(1)今日も真夏日、9月中頃を過ぎたというのに、本当に異常な暑さ。夏バテ気味で体調管理にも苦労している。暑さをしのぐ涼しげな楊柳生地の作務衣姿で「歌謡スタジオえんかO店」へ向かう。声出しは「つかさ」のマスターが作詞した『みれん船』の紹介を兼ねて歌う。まづ、ある目的に向かって、このところ密かに練習を重ねている「男の友情」から始める。この曲は生前、久し振りに重い病から立ち直った村田英雄さんが、親友である亡き三橋美智也さんに捧げる再起第一作といえる曲。演歌は、人間の喜怒哀楽を表現したり、男女の葛藤を描くものが多い中、逆行に打ち勝つ忍耐を歌うのもまた演歌。再起、村田さんが作詞・作曲し絶唱した名曲。万感の思いで練習している。何とか自分のものにしたい。今日は、「男の土俵」「天下の夢」「蟹工船」など13曲歌う。村田英雄オンパレードで昼の部のカラオケを終り暑さをしのぐ。
(2)カオちゃん! 来たよ、元気だった? 今日は「歌謡スタジオつかさ」の1Fにある姉妹店「カラオケ喫茶さくら」の勤め。女房と始めて入店し、夜のカラオケを楽しむ。ここでの歌い出しも「男の友情」から入る。次も「嫁ぐ日よ」と村田節。この唄は、来春、姪の結婚式で歌う予定にしている。出番の機会があれば、喜んで受ける。曲に見せられ、詩に親しみを感じたら、カセットテープを手に入れて、何度となく耳で聴き、譜面を見ながら声を出して歌ってみる。私のレッスンの仕方。女房とは演歌好みの点では共通するが、曲によっては「聴く人の身になって選曲して」と極端に言う。”カオちゃん”いいよな・・・・ 何も云わず手をたたき、聴いてくれる”カオちゃん”のようにしていてくれれば・・・・ 夢の中で村田英雄になったり、三波春夫になって舞台に立っている。笑われるような話だが、人生枯れないために、これからも大いに練習に励みたい。
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