「お金」に関するおすすめ書籍・DVD・ウェブサイト
                     ~イベントスタッフ推薦リスト~
書籍
おカネで世界を変える30の方法
田中優・ A SEEDJAPAN/編合同出版
「戦争や環境破壊に使われている私達の貯金」「働いても働いても楽にならない理由」など、おカネのしくみや機能がわかりやすく掲載されているだけでなく、NPOバンクやお金に使われない暮らし方など、具体的な実践のヒントがたくさんつまった本。最高におススメです!
エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
河邑厚徳+グループ現代 日本放送出版協会
「パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、まったく異なった種類のお金である」。現代社会の様々な問題の多くを貨幣がもたらしているという観点から、貨幣の役割を本来の交換価値に限定することを提唱しています。『モモ』の作者が遺した、現代社会への痛烈かつ真摯な指摘をとったNHKのドキュメンタリーをまとめた必読の一冊です。
日本人が知らない恐るべき真実 〜マネーがわかれば世界がわかる〜
安部芳裕  晋遊舎新書
誰もが知らない「お金」の本来の姿を、誰にでもわかりやすい言葉で書かれています。日本の財政状況は?金融がもたらすグローバリゼーションとは?そして様々な問題を生み出す「お金」の仕組みや秘密とは? 貨幣経済の中で生きる全ての人に読んで欲しい一冊です。
金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った
安部 芳裕  徳間書店
お金は人が作った道具です。でも、道具は正しく使わないとうまく機能しません。今の金融の仕組みは私たちの生活を円滑にしているでしょうか? 暴走する「お金」。その仕組みがどのように、どんな目的で作られたのか? その事実を明るみにし、お金の支配から脱却するすべを投げかける一冊。
お金のいらない国 1~4
長島龍人  地球村出版
ある日突然、青年が迷い込んだのは金の存在しない世界だった・・・。 そこに暮らす人々と関わりながら、お金とは何か、仕事とは何かに気づいていく。 あって当たり前と思っている「お金」。その本質が見えてくる短編小説。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語
ミヒャエル・エンデ  岩波書店
時間泥棒と、ぬすまれた時間を人々に取り戻してくれた女の子『モモ』の不思議なお話。時間に忙殺され、人間本来の生き方を忘れた人々に時間の真の意味を問う傑作。「時間」を「お金」に置換えて読んでみて下さい。
経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか
C.ダグラス ラミス 平凡社
『発展』という、我々の社会にとってあまりにも当たり前に思われている常識。その常識にメスをいれ、背景にある多くの問題を浮き彫りにしています。目の前にある氷山(資本主義や環境問題、紛争・貧困)は自分たちの船(地球、社会)にはぶつからないと思い込んで沈んだタイタニックから学び、現実をしっかり直視し行動しようというメッセージが込められています。
ラダック 懐かしい未来
ヘレナ ノーバーグ・ホッジ 山と渓谷社
相互依存的で伝統的なラダックの生活が、効率的で近代的な西洋の波に脅かされてしまっています。 近代的な技術は、時間を節約する目的で使われますが、ラダックの人々は以前より時間に余裕がなくなり、他人への関心も薄れてしまいました。 西洋の文化が世界中に広がる中、私たちが忘れてしまった大切なことを思い出させてくれる本です。
パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集
エーリッヒ・ショイルマン著  岡崎 照男訳 ソフトバンク文庫
名著。南サモアの酋長が語った演説集。パパラギとは文明社会に住む人たちで、そうではない南サモアのお金のない暮らし、考え方、心の持ち様を、具体的に、そして心に伝わりやすく描かれています。地球上に住む人々が目指すところが、この本にたくさん詰まっている気がします。
スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化
辻 信一 平凡社
「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ人代表の辻 信一さんの著書。 「あなたがちょっとでもスローダウンして変わることで、それだけで社会や世界も変わるんですよ。」 今、世界で起こっているテロや戦争、環境破壊、差別と貧困などがすべて根っこのところでつながっていることに気づかせてくれます。
ガンジー・自立の思想―自分の手で紡ぐ未来
M.Kガンジー  地涌社
都合の悪いことは自分以外の責任にしていませんか。 著書の中でガンジーはインドがイギリスの植民地支配下となったのはイギリス人が悪いのではなくそれを受け入れたインド人がいたからだ、と主張しています。 自分が変わらないと何も変わらないことを(=自立)実感できる目からウロコの思想です。
新装版 百姓入門 --奪ワズ汚サズ争ワズ
筧 次郎 白土 陽子  新泉社
工業社会の豊かさは収奪によって成り立っており、進歩の思想と機械はよくないものだと著者は語っています。 そして、著者は問題提起だけでなく、具体的な解決策を提示しています。本当の豊かな暮らしとは?それがこの本を読めば理解できます。現在、著者は伝統的な百姓暮らしを実践されています。ぜひ、多くの日本人に読んでもらいたい1冊です。
安ければ、それでいいのか!?
山下 惣一  コモンズ
私たちは安さを追い求めた結果、環境破壊、食の安全性の崩壊、地域社会や第1次産業の衰退など、多くのものを失って、壊してきました。安さの裏側ではどのようなことが起きているでしょうか?多くの日本人に読んでもらいたい1冊です。
食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
阿部 司  東洋経済新報社
私たちが普段コンビニで何気なく買うおにぎりやサラダが、一晩中添加物のシャワーに漬けられていること、特売のミートボールが廃棄寸前の肉とたくさんの添加物が混ぜ合わせて作られていることを、どれだけの人が知っているでしょうか?安さと便利さの裏側には、たくさんの秘密が潜んでいます。
戦争中毒―アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由
ジョエル・アンドレアス 監修きくちゆみ 合同出版
アメリカが軍国主義を抜け出せない本当の理由は?アメリカの歴史は先住民族の虐殺からはじまり、世界中の国の富を奪うための終わりなき侵略戦争の歴史。戦争中毒=お金中毒。いかなる戦争にも正当で神聖な理由はありえない。世界中が読むべき1冊!
戦争案内―映画製作現場、アジアからの報告
高岩 仁  映像文化協会
日清、日露、2度の世界大戦の影で利益を上げる日本企業やアメリカ。更には資本家や企業の利益のために侵略戦争、虐殺が行われた!?戦争が何故(一部の者の経済利益のために)起こったのかを、地道に追った記録映画のエッセンスが満載。文部省、大手企業等が完全無視の一冊(笑)。 映画「教えられなかった戦争」シリーズの監督による映画製作報告。
アメリカの巨大軍需産業 (集英社新書)
広瀬 隆  集英社新書
閣僚が軍需産業の重役へ、軍需産業の重役が閣僚へ。そんなアメリカの軍需産業と政府の関係を解き明かした一冊。景気が停滞すれば戦争が起き、紛争地帯に軍需産業の武器が送り込まれると言った軍需と経済の関係もわかりやすく説明しています。
世界を変えるお金の使い方
Think the Earthプロジェクト ダイヤモンド社
一枚の100円玉。あなたは、それを何に使いますか? この本には、世界を変え、幸せを増やすようなお金の使い方がたくさん書かれています。例えば、たった100円で、内モンゴルの砂漠に植えるポプラの苗木が10本買える、というように。さらに、実際にアクションを起こすため、関係するNGO等のHPのURLも記載されています。 お金にはこんな使い道もあったんだ、と気づかされるとともに、具体的な行動へのヒントも示してくれる一冊です。
1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND
Think the Earthプロジェクト  ダイヤモンド社
「あっ」という間に氷河が崩れ、森林が消え、巨額のお金の取引が行われている・・・。そんなまばたきする一瞬一瞬の積み重ねで、世界は動いています。一秒早く気づいていれば食い止められることもあるはず。自分の過ごす一瞬と世界の一瞬がつながれば「仕方ない」では済まされないはずです。
DVD
ザ・コーポレーション [DVD]
この映画を観ると、「資本主義」と「企業」についてよくわかります。いかに私たちは利潤追求の中で働かせられて、企業が多くの問題を生み出していることが描かれています。
おいしいコーヒーの真実 [DVD]
全世界での一日当たりのコーヒーの消費量は約20億杯。日本は世界第3位の輸入国。しかし地球の裏側にあるコーヒー農家は貧困に苦しんでいます。いったい何故でしょう。そんな貧困に苦しむ農家の人々を救おうとする1人の男の姿がここに描かれています。そして日々当たり前に飲まれているコーヒーから世界の仕組みが見えてくるのでは? 『あなたのコーヒー1杯から、少しだけ想像してみませんか』
懐かしい未来 [DVD]
http://afutures.net/production/movie/movie_01.html
伝統的な暮らしをしてきたラダックの生活が、押し寄せた近代化の波により、変化していく様子が描かれています。その変化は日本人も経験してきたものではないでしょうか。持続可能な未来を探る上で、とてもおすすめの作品です。
おいしいコーヒーの真実 [DVD]
指輪などに使われる華やかなダイヤモンド。その裏側には、紛争や武器調達の資金源になるなど多くの問題がはらんでいます。ダイヤモンドを買う前にぜひ見て欲しい作品です。
ダーウィンの悪夢 デラックス版 [DVD]
東アフリカのタンザニアの湖にある、一匹の魚が放り込まれ、その魚が繁殖した結果、湖の生態系は崩れてしまいました。しかし、その魚はビジネスのチャンスとなり、各国はその湖に群がることに。その悪影響は地元の住民たちへも被害を及ぼした。 私たちが安い白身魚を食べている裏には、たくさんの問題が隠れていることを教えてくれます。
映画
   キャピタリズム マネーは踊る マイケル・ムーア監督作
http://capitalism.jp/
昨今のサブプライム問題やリーマンショックといった経済問題に焦点を当て、住民街やウォール街に取材を敢行! アメリカ政府と金融界の驚愕の関係やそこに潜む問題の数々を、監督自身が迫り、あぶり出していきます。どこかユーモアが漂うが、監督マイケル・ムーア自身はいたって真剣。資本主義とは?それは本当に人を幸せにするのか?「一人一人の民衆の力が結集すれば窮地を救えるかもしれない」と思える作品です。
降りてゆく生き方
http://www.nippon-p.org/
昇進、成長、向上など、「生きる」ことは「昇る」かのごとく多くの場面で語られます。しかしそれだけが本当に豊かな生き方なのでしょうか?そんな問いをもたれる方におすすめです!
Webサイト
お金のいらない国 http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaryu/indexokane.html
自著の「お金のいらない国」シリーズ1~4を寸劇仕立てにして講演活動を行なう。 ユーモアたっぷりに演じています。 「お金のいらない国のうた」がしみじみと心に響きます。
セカイノカラクリ http://www.tcxpress.com/comic_00.html#
"なぜ貧しい国は貧しいままなのか。なぜ人々は戦争が起こすのか。 世界のからくりをわかりやすく解き明かしたネットで読める漫画です。"
反ロスチャイルド同盟 http://www.anti-rothschild.net/
あべ よしひろさんを中心に2007年に創設された「反ロスチャイルド同盟」(現在、活動休止中)のHP。お金の仕組みや金融の歴史など、マスコミでは報道されない衝撃の事実が非常に分かりやすくまとめられています。一通り読めば、きっと、世界が違って見えるでしょう。
エンデの遺言 http://www.youtube.com/watch?v=3YeagjqoDpk
環境、貧困、戦争など現在の様々な課題の根源にはお金の問題が潜んでいると提唱したミヒャエルエンデ。彼の死の前年に、NHKが現代の貨幣システムをテーマに取材を行いました。2時間にも渡る取材テープを基にお金の問題を始め、独自の通貨を使う地域などを紹介しています。
あべよしひろさん講演会 http://video.google.com/videoplay?docid=7014635566619778865#
現代の金融の仕組みがどのように作られたかを解き明かす。 お金のしくみの問題点を一つ一つ浮き彫りにし、どのような社会を目指すべきか、いま何をすべきかを問いかけ、提案しています。
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