さくらの種類

染井吉野   <そめいよしの>

<落葉高木>

染井吉野

拡大写真

高さ  太さ
特徴  染井吉野  栽培品種

2.5

3.5

4.5

5.0

5.0

6.0

6.0

6.0

6.0

7.0

7.0

9.0

0.12

0.15

0.18

0.21

0.25

0.30

0.35

0.40

0.45

0.50

0.60

0.70

エドヒガンとオオシマザクラの種間雑種考えられる栽培
品種であり、江戸後期に江戸染井村から「吉野桜」の
名前で広まり、花付がよく生育も早いことから観賞用の
さくらとして人気を呼び明治期になると全国的に広く
栽培され名前も”染井吉野”ととされ、今では海外でも
数多く栽培されており、日本の象徴する栽培品種と
されています
 
花色 淡紅色 
花期 春
括れが小さく花柄が長く伸び花弁は丸く大きい

 


八重桜   <やえざくら>

<関山>

八重桜

拡大写真

高さ  太さ
特徴  八重桜 

2.5

3.5

4.5

4.5

5.0

5.0

5.5

6.0

6.0

6.0

0.12

0.15

0.18

0.21

0.25

0.30

0.35

0.40

0.45

0.50

サトザクラの代表的品種であり世界各国で愛好されています。

サクラを庭に植え始めた平安時代の頃からサクラの品種育成が 行われ始め人為的な交配や実生による変異、また野生のものからの 選抜育成などで200種類以上の園芸種ができ、これらを総称して サトザクラと呼ぶようになったとされています。

4月下旬に濃紅紫色で直径5〜6cmの花が垂れ下がって咲きます


山桜   <やまざくら>

<日本種>

山桜

拡大写真

高さ  太さ
特徴  山桜  日本種

2.5

3.5

4.5

4.5

5.0

0.12

0.15

0.18

0.21

0.25

東北南部から九州の暖温帯に分布する種であり、山に
自生するカスミザクラやオオシマザクラをまとめて
「山桜」と呼ぶ場合もあるが、種として区別され、京都
や東京の周辺ではふつうに見られ明治期に”染井吉野”
が広まるまで桜といえばヤマザクラのことであった。
造園木や街路樹として広く植栽され現在でも身近な
樹であるり、染井吉野よりも早く咲く
 
花色 白色〜淡紅色
花期 春
白い花と同時に赤褐色の若芽が伸びる

 


大島桜   <おおしまざくら>

<日本種>

大島桜

拡大写真

高さ  太さ
特徴  山桜  日本種

3.5

4.5

4.5

5.0

6.0

7.0

 

0.15

0.18

0.21

0.25

0.30

0.40

関東南部の暖温帯に分布する種であり、和名は伊豆大島
に多いことから、海岸部に生育し樹高は20mにもなる。
大きな花をつけるので観賞用に広く栽培され、こうして
栽培されたオオシマザクラからサトザクラに分類され
価値の高い栽培品種が生まれる。桜餅を包む葉は
オオシマザクラの葉を塩漬けしたものから作られるが
花にも同じ香りがある
 
花色 白色
花期 春
花と同時に伸びる若芽が緑色であることからヤマザクラ
と区別ができる

 


陽光   <ようこう>

<栽培品種>

陽光

拡大写真

高さ  太さ
特徴  陽光  栽培品種

4.5

4.5

5.0

6.0

0.18

0.21

0.25

0.30

愛媛県の高岡正明によりカンヒザクラに「天城吉野」を
交配して作られた栽培品種
 
花色 淡紅色 
花期 春
染井吉野の開花に大輪で紅色の花が咲き、若芽は緑褐色
で花のあとから伸びる

 


寒緋桜   <かんひざくら>

< 日本種>

寒緋桜

拡大写真

高さ  太さ
特徴  寒緋桜  日本種

中国南部を中心にベトナムなどに分布し沖縄県石垣島
にもカンヒザクラの自生地があり国の天然記念物に指定
されており、沖縄では染井吉野の育成が難しいことも
あって観賞用に植えられており桜の開花宣言にも利用
されている
 
花色 濃紫色
花期 早春
花が赤く開花期が早いことから人気はあるが、もともと
暖かい地方で生育する種なので寒さには弱い

 


枝垂桜   <しだれざくら>

<栽培品種>

枝垂桜

拡大写真

高さ  太さ
特徴  枝垂桜  栽培品種

5.0

5.0

6.0

6.0

 

0.25

0.30

0.50

0.60

 

エドヒガンの栽培品種であり、糸桜とも呼ばれる、
ふつうのエドヒガンの枝は上に伸びるが枝垂桜の枝は
下に垂れる。平安期に記録があるほど古くから寺社を
中心に全国各地で栽培されており名木とされている樹も
多い
 
花色 白色〜紅色
花期 春
花が紅色のものを紅枝垂とよぶこともある

 


枝垂染井吉野  しだれそめいよしの

<栽培品種>

枝垂染井吉野

拡大写真

高さ  太さ
特徴 枝垂染井吉野  栽培品種 

5.0

6.0

0.50

0.60

オオシマザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられる
栽培品種であり、花の形態は染井吉野に似て、丸く
大きな花弁をもち、枝垂れる形状になることでソメイ
ヨシノから区別される。
 
花色 淡紅色 
花期 春
枝振りは枝垂桜のように真っ直ぐの枝垂れるのではなく
枝がやや横に広がた樹形となり、高さはあまり大きく
ならない

 


大山桜   <おおやまざくら>

< 日本種>

大山桜  拡大写真

高さ  太さ
特徴 大山桜  日本種 

2.5

3.5

4.5

5.0

5.0

0.12

0.15

0.18

0.21

0.25

北海道から本州、四国に分布しており花が紅色なので
紅山桜とも呼ばれる、雪や寒さに強くヤマザクラよりも
花弁は大きく鑑賞価値も高く、寒冷地では染井吉野と
同じ頃に咲くオオヤマザクラがもっとも身近なサクラ
であり染井吉野が育たない地域ではかわりに植えられて
いることも多い
 
花色 淡紅色〜紅色 
花期 春

 


松月   <しょうげつ>

<栽培品種>

松月

拡大写真

高さ  太さ
特徴  しょうげつ  栽培品種

 

 

サトザクラの栽培品種であり、明治期の荒川堤から広ま
り、名前の由来は不明。京都の平野神社にもあったもの
だが、同じ栽培品種に分類される。
外側の花弁は淡紅色で先端に細かな切れ込みが多い
ところがナデシコの花に似る。
 
花色  淡紅色
花期  晩春
内側の花弁は白色に近く1〜2本の雌しべは、ふつう
葉化して普賢象にやや似るが若芽は黄緑色で花より
やや遅れて伸びることから区別ができる

(2006-4-29)


うこん   <うこん>

<栽培品種>

うこん

拡大写真

高さ  太さ
特徴  黄金桜  栽培品種

 

 

 

 

 

 

サトザクラの栽培品種であり、開いた花弁の色は淡い
黄緑色でショウガ科のウコンの根を使って染めた
ウコン色に似る、しかしつぼみは淡紅色であるし散る
間際の花弁の中心部は紅色に変わる。
色が珍しいことから全国でよく栽培されている
 
花色  黄緑色
花期  晩春
正常な1本の雌しべが長く突き出る

(2006-4-29)


"伊澤造園土木"は造園の専門店です。

このページのTOPへ

copyright 2006 Izawazouen co. All right reserved