吉01 2006なつのたび 【3日目】2006年8月14日 旅のレポート

 

【7:32/福知山線(加古川線)谷川】
昨日に引き続き早朝の出発となりました。大阪5:55発普通福知山行4連2525Mで福知山へ向かう途中です。この写真は谷川で列車交換の合間に撮影した加古川線加古川鉄道部(神カコ)所属のクモハ125単行の列車です。よく「1両編成」と書かれているのを見ますが、1両だと「編成」ではないですからねぇ(笑)。やはり単行と記述するのが正当かと・・・。加古川線は加古川で数日後撮影することになっているので、この車両はもしかすると再び登場するかもしれません。
同じ早くても昨日は乗り損ねるところでしたが、今日は余裕を持って乗車できました・・・でもやっぱり眠くて大阪駅で撮影できず・・・困ったものです(^^;
【7:32/福知山線谷川】
手前の編成が自分の乗車している2525M、奥が福知山発大阪行快速2734Mです。手前の編成をよく見ると混色編成になっているのがわかります。クハが「カフェオレ」色でモハが湘南色です。京都総合運転所(京キト)所属の編成だったと思いますが、113系の混色編成が多すぎるような・・・何か事情があるのですかねぇ?
2525Mはもう1本、特急北近畿4号を交換待ちして7:37に谷川を出発します。
【11:24/山陰本線餘部】
福知山と豊岡で乗り換えて10:51に餘部に到着しました。この写真の撮影時間が何故30分も遅いのかと言うと、到着してから駅の待合室で朝食兼早めの昼食を食べていたせいです(^^;。それにしてもやはりお盆の時期だけあって、どこへ行っても混んでますねぇ。本来ならばこんな時期に出かけないのですが、今の職場ではこの時期以外にまとまった休みが取れず、仕方なくこの時期の旅行となりました。
この写真はホーム豊岡寄りから鉄橋の方を撮影したものです。天気もよくて最高の眺めとなりました。本当なら20年くらい前に来ていたはずなのですが突然旅行が中止となり、今日まで来れずにいました。20年ぶりの願いが叶ったといったところでしょうか。
【11:24/山陰本線餘部】
駅名標です。この写真からもわかるように、花が植えられたりして大変きれいになっていました。車で遠くから訪れる人も多いようで、駅が荒れてしまっているのではないかと少し心配だったのですが、この状況を見て安心しました。
新しい橋の工事がこの秋から始まるそうですが、新しい橋は現在の鉄橋よりも陸地側に架けられそうで、ホームの豊岡寄りを取り壊して線路を新しい橋に繋ぐようです。
【11:24/山陰本線餘部】
当日は豊岡かどこかの駅員さんが3名ほど餘部駅に来て、オレンジカードを発売していました。猛暑の中での販売ですから大変だったと思いますが、ご苦労様です。こういうのを見ちゃうとねぇ・・・つい手が出てしまい、2つ程購入してしまいました(^^;
その時に聞いたのですが、現在の鉄橋の処遇については現段階では未定のようで、保存への働きかけも強まっているようなので、今後の展開によっては保存されるかもしれないようです。ただ、この鉄橋を今のまま使用し続けて欲しいという声も聞かれますが、結構傷んでいる部分もあり、さらには防風柵や風力計を無理やり取り付けていると言う感も拭えず、安全対策などを考えると架け替えは止むを得ない状況ではないでしょうか。
余談ですが、「あまるべ」という漢字について、駅名は「餘部」、鉄橋名は「余部」と使い分けているような気がします。つい最近まで私はどちらも後者だと思い込んでいましたが、「余部」って駅は姫新線にあるんですね・・・読みは「よべ」ですけど(^^;
【12:41/山陰本線餘部】
172D浜坂発普通城崎温泉行です。車両は豊岡鉄道部(福トカ)所属キハ47の2両編成で、前後の車両の色が違うように見えますが同じ色のようです。どうも褪せてしまったのでしょうか(^^;
それにしてもいい景色ですねぇ。
【12:58/山陰本線餘部】
ホームの脇から少し登ったところにある「鉄橋撮影ポイント」と案内が出ている高台です。上の写真はここから撮影しています。
それにしても混みあっていますね。それも「てつ系」でないと思しき人が多く見られます。多くの方の関心を集めることは悪いことではないことだと思いますが、もう少し撮影のマナーと言うものを考えていただきたい。やはり撮影間際に動くと周りの人に迷惑をかけるので、こちらは1時間以上も前から立ったままで待ち続けているのに、列車到着10分前になって突然押しかけてきて、人のカメラのファインダーに入り込まれたのではこちらも堪りません。
【13:07/山陰本線餘部】
大阪発特急はまかぜ1号播但線廻り浜坂行です。通常は4両編成なのですが、多客期と言うことで3両増結し7連での運転です。キハ181がこんなところで現役なんですね。これで国鉄色のままだったら感激なんですけど・・・(笑)。
【14:59/山陰本線餘部】
先ほどの撮影ポイントに嫌気が差して下まで降りてきました。少し海寄りの方へ歩き、小さな漁港辺りから撮影しています。
ところでこのキハ181の4連ですが、正体不明です(ぉぃ)。と言うのも時刻表に記載されていない列車で、団臨か何かでしょうか。13:59頃に浜坂方面に走り去り、この時間に戻って来て豊岡方面に走り去って行きました・・・謎
しかし、こうやって見ていると空中を走っているみたいですね。
【15:31/山陰本線餘部】
178D浜坂発普通豊岡行です。若干の遅延でしょうか。
しかしこの車両の色、バックのみどりによく映えますねぇ。
【15:50/山陰本線餘部】
大阪発特急はまかぜ3号浜坂行です。本来は手前の香住行なのですが、8月いっぱいまで浜坂まで延長運転されます。
実はこの列車の存在をすっかり忘れていて、駅まで戻ろうとした途中にあった地方によくある「○コープ」(笑)でアイスを買って食べようとしたところに上空を(ぉぃ)列車が走って来たので慌ててシャッターを切りました。こういう撮り方をすると屋根の上を飛んでいるって感じです。この景色、夜に見てみたいですねぇ・・・まるで銀河鉄道のような光景かもしれません。
【16:08/山陰本線餘部】
予定では18:53まで餘部に滞在するつもりだったのですが、元々体調がよくなかった上に日焼けしまくって体力的に限界が近づいてきたので一本早い列車で切り上げることにしました。
この写真はその際に待合室の外側に貼られていたものを撮影したものです。
関東にもこの「駅百選」はあるのですが、どうも選定される基準がはっきりしていないように思えるのですが・・・
【16:16/山陰本線餘部】
180D浜坂発豊岡行普通列車です。この列車に多数のお客さんが乗車して帰られたので、5分ほど遅延して発車していきました。この列車が出た後は随分雰囲気が変わって、静かな「餘部駅」に戻っています。
この車両の色について、はじめは変な色だなと思いましたが、山のみどりに映えるし、鉄橋の色に合わせたのかなと考えたら、そんなに悪いとは思わなくなりました。ただ、色が褪せやすいのが欠点でしょうか。
【18:10/山陰本線鳥取】
餘部から179Dに乗車し、浜坂から541Dに乗り換えて今日の終着駅の鳥取に到着しました。この写真はその541Dのキハ33で鳥取鉄道部(米トリ)所属です。先ほどのキハ47もそうですが、このキハ33も関東では見られない形式で、キハ33に比較的近い時期に誕生しているとしたら現在久留里線で活躍しているキハ37辺りでしょうか。
今回のたびでは山陰本線はここまでですが、ここ鳥取から倉吉までが未乗区間として残ってしまいました。中途半端な距離を残しちゃったなぁ・・・
【18:10/山陰本線鳥取】
この写真はその鳥取駅を発車しようとしている快速とっとりライナー米子行(左)と特急いなば10号岡山行(右)です。この車両を見ると山陰へ来たなぁと感じます。どちらも早いんですよね。
この駅を見回していると、非電化区間で架線がないので随分開放的な感じがします。それと有効長がめちゃめちゃ長い!。300mくらいありそうな感じがしましたが、これだけ長いと「西」のことなので1ホームに複数列車の在線があるなと思いましたが、やっぱりやってました(^^;。同じホームで乗換ができる利便性があるので絶対よくないとは言いませんが、安全性を考えたら間に場内信号を設けるべきではないですかねぇ。

Last update 2006.08.24

   


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