JR奥羽本線早口駅の北側には早口貯木場があり、ここから早口線と岩瀬線が北上していました。鉄道廃止後も貯木場として機能し続け、つい最近まで材木が山積みにされた光景が見られましたが、現在は宅地化されています。しかし駅周辺では現在もいくつかの製材所が営業を続けており、ここが貯木場であったことを思い出させてくれます。
茂屋地区では岩瀬川を渡っていました。現在でも重厚な造りの橋脚が4本残っていて、威容を誇っています。
岩瀬線は、現在の県道68号線と絡め合うように通っていました。県道は蛭沢地区の手前付近で岩瀬川を渡りますが、その上流側には岩瀬線の橋脚と橋桁の一部が残されています。廃線跡はこの先も岩瀬川の西側に沿って北上していますが、平成3年に完成した山瀬ダムによって上流部の廃線跡は消滅しています。