猫と暮らす家 |
犬と暮らす家 |
間取り図
@風除室
家族が外出する際に猫が後を追ってきても玄関ホールにいれさせないガラス戸にすれば戸を開ける前に猫が向こう側にいるかどうかを確認できます。
A休憩場所 安らぐ場所
吹きぬけをうまく利用して2F床レベルやその他集成材などに穴をあけて下を覗く場所を作ると良いです。猫は人の動きを楽しめ、飽きません。猫にとって心地よいくつろぎの場所になります。
B爪とぎ柱(ポール)
猫の爪とぎでリビングの家具やソファーが傷だらけなんて事ありませんか?爪とぎ自体をやめさせる事はできません 爪とぎには古くなった爪の外側の層をはがしたり、爪を刺激して気分転換、マーキングなどの目的があるからです。そんな時この爪とぎ柱を設置して、誘導してあげれば他の場所を傷める事がほとんどありません。
Cキャットウォーク ステップ
キャットウォーク キャットステップには4つの動きがあります。
・段差の小さな階段をスタスタ上り下りする動き
1段の高さが10〜15cmほどの小さな段差を連続の設ける事で4本の脚を細かく動かします。
・少し離れた場所に向って水平にジャンプする動き
数が連続であるとリズム良く動きます。中を棚にする事もできます。
・少し高い位置に向って垂直にジャンプする動き
キャットステップと呼ばれ350mm程度の段差をほとんど真上に上り下りして移動
・人間利用する階段をすばやく上り下りする動き
1段の高さが25cmほどの段差を上り下り 背骨が良く伸びます。
D猫ダイニング
猫はきれい好きのため、一般的に水のみ場とトイレは離す事が望ましい。
平面上ではなく上下に配置するのが望ましい。下部をトイレ、上部を水飲み場にするとスペースを有効利用できる、しかも食事と排泄の世話を1ヶ所に集約できる。またくぐり穴などを設けると使用しやすい。トイレ部分などに換気扇を置くと臭い防止にもなります。
E窓際(サッシ)
猫はカーテンやブラインドなどで遊びたがります。ですので最初から触れられない構造にしておく事をお勧めしたいです。たとえばアルミ製のサッシのガラス内部にブラインドが収納されている建具を使用したり破れにくい障子などを使用するのもお勧めです。
窓際猫が大好きな場所です。適度な紫外線が必要なので奥行きのある居場所を設けましょう、外にいる人や鳥、風景を眺める事ができるので、2Fなどの出窓などは有効です。
Fコンセント 電気系統
猫は縄張りを主張するためスプレー状の尿によってマーキング行為を行います。通常の排泄行為とは異なり、スプレーを壁に吹きかける用に排泄するため通常の位置にコンセントがあるとショートする事もあります。スプレー行為を避けるためには最低でも床より50cm以上高く設置したい
G床材
床材は強度の高い物を選びたいです。カーペットなどはいったん爪が引っかかるとその素材が気になって爪とぎを始めるきっかけになってしまいます。フローリングならば高耐久なので使用したいです。基本的に人間が素足で歩いて気持ちが良い物は、猫にとっても気持ちが良い物です。
H壁 クロス
壁は爪とぎやスプレー行為で傷が付いたり汚れたりしやすい事を前提に素材や張り方を選ぶと良いです。例えば壁の素材は、汚れを吸着しにくく、汚れがついた際にも拭きとれる清潔性の高い物が良いです。クロスを中心に各メーカーから消臭機能がある製品もでてきているので上手に利用したい、またクロスは縦方向に張るのが一般的ですが、クロスのジョイント部に爪が入りいたずらされる事も、そこでクロスの巾を生かし床から90cm程度の高さまでを横張りにするのも良いです。
Iペットドア 外部ですが外に出れないリフレッシュな空間
この空間は人間が留守の時、猫ダイニング(内部)テラス(外部)を行き来して猫に外の空気を吸わせてあげるスペースです。
猫ダイニングからは、ペットドアを使用して外へでます。外と言っても壁は天井まで続く間隔を30mm程度にした縦格子、それと天井がないと外に出てしまうので、ネズミ返しのように垂直の壁に対して天井を50cm以上つけてよじ登っても外に出れないようにすると安心して猫をテラスで遊ばせる事ができる。床が雨などで濡れるのがいやな場合は屋根をアクリル板などを張って雨対策をできます。
外と雰囲気を出すために植栽などを植えると猫も遊んだりする、この時木登り用の木は有害でない木を選ぶ。
間取り図
@足洗い場
散歩から帰ってきたら土足のまま室内には上がらないので、犬の足も清潔にしてから部屋に入れる必要があります。そこで玄関近くに犬の足洗い場や足拭き場があると便利です。洗いやすい位置や高さなどに気をつけると人間のストレスも格段に減ります。設置は外部でも内部でも良いですが、シャワーなどを併用する場合はBのようなシャワー室を設置してあげると寒い冬でも犬の体に負担がかかりません。
Aバリヤフリー 段差
犬も歳をとると家の中の段差が障害となります。上り下りに一度失敗すると段差を怖がったりするので、階段などは緩い勾配にしておく配慮も大切です。もともと犬は段差に弱いので設計の段階からなるべく家の中の段差を減らし人間も快適な空間を作りましょう。
B犬専用シャワー室
散歩から帰ってきた時や、定期的にシャンプーする犬専用のシャワー室です。大型犬 中型犬の場合抱き上げるのが困難なので、床でシャンプーを行う事が多いですが、これは人間にかなりの負担となります。なので犬はバリヤフリーにて洗う所に入り、人間が2段くらいの階段を降りて人間が立ったまま洗えるようにすると飼い主の負担を減らせます。
Cトリミング室
犬のケアはシャンプーだけではなくその後のケアも大事になってきます。
この場合Bのシャワー室に併用すると犬や人間の動線が良くなります。
シャワーが終了した後、犬は段差があまりないようにしてトリミング室にはいります。人間はシャワー室より同じ床の高さを保てばトリミング室でのケアは立ったまま作業ができます。トリミング室はどうしても汚れてしまいます。犬用のドライヤーは温度が低い分風が強く毛が飛び散ります。ですので人間の洗面とはなるべく併用しないでしっかりとトリミング室を設けたほうが人間のストレスや負担を減らせます。
D仕事スペースと犬スペース
リビングなどの隣に犬が入れないプライベートな空間も作ることができます。床から階段4段分上げた仕事件プライベートスペース、犬に邪魔されず、そして仕事中でも犬を確認できます。下には犬の居場所を設けることができ、突然の来客時や寝るときなど犬はそこで過ごすと良いです。トイレや水飲み場なども設置した方が良いです。
Eペットゲート
Dに関連して階段の登り口にペットゲートを設けて犬の侵入を防ぐ事が出来ます。普段目立たないように格子状の建具風な素材にしておくと住宅になじんで良いです。仕事中入ってほしくない時にゲートを閉めれば高さもあるプライベート空間なので入ってこれません。これはお家の中どこでも言える事で入ってほしくないキッチンや2Fに行く階段などの入口に設けることで犬の出入りを制御できます。
Fドッグリビング
だいたいの住まい手の皆さんは自宅にてサークルを使用して犬を世話していると思います。例えばそれが住宅の一部だとしたら、とてもおしゃれでストレスのないリラックスのできるリビングになります。
急なお客さんがきた時、犬がびっくりした時などその安心したスペース(ドックリビング)があれば飼い主も安心です。内部にはトイレやブラッシング用品 収納などがあると便利です。入口などは様子を伺えるようにいたずらしない格子状のものが良いです。
G床材
犬の床材はなるべく滑りにくい素材が良いです。ただし犬種によっての違いやその日の体調によってもちがいます。床にてたくさん遊ぶ犬には防滑仕上げの素材を設け、人間が普段多く使う床には円滑な床のフローリングを選ぶと良いです。しかしダメな床もあります。畳は犬にとってトイレと勘違いされやすく一度してしますと、鋭い嗅覚を利用して、何度も同じ所でしてしまいます。畳室などを設けたい時は犬に入られないように工夫しましょう
Hクロス 壁
犬は大人になればあまり壁などを汚すことはないですが、小さい時は床や壁を汚したしします。犬によってはよだれなどが天井まで飛ぶ場合もあり対応が必要です。なるべく防水性の高いクロスを選んだり、消臭機能がついたクロス、珪藻土クロス、FRP防水などを取り入れて対応したいです。後は犬は腰の高さくらいが一番汚れやすいので、腰までを暗めの色のクロスを貼り、腰より上部には明るい色のクロスを貼るなどの工夫をすると良い。
I鳴き対策と外部での生活
近隣の住宅や敷地に近い場合、犬の鳴く声などは飼い主もストレスになっていると思います。なおかつ散歩以外は外に出せないとなると犬もストレスになります。この場合中庭など設け外の空間を設置して、近隣との壁が近い場合、頭より上くらいになるような壁を設けて吠えによる迷惑を防止する。床にはタイルなどを使用して熱さ対策などをすると良い。散水栓などを設け水飲み場などを設置してあげると良い。
J中庭、リビングを行き来できる寝床
D、Fに重複しますが、犬の寝床を効率よく設けてあげると良い、例えば中庭で遊んだ後人間の手を借りず、ペットドアにて入ります。その空間が寝床になっていてなおかつそこが人間のリビングになっている。外部と内部の中間に寝床があるイメージです。トイレなどを置いた場合小さい換気扇などを設けたい。