右上の帝国軍に移動 |
フンカー |
このあたりが集結地点だな
|
ラーソン |
はっ、程なく他の部隊も
到着すると思われます
ただ・・
|
フンカー | なんだ?
|
ラーソン |
は、この先の村の住民が
逃げ遅れているそうなのですが
その救出にナルヴィア軍の
分遣隊が来ているらしいのです
|
フンカー |
ふむ、丁度良い
来る会戦の前哨戦だ
完膚無きまでに叩き潰してくれよう
帝国軍の力を見せてやれ
|
ラーソン |
はっ!了解いたしました!
|
|
|
マップクリア |
♪1-17 戦場駆ける駿馬 / 高台でクリス達が話している |
クリス |
村人達の避難が完了しました
ご老人方も早くお逃げ下さい!
|
ギブス |
フォフォフォ
わかったわかった
家に戻って荷物をまとめてきたらの
|
チェビシェフ |
お嬢ちゃんは先に行きな
わしらは大丈夫
帝国軍も、もうそんなに多くは
のこっとらんしな
|
クリス |
そうですか・・・・
わかりました
でも、なるべくすぐに
逃げてくださいね
|
ギブス |
わかったわかった
早く行きなされ
|
ウェーバー |
早く行かんとまた尻を触るぞ
ほれ、ほれ
|
クリス |
もう・・・・
本当に、きっとですよ
|
チェビシェフ |
ああ、ウソはつかねえ
|
ダドレイ |
おお、そうだ
お前さんフォルマーにあったら
ひとつ伝えてはくれんかな?
我々平民と違ってあいつは貴族
なかなか会うこともできんのだ
|
クリス | はい、なんと?
|
ダドレイ |
「がんばれ」
それだけでいい
あいつならわかるはずだ
|
クリス |
・・・・わかりました
しつこいようですが
すぐに逃げてくださいね!
|
| |
| |
ダドレイ |
ああ!お嬢さんちと待ちなされ
いい物をあげよう
こいつはわしが若い頃に
手に入れたボウガンだが
扱いがとても難しくての
わしでは使う事も
出来なかったが・・・・
お嬢さんの腕なら使えそうだ
|
クリス |
これは・・・・ホークアイ
このような高価なものを
いただく訳にはいきません
|
ダドレイ |
いや、もらってくだされ
この老体では、弦を引くことも
できんし・・・・
使えるものが使った方がいい
|
クリス |
・・・・解りました
ありがとうございます
ではくれぐれもお早く
この場よりお逃げください
|
(ホークアイを手に入れた!) |
|
暗転 クリス去る |
ギブス |
フォフォフォ・・・・いい娘だったのぅ
|
ウェーバー |
ああ、そのうえ美人で安産型だ
|
チェビシェフ |
死なせたらバチが当たるな
|
ダドレイ |
ウソをつくのはいいのかい?
|
チェビシェフ |
お、そうか
どっちにしろ
天国にはいけねえや
|
ウェーバー |
そろいもそろって
バチあたりなじじいじゃのう
|
ギブス |
フォッフォフォ!!
|
画面右に移動 帝国軍の大群がいる |
♪ 1-10 新たなる一歩 |
ギブス |
フォ、おいでなすったぞ
やはり本隊は
近くまで来ていたようだの
|
ウェーバー |
賭はわしの勝ちじゃなチェビシェフ
|
チェビシェフ |
ちっ、ほらよ
いつかのモラキアポーカーで勝った
お前のブローチだ
|
ウェーバー |
へへへ
こいつは嫁さんの形見じゃからな
これであっちで怒られずにすむわい
|
ダドレイ |
・・ピックスもペールもハントンも
みんないっちまった
わしらは長生きしすぎたか
|
ウェーバー |
じゃの・・・・
あの「鼻たれフォルマー」が
隊長になるわけじゃわ
|
ギブス |
ま、あいつなら
うまくやるだろうよ
いささか頼りないがの
|
チェビシェフ |
クソ真面目なのは
変わってないようだしな
さてと、あのべっぴんさんの為にも
もう一頑張りするか!!
村のみんなを連れていては
そう早くは動けんはずだ
|
ダドレイ |
ふふふふ・・
まるであの頃に戻ったようだな・・
|
|
無音 / 軍会議室 |
クリス |
村人達の避難は完了しました・・
ですが・・・・
|
フォルマー |
報告は聞いている
君のせいではないよ
あのご老人方らしい・・
|
クリス |
申し訳ありません・・
報告を聞いて戻ろうとしたときには
もう・・・・
なすすべがありませんでした
|
♪2-18 時のしずく |
一瞬視線をそらすフォルマー |
フォルマー |
・・・・
|
フォルマー |
あの4人は・・・・
私が初めて配属された部隊に居た
熟練のバリスタ兵達だったのだ
口の悪い連中でな・・
役職は私が上だったが
こちらは右も左も解らない新兵だ
ずいぶんからかわれたよ
ところが、その軍で事件があった
その頃、補給担当だった私は
上官が物資の横流しをしている
ことを知ってしまったのだ
それを告発しようとした矢先に
私は逆に横流しの罪をなすりつけられ
裁判にかけられることになった
知っての通り
私は融通の利かない堅物だ
それが、当時の上官には
疎ましかったのだろう
|
クリス |
いえ、そんなことはありません・・
フォルマー隊長は公平で実直な
人物との評判ですが
その通りのお方だと・・
|
フォルマー |
はは・・世辞はいい
私自身の事は私が一番よく知っている
そんな私を救ってくれたのが
あの人達だった・・
|
クリス | ・・・・・・
|
フォルマー |
その後、上官の闇取引記録や資料が
どこからともなく出てきて
私は無罪放免となった
誰がそれをやったのか・・
それは連行される隊長の
あの4人を見る目が語っていたよ
保身や密告が当然だったあのとき
私を救う為に動いてくれたのは
あの人達だけだった・・・・
「お前さんは鼻ったれで
堅物の青二才だが
俺達の食料を横流しする奴より
100倍ましだ
お前さんは偉くなれ」と言ってな
|
フォルマー | 何にせよ、ご苦労だった
心から感謝する・・・・
リース公子にもその旨、伝えて欲しい
それと、少ないが軍費を
用意させてもらった
受け取って欲しい・・
|
(12700ディナールを手に入れた!) |
クリス |
・・有り難うございます
それとご老人方からの伝言です
「がんばれ」と・・・・
|
フォルマー後ろを向く |
フォルマー |
・・・・そうか・・・・
すまない
一人にしてもらえないか・・
|
クリス | はい、では私はこれにて・・・・
|