| 旅行記のTOPに戻る | Dream編-其ノ一- | Dream編-其ノ二- | Dream編-其ノ三(1) |
「AIR」舞台探訪〜Dream編〜其ノ三:香住町(2)
武田商店発見! かなり違う気もするが、今日から、呼称、「武田商店」。 ゲルルン・ジュースは売って無かったので、代わりにアセロラ・ゼリードリンクで妥協しておく。 角を持って飲むのが基本だ。ずずっ。 さて、学校は見たし、武田商店でジュースも飲んだ。そうなると、残るのは「神社」である。 実は、ここが今回の旅の最難関だった。 駅の案内板と、カーナビをたよりに探したのだが、これが全然ダメ。QLAND氏がそれらしい神社としてWebで紹介されているページをプリントアウトして来たのだが、位置までは書いてなかったし、結局神社の名前が間違っていて役に立たなかった。 カーナビに表示される神社のマークを目標に、手当たり次第に、佐津湾まで戻って丘の上の八幡神社に登ったり、山の中の三川権現まで行ったり、はては全く無名の小さな神社まで見て廻ったのだが、どれもハズレ。
探し回っているうちに夕方になってしまい、あたりには夕闇が迫って来た。 あきらめかけていた、その時、俺の“萌気アンテナ”がピンと反応した! いったん振り出しに戻って、香住市街まで戻って、西港と東港の間の丘の上にある、岡見公園に登ってみることにしたのだ。 すると、岡見公園に登る途中に、それらしい神社があった!
その名は「八坂神社」。 ロケーション的には街のはずれで、しかも海から見て左手(ここでは東)にもう一つの湾が見える(実際にはゲーム中の山道のような風景は無い)というところはゲームとバッチリ合っている。社の見た目も、屋根の形はわりと似ている。 しかし、境内の様子はゲームとは違う(狭い)ため、直接の原画のモデルとは考えにくい。 全体を通して考えてみると、ここ香住町は、たしかにゲームの雰囲気に良く合っている。個々の場所のディティールはゲーム中の原画と違っても、全体のロケーション的には文句無い。 その全体のロケーションというのは、 1)山に囲まれた2つの湾。港には漁協。 2)海のそばの学校。学校横に堤防と砂浜。 3)丘の上の神社。 という点。 けれども、たとえ舞台のモデルがここだとしても、診療所のモデルは東京の国立市、駅のモデルは千葉の飯岡駅、というのが判明しているので、個々の場所の原画のモデルは別の場所の可能性が高い。後は、学校(+堤防),神社,山道,武田商店,バス停のモデルの判明を待ちたい。 学校と堤防に関しては、個人的に疑問に思ったのが、ゲーム中の原画は堤防と学校の間が妙に広すぎるという点。山が海に迫っている狭い土地にしてはかなり不自然な土地の使われ方である。あの原画のモデルがあるとすれば、波風がかなり強い土地か、津波の恐れがある所ではないだろうか? 我々はこの後さらに一泊して、3日目は丹後半島を周回してみたのだが、こっちは全くのハズレ。岩壁ばかりで、ゲームの雰囲気は全く無かった。 こうして、我々は2泊3日におよぶ「AIRの舞台探索ツアー」を終えたのだった。 「メイキング・オブ・Dream」編を読んでみる
| 旅行記のTOPに戻る | Dream編-其ノ一- | Dream編-其ノ二- | Dream編-其ノ三(1) |
|