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J11 <作業> 作業台  (2013.8.19)

 庭片隅工房(作業場)の典型的作業台。

 庭先の屋根を拡張する際に壁際の柱を1本余分に立て作業台を設けましたが、狭い屋外でいかに効率よく作業をするかが工夫のしどころです。

 結果的には、誰が考えてもこうなるだろうという形に落ち着きました。
 台は収納式で、作業がないときには2本の柱の間に立てかけて丸棒ラッチで固定し、使用するときには台の裏に丁番で取り付けた2本の脚を立てます。
 脚の先には位置固定用のダボを埋め込んであります。

 作業台周辺の利用できる空間はすべて使い切るつもりで、治具収納、使用頻度の高い工具収納、電源コンセント取り付け、見えない裏側は端材置き場、はては柱に磁石用鋼板とスピーカー(音源は物置に収納)の取り付けまで

 ・・・・・・・・・ うーん、もうこれ以上使えるところはありません。


 作業台サイズは、ほぼ90cm角で12mm厚の合板の2枚重ね、真ん中に上げ下げ可能なマルノコを取り付けてテーブルソーにし、上面にテーブルソー用ガイド溝とノコギリ用溝があります。溝は上面の合板をカットしてずらして重ねました。
 その他に、クランプ用の穴がところどころ開いています。



  



 


 ところで、住宅街の屋外工房で気をつけなければならないのは騒音。

 手作業の場合は問題ありませんが気をつかうのは電動工具です。 
真冬の暖房、あるいは真夏の冷房で隣家が窓を締めきる時がチャンスです・・・・・って、作業にも、すごい過酷な環境ですネ!

 
やはり手作業を重点にして、どうしても電動工具が必要な時に手短にやるのが実質的な対策ですネ。

 
(2015.2.13 追記)

 両面が塗装された厚さ24mmで幅が600mmの集成材が数枚手に入ったので、その中の1枚を使用して、かなりくたびれてきた作業台を更新することにしました。

 従来の作業台と基本的には同じ跳ね上げ式ですが、今までの経験を存分に活かして(・・・なんて大げさなものではないのですが)変更点は以下の通りです。

・手に入った板材に合わせ、奥行きは900から600mmにサイズダウン、奥行きはこれ位で充分です。

・テーブルソーは分離して、新たに作成したトリマーテーブルと台を共有化。 
テーブルソーはこちらです。

・通常は作業台の上にスライドできる合板を置いて作業するようにして、古くなったら合板を更新する方式にしました。
 古い作業台をそのまま流用しましたが、塗装作業、カッター使用等も台の汚れ、傷など全く気にしないで作業に専念できて、実に使い勝手良好です。

 実は手に入れた集成材は表面の硬さ、平滑性は全く問題がない、というか良すぎて滑るために木工作業には不向きなので必然的にこうなりました。

・作業台上に治具や工具を固定するために鬼目ナット、爪付ナット等を予め取り付けました。
 ドリルスタンド、木工バイスの大型用に2か所、小型用に2か所、その他専用治具用です。
 木工バイスは仲間から中古を頂戴しました。
 中古と言っても新品同様です。ありがとうございました。


・壁側の治具類収納を充実させて、従来1段だった治具掛けを3段に、工具差しを大幅に増やしました。
           

 うーむ、これでなんか作品の質も上がるような気がするゾ。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  気のせいです!


 学研のDIY雑誌「ドゥーパ! No.107 (2015年8月発行)」、及び「ドゥーパ!ガレージ&工房ファイル(2015年9月発行)に紹介記事が掲載されました。リンクはこちらこちらです。


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