過去のイベント報告

2010年2月6日 『お金ってなんだろう?~想像してみよう!お金のいらない世界を~』
 ゲスト:長島龍人氏


2009年3月1日 『食からつながる地球の裏側 ~新しい社会の紡ぎ方~』
 講師:佐久間 智子氏((アジア太平洋資料センター理事)
 後援:ニュー・インターナショナリスト・ジャパン
    (特活)地球の友と歩む会/LIFE
    (特活)開発教育協会/DEAR
    (特活)アジア太平洋資料センター/PARC

2007年3月24日 『持続可能な暮らし方 in オーストラリア 帰国報告会』
 報告者:阪本 瑞恵、阪本 考司 (あるがまーま)

2006年4月29日 『ラダック懐かしい未来上映会&みんなで語ろう』
 ゲスト:スカルマ・ギュルメット氏(NGOジュレー・ラダック代表)
 後援:NPO法人 地球の友と歩む会/LIFE

2006年2月12日 『本当の豊かさと自立の生き方とは ~百姓暮らしのススメ~』
 講師:筧 次郎氏(百姓・哲学者)
 後援:NPO法人 地球の友と歩む会/LIFE
     NPO法人 日本有機農業研究会



2010年2月6日 お金ってなんだろう?~想像してみよう!お金のいらない世界を~
2010年2月6日 お金ってなんだろう?
~想像してみよう!お金のいらない世界を~


たくさんのご参加、本当にありがとうございました!100名以上の方がご参加くださり、寸劇やライブあり、ゲームあり、笑いあり、朗読ありと、盛りだくさんの内容となりました。

お金の問題は大きくて、なかなか2時間半ではお伝えしきれないのですが、できるだけシンプルに、根源的な部分に焦点をあてた内容となりました。「当たり前」と思っているお金を、普段とは違う視点から見つめて見る事で、お金の仕組みの引き起こす問題や、これからの社会のあり方など、様々な問題とのつながりを感じる、充実した内容となりました。

 ①お金の機能や歴史、種類の基礎情報
 ②お買い物ゲームを通してお金の仕組みの問題を感じる
 ③コーヒー農園の話の朗読と、現在の途上国がかかえる問題
 ④お金のいらない国の寸劇とトークライブ
 ⑤農的な暮らしからの視点といまできること。

8割以上の方がアンケートにご記入くださり、なんとも嬉しい感想や参考になるご意見がいっぱいで、スタッフ一同、感激でした。スペースの関係上、一部をご紹介させていただきます。

良い意味でも悪い意味でもお金のすごさを知りました。お金への考え方を少しかえるだけでも、自分のこれからの生き方がかわってくるのではないかと思いました。(30代男性)

お買い物ゲームで利子の設定になった途端、みんなの空気・フンイキが変ったのを感じました。私の中でも、「少ない!増やさなきゃ!」とか「どうしよう!」とか「よかったまだある」とか不安な気持ちが一気に増えて、ただの紙がすっごい大事に思えて、他の人が自分から奪う人に見えてこわかったです。あれが今の世の中なんですね・・・。そんなことを思いました。最初の方のスライド分かりやすかったです!(20代女性)

「お金は実は単なる道具でしかない」ということは非常に重要な視点だと思った。お金がないと生きていけない思い込まされているだけということを鮮明に感じることができて楽しかった。ありがとうございます。(30代男性)

最初の方に教えていただいたお金の歴史の部分では、高校の復習でとてもなつかしかったです。「お金がないと生きてけない、ものって結局はお金だよね」この社会の現実ですけど、それってとても悲しいことだと思います。私はたまに野宿者の方の支援を行っているんですが、その時にいつも社会っておかしいなって思います。ワークショップ、寸劇はとても分かりやすくて、楽しかったです。(20代女性)

誰もが理解できるような工夫された演出の背後に、今の社会の閉塞を生んでいる根本原因が整理されていてプレゼンテーションとしての凄さも感じることができた。こういう場がどんどんできていけば、社会は良くなっていくと感じた。(30代男性)

長島さんの話は驚きの連続でした。自分のコリ固まった考え方に改めて気付きました。(20代女性)

お金は確かにいらない。でもなくすのはやっぱり難しいと思っていたのですが、(お金のいらない国の)歌を聴いて、「お金があっても、こんな国を作れば、こんな人間になればいい」と思った。(50代男性)

お金が現実にある世界で、それでは自分は何をしたらよいのか?銀行を変えることを真剣に考えたいと思います。政策に働きかけることはとても大切ではないかなーと思いました。(40代女性)

自分の預金が戦争に加担して入ることを改めて知り、預金先も含め自分のお金の使い方、商品の選び方を考え直さなければいけないと思った。本当に良いきっかけをもらいました。(30代女性)


今回、お金について関心をもっているボランティアスタッフが17名も集まり、勉強会を重ねてきました。当日の資料でも、スタッフが「これはおススメ!」と思った「おカネ」に関する書籍やDVDの一覧をお配りしましたが、せっかくですのでホームページにもアップしました。ご興味のある方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。おススメ作品一覧はこちらへ。


















2009年3月1日 食からつながる地球の裏側 ~新しい社会の紡ぎ方~
2009年3月1日
食からつながる地球の裏側 ~新しい社会の紡ぎ方~

高校生から年配の方まで、幅広い世代の方のご参加が印象的でした。食の現状、世界とのつながりなど、難しい内容をわかりやすく講演いただき、とても良い講演会となりました。講師の佐久間さんのエネルギーあふれるお話にひきこまれて、あっという間の2時間でした。

感想をいくつかご紹介します。

グローバルな問題から日本国内の農業問題まで、様々な現状をすることができ、大変充実した講演会でした。食と健康の密接な関係を考えれば、食生活や消費行動も変わるのではないかと改めて感じました。

農業にかなり関心がありますが、どうしていいか悩んでいました。また、環境問題やこうした食に関して考えていると、ネガティブになりやすくなります。でも今日のお話では、最後非常にポジティブにとらえる事ができました。何より、佐久間さんがポジティブに生きているというオーラを感じました。私も自分にできることをやります。ありがとうございました。

自分達の食べている肉などに、これだけのエネルギーが使われているという事にびっくりした。私も自分で選択をして買物などをしていき、足もとから農をささえていきたいと思いました。

2007年3月24日 持続可能な暮らし方 in オーストラリア 帰国報告会
2007年3月24日
持続可能な暮らし方 in オーストラリア 帰国報告会

当日は40名の定員も満席で、持続可能な暮らし方、オーストラリア、エコビレッジなどに興味のある方がたくさんご参加くださいました。 エコビレッジやコミュニティの情報や、持続可能な暮らし方を目指す人々の想い、そしてオーストラリアからの希望のメッセージをスライドや映像と共にお伝えしました。

感想をいくつかご紹介します。

みんなすごくシンプルな暮らしをしていて、人の生活ってこれだけで良いんだと驚きました。(20代男性)

世界は広い、同じような考えを持っている人はたくさんいる。勇気をもらいました。ありがとうございました。(20代女性)

日本にも昔から受け継がれてきた知恵がたくさんあるので、それを活かし、日本なりの持続可能な暮らしを作っていければと思いました。(20代 女性)

2006年4月29日 ラダック懐かしい未来  上映会
2006年4月29日
ラダック懐かしい未来  上映会


『ラダック 懐かしい未来』ビデオ上映&みんなで語ろう会を行いました。 当日は30名ほどの方がご参加くださりました。 前半は、ビデオを上映し、その後、チャイとお菓子をつまみながら、ビデオの感想や、持続可能な社会についてなど、わいわい楽しく語りました。1時間半ではまだまだ話したりないくらいでした。

ラダック出身のスカルマさんもご参加くださり、ラダックの社会や人々について、面白い話をたくさん聞くことができました。 「ラダックにはゴミ箱がない」という話には、みんな笑ったり、改めてすべてが循環している社会について、考えたり。何世代にも渡る知恵の結晶のようなラダックの暮らし。そんな自然の生き方を、すこし身近に感じた機会となりました。 「例えばどこかの田舎にラダックみたいな環境やコミュニティをつくっても、結局心が変わらなければ、幸せにはなれない。東京にいても、心次第で幸せになれる。」とスカルマさん。 「Ancient Future」って直訳すると「古代の未来」ですが、「懐かしい未来」とは、素晴らしい訳ではないでしょうか。どの国にも、地域にも、同じような暮らしが昔はあったと思います。そしてラダックの風景や暮らし、人の在り方、生き方に、誰しもが、どこか懐かしい気持ちを感じるのではないでしょうか。

2006年2月12日 本当の豊かさと自立の生き方とは ~百姓暮らしのススメ~
2006年2月12日 講演会
本当の豊かさと自立の生き方とは ~百姓暮らしのススメ~


スワラジ学園学園長の筧次郎さんを講師にお迎えし、『本当の豊かさと自立の生き方とは~百姓暮らしのススメ~』と題した講演を行いました。 当日は総勢100名近い方がご参加くださり、大盛況となりました。比較的、20~30代の世代の方が多かったのが、印象的でした。 筧さんが哲学者から百姓へ転身された時の話から、20年間されている百姓暮らしの喜びや、農を通して感じた豊かさについて、お話しいただきました。(講演記録はこちら)

参加してくださったみなさんからは、「素晴らしい講演内容だった」「スワラジ学園にぜひ遊びに行きたい」「家族に見せたいのでまたビデオを貸して欲しい」など、嬉しい反響をたくさんいただきました。
2時間の講演のあと、質疑応答の時間をとりましたが、会場からは次から次へと熱心な質問がでて、終了時間をオーバーするほどでした。 その後の交流会では、農家の方、学生さん、将来農業をはじめる方など、いろいろなバックグラウンドを持つ方々で軽食をつまみながら、懇親を深めることができました。たくさんの新しい出会いに溢れた一日となりました。

感想をいくつか紹介します。 ●自給自足というと仙人のような暮らしを思い浮かべていたのですが、実際は人と関わり、自然と関わる、非常に密な関係性のあるものだと知り、新鮮でした。(20代・男性) ●自立=自給の豊かさ、厳しさ、誇りがよく感じられました。とても共鳴、共感、感銘を受けた素晴らしい講演会でした。(30代・男性) ●芯のある話に感動しました。まず食べることから変えていきたいです。(50代・女性) ●忘れかけていたものを思い出すことができた。やっぱり筧さんの思想は自分の中の基本だなあと思った。(20代・男性)

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