吉01 2006なつのたび 【3日目】2006年8月14日 旅のレポート

【7:24/因美線・山陰本線鳥取】
今日もピーカンです♪・・・暑そうだけど orz
智頭行でこの車だったら智頭急(ぉぃ)じゃん?と思った方、残念でした。智頭急行大原から鳥取までの直通列車721D〜630Dの車両返却用に仕立てられた列車だと思われます。
ここ鳥取からHOT3500系4連の631Dで智頭へ、そこでキハ120単行の675Dに乗換えて津山へ向かいます。
【10:01/姫新線津山】
山陰と山陽の間を走り抜ける姫新線の中間駅としては最も大きい駅ではないでしょうか。津山線との分岐駅になります。となりの東津山では因美線との分岐があるので、三次・新見と並ぶ「陰陽連絡線」の要所であることは間違いありません。
ここのそば屋さんで朝食に焼きうどんを食べたのですが、そうめんのような細いうどんで、焼きそばを食べているのではないかと錯覚しそうでした。おいしかったですよ。
【10:03/姫新線津山(津山鉄道部構内)】
津山駅ホームから撮影した津山鉄道部(岡ツヤ)構内全景です。ワンマン・単行運転が可能なキハ120が13両とキハ40が2両の計15両配置されています。姫新線、因美線などを担当していると思われます。奥には扇状庫も確認できますが、4方向からの路線が集まる要所故に歴史ある庫であったことを偲ばせています。
【10:04/姫新線津山】
姫新線津山駅下り列車時刻表です。ここから乗車するのは10:34発新見行(859D)です。
実はこの日、姫新線で事件が発生していました。13:16頃、後続の12:46発新見行(861D)が美作落合駅で車両火災を起こし運転を打ち切っています。西日本のホームページによるとエンジン上部から出火し、備え付けの消火器で消し止められたとのことで、幸い乗客(約30人)に怪我などはなく、車体が焼けたりするようなこともなく大事には至らなかったようですが、この車が1本前の列車に用いられていたら、この日の行程は大混乱に陥るところでした。怖いですねぇ(^^;
【10:12/姫新線津山】
津山駅構内の線路です。レールとマクラギの間に草が生えまくっていて、稲の苗か何かを栽培しているように見えてしまって・・・(笑)。まぁこの程度の草で困ることはないでしょうし、逆に何か微笑ましいような・・・
【10:19/姫新線津山】
これから乗車する859Dの津山鉄道部出区シーンです。この後一旦ホーム脇の側線を通り抜けて駅東側の折返し線に入り、そこで折り返した後に入線します。予想通りキハ120の単行でした(^^;
【12:14/姫新線・伯備線新見】
姫新線の終点、新見に到着しました。伯備線との接続駅で、最近岡山電車区(岡オカ)の103系が伯備線を含め、あちらこちらに出没するとの噂があったので岡山方にある電留線を覗き込んでみましたが、姿は見えませんでした。
ここ新見から2駅先の備中神代まで伯備線を通って、そこから芸備線に入り備後落合を目指します。
【12:19/姫新線・伯備線新見】
新見からの芸備線(下り)時刻表です。最近、大川駅(鶴見線)などの時刻表を見ていたので「びっくり」はしませんでしたが、乗りつぶしを目指す人にとってはちょっとツライ区間ですね。現に自分の場合も最初は広島から鳥取へ抜けるつもりだったのですが、芸備線・姫新線の接続がネックになり、鳥取から広島へ抜ける行程に変更しました。でも6本しか運転がないのだったらこのような時刻表ではなく、縦に発車時刻、行先を並べてもらった方が見易いと思うのですがいかがでしょう。慌て者が見たら1時間見間違えそうですよね・・・って自分のことか?(^^;
【12:22/伯備線新見】
先ほどの姫新線のキハ120と同じカラーリングですが、津山鉄道部が担当でしょうか・・・って、確認し忘れました。失礼しました。
ここから443D伯備線経由芸備線備後落合行で備後落合を目指します。
ここから乗車後、今回のたびで一番不愉快な出来事に遭遇しました。お天道様も高いうちから飲んだくれている
ヨッパライオヤジが同乗し、最初は遠くで何やらエラそうに説教をしていたのですが、そのうちフラフラとやって来て自分のとなりに座り込み、そのとなりのお客さんに小言を言い始めました(-_-#。酒臭いは、うるさいは、同じことを何度も繰り返すはの3拍子揃い踏みでこちらも怒り心頭、右手の拳を握り締めていました。幸いにも爆発寸前の新見から4つ目くらいの駅で降りていきましたが・・・こんな時のためにも、さるお方から必殺技「ブレーキングパンチ」(謎)を伝授してもらっておけばよかったと後悔しております(爆)
【14:00/芸備線代行タクシー(?)区間】
芸備線の備後落合と備後西城の間がご覧のような有様で不通になっています。実はこの不通を知ったのは当日朝の鳥取駅でのことで、三次からの急行券を買おうとしたら、「不通区間があるので現地で買って下さい」と言われちょっとパニックになりました。その後、津山駅で駅員さんに状況を訪ねたら、土砂崩れのために備後落合・備後西城間が不通で「バス」代行を実施しており、代行区間を含めてダイヤ通り運転していると丁寧に説明してくれました。
しかし、「バス」代行を実施してダイヤ通りに走れるって「そんなにスジが緩いのかい」と思っていたのですが・・・これが後で運転士さんの腕の見せ所を作るきっかけになってしまいました(^^;
【14:07/芸備線備後西城駅前】
上の欄で代行運転のバスをカギカッコ付きで強調していたのは、この写真のような事実があったからです(笑)。実際は「バス」ではなく「ジャンボタクシー」でした(^^;。備後落合を目指す途中で運転士さんが三次方面へ行くお客さんの数を把握して無線連絡し、代行の手配をしていたのですが、その希望者が9人しかいなかったため、この車が用意されたようです。備後西城発の時刻が14:13・・・確かにダイヤ通りどころか早着気味です。本来のスジはかなり緩いんですねぇ。
【14:08/芸備線備後西城】
備後西城駅から備後落合方を見た写真です。レールが真っ赤っかですね。早期に復旧されることを祈っております。
【14:09/芸備線備後西城】
津山方面からここへ来た9人は無事接続列車に間に合っているのですが、どうも木次線からの接続のお客さんを乗せたバスが遅れているようで、定刻通りに発車できない見込との一報がもたらされました。本数も少ないから当然接続を取らないといけないのですが、この先で接続する急行「みよし5号」、さらには広島で山陽新幹線の接続もあるようで、にわかに状況が慌しくなってきました。
実際、この備後西城を9分延で発車し、回復運転を強いられる状況になりましたが線形もよくないこともあって結局、三次には7分延で到着しています。
【16:28/芸備線他・広島】
三次では乗換え時間もあったことから急行「みよし5号」広島行は8分延を持って発車し、その後運転士の必死の加減速、さらには(キハ58+キハ28)×2の6エンジン4連の強力編成も功を奏し、終着・広島には1分延の16:26、9番線ホームにすべり込んでいます。乗務員のみなさん、おつかれさまでした。
【16:29/芸備線他・広島】
乗車してきた急行「みよし5号」は到着後すぐに折返しの準備が始まり、サボも差し替えられてご覧のようなものに変わっています。バス代行が長引いていると言っても、さすがにサボまでは作っていないようですね。
この後、急行「みよし6号」で本来ならば備後落合(もしかしたら新見?)まで運転され滞泊するようですが、今の状況からすると備後西城滞泊になるのでしょうか。
【19:51/山陽本線他・広島】
久しぶりの再会となったクハ103−828です。この広ヒロE−04編成が入る運用は通常ならば2つしかないため、苦もなく「捕捉」する事ができました。ホントならもうちょっと撮影し易い運用に入ってくれるとうれしいのですが、逆に探しにくくなる欠点がありますね。
戸袋窓が埋められたとは聞いていたのですが、やっぱり印象がかなり違いますね。少し残念な気もしますけど、わざわざこんな手を入れた訳ですから今後も活躍が期待できると言うことでしょう。
【19:52/山陽本線他・広島】
こちらは奇数向きのクハ103−821です。この後この列車は可部へ向かい、その後折返しの呉線広行になって戻ってきますが、体力的にちょっとツライので今日の撮影はこれで終了することにしました。
この車両は恐らくまた見ることができるでしょう・・・たぶん(^^;。それまで元気に活躍していて欲しいものです。

Last update 2006.08.28

   


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