D25 LEDリングライト (2022.7.10) | ||
ボール盤(写真の左)、糸のこ盤用(右)の専用照明です。 写真、動画、Web会議等で活躍するLEDリングライトをボール盤の照明に応用したアイデアが木工会で紹介されました。 UMMRさん、素晴らしいアイデアありがとうございました。 歳とともに目元が怪しくなり、作業には照明と老眼鏡(あるいは拡大鏡)が必須となりつつあります。 トホホホ!! リングライトは影ができないので本用途に最適です。 購入しても1500円程度なのですが、必要な電子部品(LED、カーボン抵抗、、ユニバーサル基盤、ACアダプター、スイッチ等)はほとんど電気部品宝箱(未使用在庫部品、あるいは電気製品等を捨てる前に分解して使えそうな部品を放り込んである箱)にあったので自作することにしました。 本体は18mm厚の合板を使い、加工手順は以下の通りです。 @ 丸鋸テーブルで円盤作成治具を使って円盤を切り出します。 外周はボール盤用が120mm、糸鋸用が150mmです。 A トリマーテーブルで円溝加工治具を使って外周を5mm残して12mm幅×10mm深さの溝を切ります。 B 自在錐で円盤の中心部を切り抜きドーナツ状にします。 ボール盤あるいは糸のこ盤に固定する方法を予め検討して、その細工をしておきます。 C 外周部をサンドペーパーで成形後、下面(LED取付面)を白色、上面と側面はグリーンの防腐塗料を塗布し、最後はウレタン塗装しました。 D LEDの配置を決め、基盤小片にLEDを+-を間違わないように差し込み配線します。 ACアダプター(不要になった5V携帯充電用)と抵抗を仮接続し、電流値を測り使用する抵抗を決めました。 両者とも使ったLEDの仕様は3.2V×50mAでしたが、適当なカーボン抵抗がなかったので、最終的に流れる電流はボール盤用は17mA、糸のこ盤用は23mAとなりました。 まだかなり余裕がありますが明るさは充分でした。 E 本体溝にLEDおよび配線をグルーガンで固定し、サンドペーパーで曇り処理したPETシートをピン止めして完成です。 それぞれボール盤、糸のこ盤に取り付けたのが下の写真です。 部品が在庫していたので自作しましたが、部品を全て購入していたら完成品より高くなったかもしれません。 うー、これだから物が捨てられない!!! |
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