Welcome to the twinkle plaza.
あんちゃんの旅TOP |
バックナンバー |

ワイキキビーチに掲げられていた警告版
(カーソルを写真の所に持って行くと内容が読めます)
2007年12月16日(日)No.30号
『 日本語から中国語に変わる日は近い! 』
普段の罪滅ぼしの為に妻をハワイへ連れ出した時の事である。ホノルル滞在3日目の夕食にディナークルージングへ出かけた。大勢の人が乗船して来たが半分以上は中国人であった。
食事が終った後、フラダンスショーに変わり、途中からはお客も含め全員で踊り始めた。全員参加が出来るのだが、参加はほとんど中国人で日本人は消極的であった。中国人の人数が多かった事もあるがそのパワーは凄く感じられた。
旅日記2007/12/16参照 |
30年位前になると思うが、アメリカに追いつけ、追い越せと頑張っていた時の事を思い出した、その時代は農協の団体が海外に行き“ノーキョー”の名を世界に知らしめた時代でもあった。まさに今の中国は日本に追いつけ、追い越せと頑張っていて、同じ様な感じがした。
6年前、中国に一ヶ月位仕事で行っていた事があったが、今の中国では労働賃金が少しでも高いところへと転職を繰り返している、その為優秀な人材には高い給料を払わざるを得ない。特に日本語が話せると給料は高くなる、その為土日、夜間には日本語学校に通う人が多くいた。土日は我々を連れて買い物に行ってくれる、日本語を話すチャンスが多いからである。
旧正月等、長期休暇の時は、一旦田舎に帰る人が多い。しかし戻って来るかどうかは出社日になってみないとわからない、条件の良いところへ移るケースが多いからである。
中国は急成長をしている様に見える、実際にそうだと思われる。今中国の人口は約13.3億人、全世界が66億人であるから全体の約20%になり、5人に1人は中国人となる。
中国に行っていた時の工場は敷地内に寮があり、4.5畳位の部屋に6人が入っている、部屋の両サイドに3段ベッドがあり、真中に小さなテーブルが1脚、そこで1〜2人ずつ交替で食事をしている。皆さん20歳代前半であり、毎日が仕事、食事、寝る事のみで生活をしている。大変だね、つらい?と聞くと、田舎へ帰るともっとつらく“地獄だ”!ここは“天国だ”と言う。日本の豊さとは雲泥の差である。
ハワイは日本人のツアー客も多いが、同じくらいに中国人のツアー客も多い。しかし案内の看板、広告等は英語と日本語で中国語はあまり見ない(日本の漢字で大体の意味はわかるらしいが)。その内日本語に変わって中国語の表示が多くなるのではないか?
定年後、今年の3月末まで、公園の管理事務所で働いていたが、出社をした時、管理事務所前にある広場で中国人の方々がラジカセを持って10〜20人位集り太極拳をやっている。真冬でも雨、雪の日以外は気温に関係なく頑張っている。よく見るとお年寄りばかりである、若い人はどうしているのだろう?日本に来ているお年寄りの方々は中国語で大きな声で喋っている、ともかく元気である!
元気があるところは、企業も国も伸びる。人口の伸びも元気が出る源かも!中国の公式発表は13.3億人だけど、実際はもっと多い様に感じる。でもちょっと気になる事は、日本も中国も若い人が思ったより元気がなく、お年寄りの方が元気に見えるのは、私の見方が悪いのかな?
前回 |
次回 |