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N11 キッチンペーパーホルダー    (2004. 6. 19)
  完成品(クリックで大きな写真を表示します)
 うちの嫁さん、すばらしくベリーグレイトです。
優良可なら「優」、企業格付け風に評価するなら「AA+」、会社の人事査定でいえば「S」のスペシャルとなるでしょうか、文句のつけようがありません。
 小さなことにこだわらない大きな心と素直(すなお)な気持ち、それになんといっても 健康です。....頑丈です。....力持ちです。

 ....で、たまにその力が制御できず、ちょっとした小物を壊してしまったりするわけです。(嫁さんを擁護するわけではありませんが、最近ちゃちなものが多すぎます。)

 今回は、プラスチック製キッチンペーパーホルダーを、「あらっ」という間もなく壊して、...いや、壊れてしまいました。

 例によって、しょげるでもなく、小さなことにこだわらないグレイトな性格で、あっけらかーん としています。しょげていないもうひとつの理由は、待ってましたとばかり、こんな小物だったら喜んで作ってしまう奇特な夫が居るからでしょうか?

 早速、「ペーパーの芯は、20mmφの丸棒にして、...それを固定する仕掛けをどうしようか? 簡単が一番だから側板に逆J型の溝を切ってそこにストンと上から落とし込もうか...?」等と考え始めました。

 しかし、考えるまでもなく、トイレットペーパーホルダーのサイズを大きくすればよいことに遅まきながら気が付きました。
 うちのトイレットペーパーホルダーは、最新型?の下からロールを入れると両側の芯棒が跳ね上がって、バネでもどるタイプです。これは芯棒が外れないので、無くす心配もないし、何よりペーパーロールの交換が簡単です。

 ただ、バネを使った複雑な構造は、面倒だし、壊れ易い。やっぱりここは使う人に合わせて、出来るだけ頑丈な構造にしましょう。
 
 部品 組立後

 結局、写真にあるように蝶番を使った単純な構造に決定しました。
 
 もう、力が制御できなくても壊れる心配はなさそうです。やれやれ


●制作メモ

 棚に使った20mm厚の集成材が余っていたのでそれを使いました。全体のサイズは270×80×170mm。側板を切り抜くにはジグソーが必須です。

  
  (2019.4.16 追記)

 トイレットペーパーホルダーの製作で思いついた磁石方式で、こちらもリニューアルしました。

        


 前作は約15年前のやっつけ仕事、というか当時は持てるテクニックを駆使して作っているはずですが、しみじみと見てみると「中学生の工作作品」レベルで、どこにもテクニックはありません。

 トイレットペーパーホルダーでは爪の固定に軸を使いましたが、こちらは蝶番を使いました。

 
 今回はかなりそれらしくなりました。
やれやれ。




 
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