トップページ失われた鉄道秋田営林局>藤里営林署(藤琴滝の沢線)サイトマップ


寺屋布付近で藤琴線から分岐し、峨瓏峡に沿って敷設されていましたが、本線の藤琴線の廃止に伴って運命を共にしました。 沿線には美しい滝があるため、軌道跡は、散策路として人気があります。

路線概要

区間:寺屋布〜峨瓏峡
規格:2級線(森林軌道)
動力:(不明)
軌間:762mm
距離:4.2km
開設:昭和3年
廃止:昭和38年8月

廃線跡


藤琴線との分岐点付近です。

滝の沢線は、ここから右側へカーブしていました。

藤琴線から分岐した軌道は、現在の突山橋の南側付近で藤琴川を渡っていました。

藤琴川を渡った後は、滝の沢地区の東側を北上しながら高度を稼ぎ、トンネルで峨瓏大滝の裏側に抜けて、峨瓏峡沿いに敷設されていました。

現在のトンネルは、軌道が通っていた当時のものではなく、平成5年に改修されたもので、「峨瓏峡隧道」の名が付いています。

軌道跡は遊歩道となっていて、峡谷の景色を楽しむことできますが、幾度となく川の氾濫、落石、倒木が繰り返されており、散策には危険が伴います。

川には、流されたレールの残骸が随所で見られます。

▲TOP2013/6/1・29撮影
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