| フロントパネル加工とFDD取り付け 
 2001年11月26日公開 
  CDドライブの開口部 
 CDドライブは、UV11の時と同様ディップスイッチの部分に取り付けますが、ディップスイッチのふたはそのまま利用することにし、UV11の時のようにCDのトレイに接着するのはやめました。このため加工はCDのトレイが出せるだけの穴を開けるだけです。 
 現物を合わせてみたところ、フロントパネルのボリュームとディップスイッチの穴をつなぐと、ちょうど良い大きさの開口部ができることが分りました。写真右が加工前、左が加工後のフロントパネルです。
 
 FDDの取り付け方法 
 286UXもUV11同様3.5インチFDDモデルなので、FDDはそのまま取り付けられるものと最初は考えていました。ところが「しーど君の工作記」のしーど氏によると、FDDパネルのサイズが微妙に違っており、そのままではすき間ができてしまうとのこと。 
 右の写真は一般的な3.5インチFDDのパネルを外して、286UXのフロントパネルに置いてみたものですが、確かに高さが1−2mm足りないことが分かります。 
 FDDの上にアクリル板をはさんですき間を埋めることも考えたのですが、オリジナルの雰囲気を壊したくなかったので、オリジナルのFDDからパネルを外して、流用することにしました。当然、普通のDOS/V用FDDにそのままハマる訳はありませんので、FDDパネルは286UXのフロントパネル側に固定することにしました。 
 幸いなことに、現物を合わせてみると開口部の位置やサイズがほとんど同じだったので、なんとかうまく行きそうです。
 
 FDDの取り付け加工 
 
  
    |  | DOS/V用FDDと干渉しないように、現物合わせをしながらオリジナルのFDDパネルの出っ張りを削ります。 写真右上が加工前、左下が加工後のFDDパネルです。
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    |  | 削ったパネルをホットボンドで286UXのフロントパネルに接着します。 |  
    |  | イジェクトボタンは、オリジナルのものを取り外し、DOS/V用FDD側に接着します。 |  
    |  | FDDベイも余計な出っ張りを切り取ります。 スチールの切断はグラインダーを使うのが楽です。
 写真左が加工前、右が加工後のFDDベイです。
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    |  | FDDを取り付けたベイをシャーシに取り付け、フロントパネルをはめます。 この時点でも何ヶ所かぶつかる箇所があったのですが、すべてヤスリで削り落とし、最終的にオリジナルの雰囲気を損なうことなく、DOS/V用FDDを取り付けることができました。
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