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仁別付近で仁別線から分岐し、旭川沿いに務沢まで敷設されていました。仁別線同様、大半の軌道敷がサイクリングロードに転用されています。

路線概要

区間:仁別〜務沢
規格:2級線(森林軌道)
動力:(不明)
軌間:762mm
距離:7.6km
開設:昭和25年
廃止:昭和40年6月17日
調査区間:仁別務沢

廃線跡

 
仁別線との分岐点付近です。

仁別線はこの先左側へ進み、旭又線は右側へ進んで旭川を渡っていました。

市道と合流したサイクリングロードは、秋田市植物園付近から再び専用道となります。

植物園を過ぎた当たりで沢を跨ぎますが、そこに架かっているのが「三間の沢(さまのさわ)橋」です。

残念ながら現在の橋は廃止後に架け替えられたものです。
 
軌道敷は現在の車道とは川を挟んで対岸に沿って進みます。

そして仁別森林博物館の辺りで終点となり、ここが務沢駅跡となります。

当時のホームは駐輪場として活用されていますが、利用者はほとんどいないようです。

駐輪場横にはサイクリングロードの案内板が立っていて、この道が秋田市雄和の椿川地区から続いていることがわかります。

サイクリングロードはここで終点ですが、軌道はこの先さらに奥地へと続いていました。

なお、駅跡へと続く階段を上っていくと、そこには営林署の事務所があった広大な空き地が広がっています。

▲TOP2005/9/30・10/22〜2009/11/22撮影
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