D4 スピードコントローラ (2013. 3. 10) | ||
電動工具のスピードコントローラを作りました。 電動工具のスピードコントローラはネットで5,000円〜、ホームセンターで10,000円前後で市販されていますが、知り合いからキットがあることを教えてもらいました。 (ついでに、手持ち品を分けてもらいました。感謝、感謝!) キットは、秋月電子通商で「トライアック万能調光器キット」の名称で20Aから40Aまでの3種類が600〜1,000円の価格で販売されています。 因みに、分けてもらったのは20A品で600円です。 キットはパターン済みの基板と電子部品のセットで、完成品にするためにはこの他に電源プラグとコンセント、スイッチ、電源コード、ボックス、ヒューズ(あった方が良い)、全体を納めるケースが必要になります。 電気部品宝箱(何のことはない、壊れた電気製品をばらして再利用できそうな部品を取出し投げ込んである箱)をあさってみると、ヒューズ以外の電気部品はありましたので、早速制作開始。 ケースは全体の収まり具合を見て最後に作ることにします。 ところが、基板の配線を前にして、ハタと手が止まってしまいました。 基板の配線なんて生まれてこのかたやったことがないのです。 そこで、実際に配線をする前に少しでも予備知識を得るべくネットを探した結果、エレキジャックさんの「ユニバーサル基板配線術」のページにたどり着きました。 大変参考になりました、ありがとうございました。 ”一生懸命”予備知識を入れたおかげで、配線は無事完成し、動作確認でも問題ありませんでした。 \(^o^)/ 次いで組立てです。 操作面のスイッチ、コンセント、および調整つまみは、埋込スイッチ枠を使って取付け、ヒューズは側面に組み込むことにして、ケースを木工で現物合わせで作りました。 尚、トライアック(配線済み基板の写真の中央、3本足の四角い部品)は発熱するため放熱板を取り付ける必要があり、ここでは2mm厚のアルミ板を使いました。 タイトルは「スピードコントローラ」ですが、これって使い勝手抜群なんです。 電動工具は言うまでもなく、はんだこて、燻製器のコンロ、熱線糸のこの温度コントロールにと、引く手あまた、八面六臂の活躍です。 実は、電気部品宝箱をあさっているときに、昔使っていた調光器を発見してコンセントと併せて木箱に納めました。 500Wと容量は小さいのですが、屋内でクリップ扇風機をサーキュレーターとして使用する際に音が気になり風力調整用に活用しています。 ●概略予算 キットが600円で、外回りの電気部品は全て購入しても600円位です。 |
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(2014.3.13追記) 同じ調光器キットで小型固定タイプを作りました。 スピードコントローラの使用場面がほとんど作業台上なので、作業台横に固定したいとぼんやり考えていたのですが、そんな時に木工仲間が、超小型スピードコントローラを作ってきました。 おー、これ頂き! ということで早速アイデアを拝借して、ちょうど75mm角の柱に固定できるサイズのコントローラを作成しました。 ポイントはキットの配線基板は使わずにユニバーサル基板上にコンパクトに配線し、更にアルミの放熱板を裏板兼用として内容量を稼いでいる点です。 側面には放熱穴も開け、電源は柱に穴を開けてケーブルを隣の屋外コンセント内に導きそこで結線しています。 比較のために従来のコントローラも並べてみましたがサイズは従来品が96W×160L×60H(mm)、小型品が67×80×45で、体積的には約1/4になっています。 うーっ、かわゆいー !(^^)! |
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