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水天宮

2006年 1月 1日 No.07号

『 お み く じ 』

今年は6月に我家で初孫が生まれる予定である。安産祈願の為に初めて水天宮へ初詣に行った。安産のお守りを購入してからおみくじをひこうと思ったがすごい人であきらめ、毎年行っている近場の花園神社に行く事にした。お参りの後におみくじをひいたら何と“大吉”が出た。“大吉”は今年一年間良い事ばかり起こるのか?それとも今が良くて、これから転げ落ちるのか?考えてしまった。

広辞苑で“おみくじ”をひいてみたら、「神仏に祈願してから、吉凶をうらなうくじ」と出ていた。当然の事ながら、初孫が無事に生まれる様にと祈願したのであるが、“大吉”を信じて良いのであろう。

毎年初詣に行く花園神社 花園神社でお参りを待つ行列 以前2000年の元旦に同じ花園神社で“おみくじ”をひいたらやはり“大吉”が出た事があった、その年は母親が前年に肺がん余命半年と宣告され落ち込んでいる時の祈願であった、その為嬉しくて川崎大師、成田山の新勝寺にも行き祈願をしたが、不思議な事に全部“大吉”が出た。

結果から話すと、母は2000年末まで特に寝込む事なく12月まで家で生活をしていたが、12月中旬に風邪をひき、病院に行ったら急遽再入院となった。正月まで持たないかと思われたが、母はガンバリ無事に正月を迎えた。結局2000年は無事であった事になる。しかしながら残念な事に2001年1月11日に亡くなった。
母の旅立ち参照

実は“大凶”が昨年(2005年)の元旦に出ている、これは人生初めてである。昨年の元旦は職に付いておらず、一昨年(2004年)の3月に定年退職して、4月より遊んでいた時であった。何を祈願したか憶えていない、きっとたいした事を祈願していなかったのだと思う。その後4月より都立公園の管理をする仕事に付いたが、仕事をせずにぶらぶらしているのは良くなかったのかもしれない。

その様な事を考えると、新年に祈願した後の“おみくじ”は、その1年の過し方を暗示している様に思える。今までに“大吉”が出た年は、2000年元旦と2006年の元旦だけで“大凶”は2005年の元旦だけである。

そこでおみくじに興味が湧き調べてみたら、大吉、吉、中吉、小吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、末凶、大凶、の12種類に分かれ、おみくじの番号を1〜100番までに振り分けている。大吉は以外と多く15〜17%あるみたいだが、それにしても大吉に当たる回数が少ない。神社仏閣によって各々の割合は異なるみたいですが、皆さんを喜ばせる為に、吉関係は70%、凶関係が30%にしているとの事。12種類の外に大大吉、大上吉、後吉、平、末分(いまだわからず)、吉凶相交(あいまじわる)、恐(きょう)、大恐(だいきょう)、があるそうです。「日本おみくじ紀行」ちくま文庫より

元旦によく行く所として、明治神宮がある、ここのおみくじは吉凶がない。大御心(おおみごころ):ご祭神の有り難いお考えや心が書いてあった。

何だかおみくじに興味が湧いてきた、今までは木とか紐に結び付けていたが、今後は色々な所の大吉から大凶までを集めてみようかと思っている。何だか面白そう!

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