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機械受注分析

2008年4月11日 金曜日 3:43:09  機械受注はブレの大変大きい指標でその解釈が難しい場合があります。
一方、内閣府が発表している機械受注のグラフとその移動平均や月平均グラフは(こちらからご覧下さい)機械受注の動向を捉えているとは言えないと思います。
それで当サイトで用いている近似法で機械受注を分析してみる事にしました。

2008年4月30日 水曜日 2:39:00  CP波とは元来 “wave at current prices” を表わし、直近の株価は正当な水準であるとの仮定の下に導出されています。当初、この波の目的は正にこの仮定が現実の株価の動きを説明するのに不適格である事を証明することでした。
しかし予想に反して、CP波は株価の急激な変動や転換点を探知するのに一番有用であるばかりでなく、理論的にも発展性があることが分かりました。一方、CP波の仮定ゆえに、直近の変動に反応し過ぎる面があり、
予測には必ずしも適さないということが弱点にもなっています。加えて、GDPのようなデータ数が少ない場合、当サイトの離散微分から得られた速度波があまりにも滑らかでなくなる場合も生じ得ます。
それで、直近の株価の変動(速度など)に直接基づく将来の株価の変動(速度など)の予測は、将来の株価と予測された株価の乖離を大きくするという仮定の下、CP波から導き出された波を単に波と呼ぶ事にし、
機械受注とGDPの分析には、この単なる波を用いる事にしました。

2008年4月30日 水曜日 17:09:06  機械受注は短中波では横ばい傾向です。もし2008年2月の水準を上回って今後推移し続けるなら、横ばい傾向から上昇へと転じる事が短中波のトレンドライン(中央の白線)から分かります。
しかし下降気味の速度波から判断すると、その様な強含みの推移は想定し難いです。一方、中波に於いては機械受注はピークアウトしそうです。やはり、2008月2月の水準を上回って中波トレンドライン(中央の白線)の上方で推移し続けない限り、
将来のトレンドは中波グラフ通りの下向きになるでしょう。

2008年5月15日 木曜日 18:27:05   5月15日に発表された3月機械受注の時系列分析グラフを掲載します。評価は前月よりも短中波が少し下方修正されています。それで、短中波のシミュレーショングラフを追加します。





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