二国同盟の見つけ方と解き方

二国同盟法でナンプレを解く考え方

1. まず、二国同盟のメンバーの候補を見つける。
2. 発見後は空白マスの数字の確定。

89同盟と98同盟は同じです。異なる1～9の数字の中から、2個の数字を選ぶ組み合わせですから、XY同盟は9×8÷2=36通りあります。この中から、二国同盟のメンバー(XとY)を見つけるのは大変です。

ブロックの二国同盟の候補を見つける

ある数字Xがブロックの二国同盟のメンバーになるには、Xの空白マスがブロック内で２個である必要があります。この問題の上段の3つのブロックに限ると、Xは2,3,4,5,6です。背景が白のマスが空白マスです。

この図を1つに重ねたのが、下図です。これは、あくまで候補で、3,5,6は二国同盟のメンバーにはなれません。上段の3つのブロックで、候補になるのは、24同盟だけです。（下段には89同盟があります）

これを中段、下段のブロックにも行ないます。面倒な作業ですが、JAVAプログラムを使えば、一瞬です。

JAVAプログラムによる二国同盟の候補の解析

「二国同盟の候補」ボタンを押すと、（下の方のナンプレ盤面に従って）二国同盟の候補が表示されます。ボタン

上段中のブロックに24同盟、下段中のブロックに89同盟があります。この問題の場合は、89同盟だけが空白マスの数字の確定につながります。

ナンプレ盤面の盤面変更禁止チェックをはずし、盤面を変更してから、「二国同盟の候補」ボタンを押せば、他の局面でも使えます。

二国同盟の発見後は空白マスの数字の確定

89同盟を発見した後は、H8の数字を確定させます。

背景が白のマスが、４の入れる空白マスです。下図。

横H列で４の入れる空白マスは、H6とH8だけです。ところが、H6には89同盟で８か９が入るので、４は入れません。４はH6のマス外へ追い出され、H8に４が確定します。

二国同盟で解くナンプレ練習問題の解答図

H8に４が確定した後は、レーザー発射法で解答図に至ります。

下のナンプレ練習問題の盤面で、H8をクリック→４を入力→レーザー法の発動ボタンで、解答図に至ります。

実は、二国同盟法の発動ボタンを押せば、考える事なく、H8に４が入ります。

二国同盟で解くナンプレ練習問題の盤面

　

clickしたマスの候補はだけ
座標のマスの唯一の候補はNaked Singleでだけ
clickしたマスにを連続入力：を

ナンプレ練習問題の盤面

A
B
C
D
E
F
G
H
I

2,0,0,0,9,0,0,0,4,0,0,6,0,0,1,0,0,0,0,8,0,6,0,0,7,0,0,0,0,3,0,4,6,0,2,0,6,0,8,0,0,0,0,0,3,0,1,0,0,8,3,5,0,0,0,0,4,0,0,7,0,5,0,0,0,0,3,0,0,1,0,0,8,0,0,0,2,0,0,0,9,

←盤面変更禁止チェックを入れると、その時、埋められているマスは変更不可になり、外せば再度、変更可能です。2つのボタンは、チェックが入っているとdisabledです。(文字が薄い)

textarea(Text box)は、直接編集可。左クリック→右クリック→全て選択→コピーできます。

二国同盟関係のリンク

ブロックの二国同盟については以下のリスト。

• 二国同盟Part3 java支援
• 二国同盟Part2 java支援
• 二国同盟Part1 java支援

縦列/横行の二国同盟については

• 横の二国同盟 java支援
• 縦の二国同盟 java支援

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。