top > マダム修業 > その1 挨拶
人と会ったらまずすること、それは「あいさつ」です。
「あいさつ」によって、相手が自分の印象とどうとらえるか、変わってきます。
「あいさつ」ひとつで、好感がもてたり、もてなかったり。人に好感をもたれるのに
重要要素なのが「あいさつ」です。マダムを目指すには、欠かせないところ。
気品溢れた「あいさつ」を身につけて、マダムにより近づきましょう。
昔から、お辞儀の基本は、「三息の礼」といわれています。
「三息の礼」とは。
一、息を吸いながら頭を前に倒していきます。
二、下げたところで、一度からだの動きを止めて、息を吐きます。
三、息を吸いながら、もとの姿勢にゆっくりと相手に合わせて頭をあげます。
この「三息の礼」を身につけ、実践できたら、お相手にとても良い、丁寧だという印象を与えられることでしょう。
マダムたるとも、首を軽くピョコっとするようなあいさつなどしないものです。
やはり、「あいさつ」の基本中の基本、「会釈・敬礼・最敬礼」をしっかりマスターして使い分けてこそ、「真のマダム」です。
「会釈」・・・・・両足をつけて、手の指先をハの字にして、太ももの付け根あたりに
手をおく。そして上体を約15度かたむけます。
「敬礼」・・・・・手の指先を、太ももの付け根とひざ頭の真ん中くらいにおいて上体を
約45度かたむけます。
「最敬礼」・・・手の指先を、ひざ頭において、上体を約70〜75度かたむけます。
「申し訳ございません」のときは、最敬礼よりっももっと深く、90度くらいに上体をかたむけると、相手により丁寧に伝わります。
「あいさつ」で欠かせないひとつ、それは「笑顔」です。
せっかくあいさつをしても、無表情、仏頂面では、お相手は決して良い印象をもってくれません。何を言おうと「笑顔」は重要ポイントです。
しかし、ニカ〜という気品のない笑顔では、せっかくのマダム修行も台無しです。マダムたるとも、気品に溢れた「笑顔」が大切です。
「マダムの笑顔」とは。
・ 口角を少しあげて、口は閉じて、「にっこり」と微笑む。
・ ふんわりとした雰囲気で。
・ 目は三日月。